トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2020.5.30

 

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▼北京一卡通編 #1221

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【旅日記】

2019.10.2(水)  地底に広がる世界へ

4:30 起床。山海関へ行くため、四恵長途汽車站6:30発の秦皇島行バスを目指し5:25出発。ところが、9/30-10/2は運休!参った。

2ndチョイスは、去年の国慶節に断念した房山区の石花洞。ルートを変え、チャレンジ!

8:50 四恵/58路→日壇路/9路→前門西/901快→燕化動力廠/22路→石花洞路口/43路と沢山乗り継いだが、実に運良く、トントン拍子に到着。

今や観光業に力が入る村。バス停から入口までカートあり。片道10/人、往復15/人。

歩き始めると、直ぐに急勾配になった。乗って体力温存が良いかも。

9:07 入口へ到着。早く着いたので気分が良い。

前方の月亮山度假村にはウォータースライダーなどあり。

入場料70/人。高いな〜。

その割には、入場前のチェックが人力。少々心配しつつ入場。

中に入ると、正面に地蔵が待ち構えている。挨拶し中へ。

早速巨大な空間。余りに近く、作りモノではと疑うほど。

出た出た、記念写真。小1枚無料だって?

7層のうち4層まで公開されている。

日本語の説明があるので嬉しい。

兎に角大きい!銀狐洞でも感動したが、スケールが違う。

名前の通り、石の花が咲く。

地底にこんな世界が広がっているとは驚き。

どんどん下る。銀狐洞では最後に地獄の登りが待っていた。不安。

通行止めでホッとしたが、更に下へ続いていた。

濡れており滑るので要注意。

それ以上に登りが恐ろしい。

「毛主席万歳!」、「毛玉」と読んではいけない。

7層まで開発したら凄い事になるに違いない。その時はエレベーターが付くか。

酒蔵登場。年中13℃で保存に丁度良いらしい。

最後の4層目へ。

 

この下に未だ3層あるとは恐るべし。

そこに小瓶の白酒販売所。

出口直前には大量の甕。商売熱心。確かに写真もくれた。証明証サイズだったが。

出口前でも早速。

面白いが、原形のまま持ち帰るのは困難か?

帰路はタッチの差で1時間に1本のバスを逃し、石河洞路口まで、徒歩3km 40分。

「折角ここまで来たので水峪村へも」これが思わぬ苦労を招いた。

先ずは、石花洞路口で房23路のバス待ち1時間。

13:23 水峪村へ到着。

観光客が挽いているのかと思ったが、村人が商品を作っている所だった。

村随一の楊家大院。

修理は完了したようだが公開されておらずガッカリ。

有料で公開すれば良いと思うが。

古道がある。相当険しそう。

朽ち果てた民家も多い。

趣のある所も多く残っている。

毎度思うが、この山奥で良く生活している。

帰りは水峪路口まで徒歩で戻る。

20分ほどでバスが来た。良かった。日没時刻に市内へ戻った。

終点の前門まで行く筈が、地下鉄で1区手前の和平門で交通管制。バスから降ろされた。

交通規制が続き、動かなくなったため。

地下鉄も前門は通過するため人が多い。

盲流に続き歩いて行くと、天安門広場へ出た。

昨夜の大花火大会はおろか、パレードの跡形も無し。いつもの国慶節よりも地味。

しかも、普段よりも安全検査が緩い。

人、人、人。行きはヨイヨイ、帰りに動かず難儀した。

 

天安門は通行止めで珍しい写真が撮れた。

習金平さんがパレードで乗っていたのと同じ紅旗に出会った。政府要人か?

夕飯は、昨日の昼に食べられなかった第一楼の灌湯包。またも値上がりし、伝統灌湯包は1232元。それでも大繁盛。炒合菜39元も美味しかった。

本日の歩行距離17.7km 29,222歩。上った階数44階。朝早くから暗くなるまで、良く活動した。

石花洞のスケールの大きさには驚いた。

 

▼おまけ−全人代が終っても全てが元に戻った訳ではなかった

20.5.30(土)晴

 

7:45 アパートを出発。目的地は、房山区の万佛堂孔水洞と花塔。東直門北から44路に乗車。前門西で下車し、901快へ乗り換え。乗車率4割程度。停車の度に増えたが、7割程度で高速道路へ入った。

9:27 閻村で901快を下車。バスを待つ人数が以前と変わらなくなった。次のバスが心配。

一昨日、5/28に全人代が閉幕。北京市内は春節前と変わらぬ人出に戻った。6/1からは、ナンバープレートの末尾番後による交通規制が再開。通勤が面倒になる。

9:32 三択で待ち、一番早く来た833路に乗車。

 

案の定、人が多い。窓が全開になっている席が空いていた。ラッキー。

途中の坨里の街には、露店が200mほど軒を並べていた。

 

以前は見た記憶がない。これもCOVID-19の影響か?

10:08 磁家務で下車。ここからは徒歩。

 

このバス停は、X009閻東路、石花洞路口の3つ手前。

バスが通り過ぎ、正面に見えた道を進む。

 

早速村の中へ。嫌な予感。

検問の様なゲート。しかし、ここには誰もいない。ヨシヨシ。

100mほど先にあった。

スルーを試みたが制止された。「どこから来た?」など、質問責め。それに応えつつ、Health Kitを見せる。しかし、今一つ反応が悪い。それでも、体温を測り、台帳記入が始まった。名前を伝え、次ぎに身分証明書のNo.。パスポートNo.を伝えても聞き取ってくれないので、ペンを取り自分で記入。しかし、彼らは中国のNo.を要求。パスポートを取り出して見せても納得せず。残念ながら、ここで断念。

 

機械の如く融通の利かない村人達だったが、こんな所に来る外人はいないだろうから仕方ないか。

10:23 X009に並んで流れる大石河に架かる歩道橋から花塔が見えた。孔水洞は後方右手の山?

警戒が解けたら行ってみよう。

広場一面に花。長閑な風景。

それは、彼らが造り出したものだったようだ。

13:05 市内に戻り、朝暘公園路の韓記牛肉拉面へ。

 

予定外の早い戻りで、明日行く計画を変更。春節前に休みになり、ずっと再開されなかったが、全人代閉幕の5/28に再開するとネット情報があった。その前に、大通りの検問を通過できるかの問題もあるが、ダメなら欧記専業麻辣燙で涼面を食べる代案も考えつつ行ってみた。

検問は続いていた。しかし、以前は住人以外はシャットアウトだったが、Health Kitでグリーンマークを見せると台帳記入どころか体温測定もせず通してくれた。同じ北京でも、場所によって対応は様々。

やってる、やってる。外で気持ち良さそうに食べている。

いつもの特大に、肉団子と煮卵をトッピング。ビールを付けて、休み前と同じ21元!最高!

 

結局、良く行く食堂の中でCOVID-19閉店はアパート近くの麻辣燙だけ。体力あるね。

 

本日の歩行距離4.2km6,928歩。上った階数2階。こりゃいかん!



 

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