トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2020.6.21

 

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▼北京一卡通編 #139

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【旅日記】

2020.6.21(日)  COVID-192波で棋盤山景区は封鎖

7:25 アパートを出発。目的地は昌平区の棋盤山景区。

豊台区の新発地農産品卸売市場が流行発生地と言われる第2波で、先々週末から日を追う毎に北京は再び警戒が厳しくなった。先週水曜日には、我が社も出勤者を半分以下にする措置が採られた。これが、昼休み直前に決まり、バタバタと準備。しかし、こういう時は素早く、13:00にはすっかり帰宅していた。今回はいつまでこの状態が続くのか?困ったものだ。

9:03 陳庄へ到着。東直門内から635路に乗車し、徳勝門で919路に乗り換えて来た。ここまでは順調。

9:43 漸く次の357路が来た。昌33路でも良かったので心配せず来たが、ガッカリ。

 

久し振りに乗る路線なので、どちらも本数が少ないことを忘れていた。

本数が少ないので乗客が多いことを心配したが、ゆったりしておりホッとした。しかし、態々マスクを外して大声で喋り捲るババアがおり、迷惑千万。

10:22 瓦窑で下車。200mほど先を左折。

の筈だったが、ここに検問。

 

この検問が通過できず、棋盤山を目の前にして断念!

 

海抜312m。ここから見ると然程高い山ではないが、山肌に見える真っ直ぐ山頂に向かう階段を登るには覚悟が要る。この天気では、折角登っても景色が良いとは思えない。など考えつつ、バスから見えた少し手前の封鎖されていなかった入口へ向った。

棋盤山景区の紹介があった。日本語でも紹介されている。しかし、かなり色褪せており心配。

 

棋盤山は新北京十六景の一つ。良く分からんが、「毎年48日、仙人が対局し、落子は石、碁盤は山と呼ばれている」そうだ。山頂は四角く碁盤の様だとか。そして、東は居庸関、南は妙峰山が見渡せると。

またも封鎖!しかも、バリケードで。

 

ガードレールの下を潜って進む事は出来そうだが、どこから監視されているか分からないので無理は禁物。

すごすごと戻る。

 

地層剥き出しの手前の山にも展望台。しかし、アクセスルートが見当たらない。

最後に残った南側の平安寺ルートに賭け、坂を上る。

しかし、坂を登り切った所でここにも検問!

 

もうお手上げ。

バスが走るS219南雁路に戻り、一つ手前の王峪溝バス停へ向った。

 

夏至の今日は真上から太陽がギラギラ攻撃してくる。気温34℃。暑い!しかし、木陰にいると時折吹く風が涼しくて気持ち良い。

11:19 王峪溝バス停へ到着。始発の発車時刻は、、、11:25。今度は大して待たなくても良い。

木陰に腰を降ろしていると、

裕福になった中年達がバイクを連ねてやって来た。気持ち良さげで、羨ましい。

 

11:34 バスが来た。定刻に発車したようだ。朝と同じ陳庄で919路に乗り換え、帰路に着いた。

徳勝門に戻り、徳勝門南站前のホルモン屋へ直行。いつもは精品大腸を頼むが、今日は炸醤面と決めて来た。初のトライ。実に素朴なスタイルに味。気に行った!

奥のデブのオッチャン、消毒がやけに入念。座るや否や、カバンから携行スプレーを取り出し両手へたっぷり。次に、出て来たビール瓶の口を指で塞ぎ、瓶全体にスプレー。そこまで遣らなきゃならんほど深刻なのか?

 

本日の歩行距離4.7km7,839歩。上った階数3階。オッチャンのあの消毒を見てしまった今、何だか外に出るのが億劫。会社の労働組合から野菜の支給もあったし、今晩は自炊だ。



 

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