トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2020.8.23

 

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▼北京一卡通編 #146

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【旅日記】

2020.8.23(日)  空白地に気付き南海子公園へ

7:30 アパートを出発。目的地は大興区の南海子公園。

今週、北京一卡通編のサマリーページを作る過程で大興区が空白地であることに気付いた。新空港が簡単にできるほど、大興区は真っ平らで目ぼしいスポットが無い所だが一ヵ所も足跡を残していなかったとは我ながら驚いた。南海子公園には、そろそろ行ってみようと思っていたので、これが丁度良い決め手になった。

東直門内から106路に乗車。紅橋路口北で599路に乗り換え。どちらもバスも殆ど待つことなく来た。運良し。

599路は紅橋市場と天壇公園の間を南へ進んだ。朝早くから天壇公園には市民が大勢集まっていた。涼しくなり、朝の運動には絶好。

9:15 中信新城西区西門で下車。

 

ここから徒歩1.3km

南海子公園の道標を発見。足が曲がり、しかも工事用フェンスの向こう側で頼りないが、人の流れも有るので従った。

9:31 南海子公園東門らしき所へ到着。

 

駐車場から出て来た家族連れに続いて入場。

 

入場は無料。

木陰は涼しく、歩き易い。

ここではテント禁止。

そしてハンモックも。

日時計かと思ったら、時刻は彫ってあるが位置が全く違っていた。

所々に園内の地図が出ている。しかし、劣化していて何処に何があるのか?現在地すら分からない。

 

地図の横にQRコードがある。読み取れば何か出て来るかも知れないが、そんな面倒なことはやる気がしない。

お〜、フェンスに高台。観鹿台か?

 

いや、違った。立ち入り禁止区域。

 

どこへ行けば鹿に会えるのか?

池に出た。

 

沢山ボートが出ている。

南門が見えた所に公園の説明が幾つか並んでいた。

 

これを見て、漸く状況が把握できた。観鹿台の場所も分かった。

この辺りは、遼、金、元、明、清、5朝の皇室の猟場だった。

 

真っ平らだからなぁ。

これこれ、バス停から東門まで何回も写真を見た。

それほど混雑していない。例年は、きっと数倍の人出なのでは?

池には小魚がウヨウヨ。

 

これで分かった。東門で、後ろから来た小僧が保安に注意されていた。タモを持っていたら、間違いなく掬う。そして、いずれ池に落ちる。まぁそう言うことだ。

ボートのチケット売り場には行列。

 

私は入場前からマスクを外していた。入場時は、マスクも健康カードのチェックも、体温計測も無し。完全に元に戻っていた。しかし、入場者の半数はマスクを掛けていた。涼しくなったとは言え、掛けて歩くと暑い。皆さん、何故外さないのだろう?純粋に、感染が心配なのだろうか?誰も信用できないのか?

夏の終わりが近付いて来た。冬になると、北京にも第3波が来るのか?

バス停から何回も写真を見たもう一つが、石橋。しかし、もっと立派だった。写し方???

暑さを我慢し一ヶ月早く来れば、もっと素晴らしい風景に出会えたかも。

観鹿台入口。

鹿を驚かさないよう、小屋になっている。

小屋では、僅かに開けられた隙間から覗く。

しかし、鹿の姿は全く無し。残念。

運が良ければ、こんな姿が見える。

青い屋根のカートがフェンスの向こうの日陰で止っていた。てっきり係員がサボっているのだと思ったら、客の乗ったカートが後ろからノロノロやって来た。

 

フェンスの向こうは鹿が放し飼いになっているエリア。そこに入ることも出来る様だ。

先に進むと、高台から池が見える麋角台があった。

遥か彼方に、いるじゃな!

しかも、多い。

 

“看板に偽りあり”と思っていたので少々吃驚。

フェンスの外に孔雀。どこから来たのか?

続いて、北側の二期園区へ向った。

新しいだけあり、こちらは案内図がしっかりしている。

お〜、これこれ。写真で見た石橋。

池に桟橋が見える。

さすが北京市最大の湿地公園。

池の向こうに高層マンション群が見える。これから、まだまだ増えて行くことだろう。

11:25 中信新城西区西門バス停に戻って来た。

 

バス停と言っても、バスが停まるスペースが無い。路肩は駐車場にするのが当たり前。バス停前には、辛うじて人が通る分、幅2mほど空けてある。文化が違う。

アパートに帰り昼食。メニューはスペシャルラーメン定食。食べ終わった所で、夕食のお誘いが来ていたことに気付く。既に午後2時近く。明日の朝まで持ちそうなほど満腹。困ったな〜。しかし、その場に直面すると結構食べられるんだよね。何せ、望京の絶味五花肉だから。

 

本日の歩行距離12.1km17,011歩。上った階数6階。涼しかったので助かった。

これで空白区が埋まった。さて、次はどこへ行ってみようか。



 

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