トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #140
【旅日記】
2020.6.26(金) 蟒山国家森林公園から十三陵鎮へ
7:20 アパートを出発。目的地は昌平区の蟒山国家森林公園。 昨日から、端午節の3連休。昨日は九州で大雨が降ったそうだが、中国でも三峡ダムが決壊するのではないかと言われるほど、最近は雨が多い。この所、北京でも激しい雷と猛烈な風を伴う嵐に見舞われることが度々ある。昨日も雨と雷の予報だったので、折角の3連休初日だが遠出は自粛。今日は、雲が厚く爽やかには程遠い天気だが、雨の予報は出ていない。COVID-19への感染は心配だが、身体がウズウズ。不要不急の外出。 東直門北から44路外環に乗車し、徳勝門西で886路に乗り換え。 |
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徳勝門西のバス停は回廊の様に長い。しかも、案内が不親切。見つけられず通り過ぎてしまった。 7:50 タイミング良く886路が来た。乗客は両手もいない。 普段の3連休では激しく渋滞する京蔵高速が、今日はガラガラ。皆さん自粛しているのね。 |
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9:03 蟒山国家森林公園へ到着。886路の終点なので難易度が低く安心な反面スリルが無く緊張感に欠ける。しかし、車窓から見た昌平の街には、やたら食堂が多く面白かった。 886路はずっとガラガラだった。途中で少し乗り降りあり、終点まで来たのは片手と少し。人気が無いのは、こんな時だから? |
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ドライブスルーのPCR検査と見間違うような光景。スマホで駐車場の料金を支払い、紙の駐車券を受け取るために並んでいた。もっと上手く出来ないのか? |
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特設カウンターに入場を待つ人が群がっていた。入場料は先払い。保安に健康カードを見せて進む仕組みなのに何故? この滞留を見て一気にモチベーションが下がった。 |
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先ずは案内板を確認。日本語の説明文もあり親切。 山の上に天池あり。しかし、人工で、しかも今は営業していない? |
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西南1門。本来はこの坂を上った先に售票処がある。 涼しくて山登り向き。しかし、霞が掛かり視界が悪い。それに、あの滞留。下がったモチベーションは回復せず、中に入らず辺りを散策することにした。 |
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蟒山路を前進。十三陵水庫が眼下に見える筈。 |
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キツイ坂を上る。この時ばかりは曇り空に感謝。 |
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西南2門。1門で駐車券を受け取ったクルマはキツイ坂を上り、この2門から駐車場に入る。そして、人は1門から入場。大変だ。 |
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案内板の無ければ、案内もいい加減なので門の前で大混乱。 |
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更に前進すると、「十三陵 5km」の標識があった。 この標識を見て、十三陵まで歩き、872路で帰ることに決めた。 |
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9:19 蟒山国家森林公園とはこれでお別れ。 |
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X037水庫東路を西へ。 20数年前は、狭くて街路樹も整備されていないスリルのある道だったが、立派になったものだ。 |
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十三陵水庫が見えた。 |
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前方に賑わい。何だろ? |
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観光客を狙う露天商だ。 水遊びの玩具に果物などなど。 |
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午後は暑くなったので良く売れたかな? |
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対岸のトライアスロン場が霞んで見えない。 |
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森林公園に入ると、背中側のあの山から水庫を一望? |
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蜂蜜。写真を撮ったらババアが吠えた! |
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3kmマーカーが現れた。これを励みに前進。 |
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振り向くと、サイクリストにツーリングライダーが結構な勢いで坂を下って来る。ここから先は下りメイン。どうぞ安全に。 |
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パラグライダー基地。封鎖しているが、健康カードと体温計測で入れる。しかし、飛行している姿は見なかった。 |
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柵の向こうに、看板があった。 雰囲気がゴルフ場の様だったので覗き込んでみたら、右下に「北京国際高爾夫倶楽部」と出ていた。やっぱり。懐かしい“十三陵”だ。目を凝らして見ると、一面草が伸びているがコースの面影がある。 いつ廃業したのだろう? |
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いつも、左の水庫東路から、この球場路口を左折しゴルフ場へ向っていた。 門柱の看板は剥ぎ取られていた。 |
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偶然にもここまで来たのだから、クラブハウスに向かって行ける所まで行ってみよう。 プレー前、この上り坂を進むクルマから右に見える緑のフェアウェイを見て「今日は頑張るゾ〜」と気合を入れ、プレー後は、結果は兎も角、風呂・飯・酒で出来上がり気持ち良く、いつしか眠りに着くのが常だった。 |
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コースは、以前のまま。ちょっと整備すれば使えそうに見える。 |
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道路標識は以前のまま。 |
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10:09 到着。右のゲートを入ると、右手にクラブハウスが現れる。 残念ながら、ゲートは閉まっていたので外からチェック。クラブハウスも以前のままだが、さながらお化け屋敷と言った感じ。廃屋は恐ろしい。ゲートの向こうに駐車車両が2台有ったので使っているかも知れないが。 初めて北京に来た'91年、このクラブハウスで食べたカツカレーの美味しさが忘れられない。 |
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水庫東路に戻り、前進。 農家飯の良い匂いが漂って来る。両側に並ぶ食堂は客を迎える準備で忙しそう。期待通り呼び込めただろうか? |
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徳陵村へ向かう徳陵路と合流。ここを左折。 |
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左折すると、両脇が駐車車両でビッシリ。何ごと? 前方でS212昌赤路に突き当たる。ここが水庫東路の起点。想定通り、3kmマーカー、5km標識はここまでのことだった。 昌赤路を左折すると、目の前が872路のバス停。 |
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10:46 七孔橋バス停へ到着。 昌赤路は北行きがやたら混んでいる。理由は、この先の昌平七孔橋花海へ行きたい観光客が駐車場を探して右往左往しているからだった。好き勝手に割り込むわ、Uターンするわ、メチャクチャ。 しかし、これだけ人が出ていれば、どの食堂も賑わったことだろう。 |
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確かに良く咲いている。去年来た時とは比べものにならない。 |
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872路を終点の徳勝門で下車。ホルモン煮込みを食べようと考えていたが、ネットのバーゲンでスパゲティーを9kg買ったこともあり麺が続いていたので米が食べたくなり、アパート前の川兪人家で尖椒肉絲盖飯を食べた。これも良く食べるが、中々飽きが来ない。最近は、赤唐辛子も残さず食べるようになった。 本日の歩行距離8.8km、14,451歩。上った階数12階。出発時には思いも依らない結果になったが、少々タイムスリップもして楽しかった。 |