トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2021.2.6

 

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▼北京一卡通編 #166

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【旅日記】

2021.2.6(土)  春の訪れを感じた徳勝口水庫の氷瀑

7:20 アパートを出発。目的地は、昌平区徳勝口水庫の氷瀑。

東直門内から635路に乗車するつもりでバスを待っていたら、3桁目が“1”になったバスが来た。電光表示のトラブルかと思ったが、横も“135”になっていた。帰りに分かったことだが、本日2/6から路線番号が変わっていた。加えて停留所も一部変わり、北行きも金台路口南に停まるようになった。韓記牛肉拉面からの帰りが楽になるので嬉しい。

徳勝門のバスターミナルも変わっていた。門の南側が閉鎖され、北側に集約。よって北側が非常に混雑していた。

7:45 872路が現れた。待っていたのは数名。全員乗り込むと直ぐに発車。

8:52 定陵で下車。

 

この時間に来るとゆっくり参観できる。

ここからは徒歩。昭陵を経由して徳勝口水庫へ向う。

X027環陵路を南進。

 

前方の標識の下に検問が見えた。さてどうなる事か?

環陵路に面した昭陵村東門。

 

素知らぬ顔で門を潜って村に足を踏み入れたら、検問のジジ・ババに制止された。

 

何と、外部の人間はシャットアウト。ここを進む事が最短ルートだが仕方ない。環陵路を更に南進。

 

環陵路が名前の様に右にカーブすると、昭陵まで500mの標識が見えた。

9:18 昭陵のエントリーへ到着。しかし、封鎖され、参観者は西へ行けとの指示。

 

恐らく昭陵には初めて来た。ここも立派な陵。

前進すると直ぐに到着。

門に体温測定の看板。監視しているのか?門に足を踏み入れた瞬間に、奥の小屋からオバちゃんがガン型の体温計を現れ大声で呼び止められた。面倒なので直ぐにUターン。

昭陵は大峪山の東麓に位置し、明の第12位の皇帝である朱載とその三人の皇后の共同墓地

これまで何度も破壊され、’87/4〜’92年に修復。明十三陵の中で第1基の大規模な修復修理の陵園。

長陵、定陵と共に陵墓区を正式に開放している。

こんな時期で無ければ近付いていた。残念。

徳勝口水庫を目指し、再スタート。

 

前方に上り坂。山間部も近付き、上り坂を覚悟。

9:32 G110京銀路を北へ進み始めたら、前方からバスが来た。

 

ダッシュボードに立て掛けられた行先ボードを見ると、「昌35路」。以前、溝崖自然風景区へ行こうとして待ったが来なかったバス。走っていないと思っていた。偶然遭遇しビックリ。調べてみると、4/日あった。

張家口184km、結構遠い。

9:50 徳勝口民俗村を通過。

 

溝崖自然風景区の道標があった。今は村へ入れないので行けないが、今日のルートで行ける事が分かり収穫。

G7京新高速終点の看板が見えた。こんな所で終わっているとは思いも寄らず。

京新高速終点を越えて直ぐ、左前方に見えた橋のアーチの奥に氷瀑らしき影が見えた。

ガードレールを乗り越え川に近付くと、間違いなく氷瀑。

足下を見ると、川へ降りるルートが出来ていた。有り難い。

 

急な上に、滑るので細心の注意を払って降りた。

川には石が並べてあり横断可能。至れり尽くせり。

この場所に違いない。

10:06 徳勝口水庫へ到着。

 

橋を潜ると、向こう岸の橋の袂に階段があった。そして、ここにも石が並べてあり横断可能。一瞬で帰りのルートが決まった。

ネットで見た写真は水庫の壁も川も全面氷り付き、壁を覆う氷瀑の前で遷したものだったが、すっかり小さくなっている。今週の急激な気温上昇で融けたのだろう。春の訪れを感じる。

日陰はまだ分厚い氷に覆われている。小屋のドアはまだ暫く開きそうにない。

壁から落ちた流氷。

川を渡り、階段を上った。

 

着いた先は、G7京新高速。

本来はフェンスで遮られ、このアングルでは見えないのだが、先人がフェンスを倒していたので導かれてここに着いた。

見ると、反対側もフェンスが倒されている。あそこから京銀路へ出られそう。遣りたい放題。

しかし、ここはG7京新高速。北行きは終点になっていたが、入口は無かった。南行き路線だろうか?車は一台も来ないが、開通しているなら長居は無用。だが、少し先まで行ってみよう。

水庫はどこまでもカチカチだった。

10:20 橋から氷瀑を眺め帰路に着いた。

 

溝崖自然風景区の写真をチェックしたら、中央のアーチ橋が写っていた。どうやら、この辺りがその場所だったようだ。

それにしても、一台も走っていない。閉鎖か?

 

G7を横断すると、コンクリートブロックの間を通り抜けて京銀路へ戻る事が出来た。もし次に行くことがあったら、このルートで川に降りよう。

帰路は泰燕路を通り、康陵からS212昌赤路に出て長陵に向かく周遊ルートを計画して来たが、

泰燕路が封鎖されており、往路を逆戻り。

昭陵を越えた所で不思議な標識に遭遇。

 

既に通り過ぎた昭陵が直進。直進が最速ルートの定陵が左折。何じゃこりゃ???

11:23 定陵に戻って来た。左前方には昭陵も見える。

 

11:35 想定通りの時間に872路が来た。

12:45 徳勝門が近付いた。バスレーンを悠々と進む。

徳勝門の南にあった小屋も撤去され景観が良くなった。

徳勝門南站から135路に乗って帰宅。

 

普段ならここでホルモン煮込みを食べるのだが、春節休暇中なので仕方ない。

本日の歩行距離12.2km17,668歩。上った階数6階。明日の日曜日は春節前の変則勤務。今日は軽く北京植物園に行くことも考えたが、行って良かった。一週間後には氷瀑の姿は無いかも知れない。

 

アパートでは、少し前からエレベーターホールに春節を祝う飾り付けをしている。会社では、小年の昼食に皆で餃子を食べた。会社の組合からは、果物、野菜、NUTSセットの配給があった。いよいよ春節。しかし、北京から出られず嬉しいやら悲しいやら。それに輪を掛け残念なことが発生。春節用に買った公園パスで入れる17公園中10公園が春節休み中は無料になり、しかも予約制になった。何じゃこりゃ!



 

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