トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2020.9.13

 

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▼北京一卡通編 #1361

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【旅日記】

2020.5.5(火)  城壁に囲まれた岔道古城

7:20 アパートを出発。目的地は、延慶区の岔道古城。

昨夜、加藤屋で支付宝デビューを果たし35元の飲み放題でビールを飲み過ぎたか?少々頭痛。何だか熱っぽい気がし、エレベータのボタンを押す前に部屋に戻り検温。36.8℃。昨夜の加藤屋での検温と同じ。少々不安が残るが、改めて出発。

東直門内から635路に乗車。徳勝門南站通過時にホルモン屋をチェック。先週、とうとう看板を降ろしてしまっていたのでガッカリしていたが、その看板が元に戻っていた。これで昼は決まり。

7:57 徳勝門で877路に乗り換え。オンシーズンの休日は蜷局を巻くほど大行列の路線だが、今日はガラガラ。

8:03 徳勝門を発車。乗車率70%程度。

 

このバスは八達嶺長城までノンストップで早いのが良い所だが、乗車待ち時間の長い所がネック。それが無い今は最高。

いつもは右の窓側に座るが、空きが無く左側になった。

 

左側は絶景チャンスが少ないので要注意。

いつもは大型バスが満車になる駐車場がガラガラ。これは相当空いていそう。

9:02 八達嶺長城へ到着。案の定、ガラガラ。それも、一緒に877路に乗って来た人以外は皆無。

何となく距離を保って入場券を購入。

飲食店や土産物屋が並ぶ近道のアーケードはクローズ。

 

休んでいる店はもちろん大変だが、観光客がこの人数では開けている店も売り上げは余り期待できないだろう。

八達嶺熊楽園前で健康カードのチェック。

 

保安に北京健康宝の画面を見せたら、グリーンのシールをくれた。

 

これが現代の通行手形。

誰もいない、、、

ガンバレ〜!

目的の岔道古城は、八達嶺長城の西側。頑張ろう!

通常通り手荷物検査。ところが、検査前に一つ工程が増えていた。

 

バッグをレントゲンに通そうと準備していたら、貰ったばかりのグリーンシールをゴミ箱に捨てろと指示された。

 

持たせておくと、ポイ捨てや文化財に貼り付ける輩が出て来るからな。しかし、こんなにガラガラの所では無駄としか思えない。

'91年に始めて来て以来、何十回と来ているが、こんなに人の少ない八達嶺は初めて。

今まで、ここで人が写り込まないことは一度も無い。

気候も良いし、絶好の登城日和。

君達、良い日を選んだね〜。

八達嶺にしては人影が断然少ない。

北門鎖鈅。居庸関の門。

 

9:26 八達嶺長城を通過。

ここを越えることは難儀だっただろう。

始めて来た’91年、この辺りで食べた飯は、今でも忘れないがクソ不味かった!

 

あの時は、出来て間もない大連−瀋陽を結ぶ沈海高速のサービスエリアで食べた飯もクソ不味かった。最近は殆どそんな経験をしなくなった。舌が慣れたのか、選び方が達者になったのか、美味いものが多くなったのか?

戚継光像前を西へ向った。

八達嶺站を越えた所で、「岔道村→」のサイン。

うわっ!通行止め!

 

残念。ここは直進し、先で入ろう。

城壁が見えた。

 

城壁の上を散策する人が見える。

良く通過する所だが、城壁に囲まれた村だったとは知らなかった。

八達嶺野生動物世界の観光用大型カートがギッシリ整列。

 

クローズしているようだ。今、“野生動物”はなぁ〜、、、

城壁は目の前だが、柵があって近付けない。

お〜、柵で完全に封鎖していある!

 

良く考えると、観光ポイントであるが、ここは生活区。八達嶺長城とは違う。

 

残念だが、村に入ることは諦めた。

10:14 村の案内板を発見。柵が解放されたら、また来よう。

マイカー駐車場のある長城天地からケーブルカー乗り場まで走っている無料バスに向かう人々。

 

ここにもソーシャルディスタンスを示すマークがある。さほど人がいる訳ではないので、大した意味は無いが。

しかし、その先はこの状態。

 

こりゃあ、バスの中は、大久保さんに教えて貰った「集・近・閉」だな。

 

今は近付きたくない。

普段は乗客が大勢いる八達嶺バス停が、着いた時には待ち人“0”で心配になった。

 

5分ほどで目的の919路が来た。しかし、延慶行き。方向が違う。

 

次に来た919路は北京行きだった。乗車率は往路と同じ70%ほど。しかし、このバスは停留所が多いので多少心配あり。それに輪を掛け、初の車内検温。保安が体温計を持ち全員チェック。

12:09 終点の徳勝門で919路を下車し、一目散に徳勝門南站のホルモン屋へやって来た。

 

ところが!開いていない!

 

中を覗くと、テーブルや調理器具はあるが、メニューが掛かっていない。売ったのかなぁ?暫く様子を見なければ。

さて、困った。どこで食べよう?東内小街交差点のホルモン屋跡にできた重慶小面を覗いてみたが、客どころか店員の姿も見えず、パス。重慶小面続きで、東直門医院西側の一碗面に変更。

おすすめの豌豆雑醤面大盛19元をチョイス。辛さを聞かれ、「微辣」で頼んだら、とっても“微”だった。遠慮しなければ良かった。次は堂々と「我要辣的」と答えよう。

 

本日の歩行距離8.0km13,287歩。上った階数8階。目的の岔道古城を目前にして帰って来る事になったが、初めて見る人の少ない八達嶺長城と合わせて良い体験が出来た。



 

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