トコトコ中国バスの旅 |
|
|
|
|
|||
▼北京一卡通編 #141−1
【旅日記】
2020.7.4(土) 新発見を生んだ北京市四座楼市自然保護区
7:25 アパートを出発。目的地は平谷区の北京市四座楼市自然保護区。 東直門バスターミナルから、852路大站快車に乗車。久々の平谷。バスの車内はガラガラ。高速道路もガラガラで順調だったが、地道に出た所でバスが路肩に停車した。故障かと思ったら、警官らしき姿の一団、7-8人が乗り込んで来た。手には体温計とバインダー。そして、上から目線でアレコレ指図。朝から気分が悪い。 8:55 平谷世紀広場で下車。地下道を通り、対角の暢観楼バス停へ移動。 |
|||
9:13 平11路が来た。30分間隔の運行とのことなので、まあまあ。 しかし、このバスが来たら大勢動いた。早くしないと席が無くなるかも。 |
|||
案の定、最後の一人は立ち乗り。 そして、街を出る頃には超満員になった。 バスはS230平豊路を真っ直ぐ北へ進む。 |
|||
間も無く登坂開始。 9:46 グングン高度が上がり、ピークの熊尓寨郷展望台を通過。 |
|||
9:52 「熊尓寨路口」のアナウンスがあったので下車。 ところが、下車して目にしたバス停の名前は「北土門北口」。なんてこったい! 一区なので、歩いて風景を楽しむことにした。 |
|||
戦闘遺址。興味が湧いたが、入れない。 |
|||
比較的涼しく歩き易いが、時折通る車がどれもこれも乱暴な運転で恐ろしい。 |
|||
地層剥き出しの山を眺めながら先を急ぐ。 |
|||
10:05 下車する予定だった熊尓寨路口が見えて来た。 |
|||
こんな山の中に、こんな立派な学校とグラウンド。恐るべし。 もちろん今は誰もいない。 |
|||
S230を右折し、熊東路を東に進む。 3.7km先の世外桃源を経由するルートだが、世外桃源から先が繋がっているのか否か分からない。ダメなら諦める覚悟で出発。 |
|||
この道は、ひたすら上る。 こんな所に食堂が2軒。蜂の子はじめ、地元料理が売り。果物狩りをし、蜂の子を食べて帰る? 後で分かったことだが、右側の上りがキツイ白洋路は北京三洋古火山旅遊区に続く道だった。今度行ってみよう。 |
|||
栗林の道を前進。 |
|||
四座楼は左前方。あの山か?高いなぁ。 |
|||
10:34 残念!通行止め。 第一目的地の世外桃源まで約1km。 それなら、もっと手前にゲートを作ってよ。と、思う一方、上りが終り有難くも思う。 |
|||
10:58 熊尓寨路口に戻った。時間が有るので、S230を北に進み、四座楼へ行くもう一つのルートを調査。 ほんの数歩歩いたら、前から平11路が来た。一瞬考えたが、時刻だけ確認し、スルーして先へ進んだ。 |
|||
一直線で見通しが良いのも良し悪し。結構ツライ。 |
|||
あと500m。漸く路肩が広くなり歩き易くなった。 |
|||
ここで「世外桃源」の石碑にご対面。 |
|||
北京旅遊諮詢、インフォメーションセンターを越えた所に広場があった。 ここで漸く「四座楼」の文字を目にした。 |
|||
広場には大きな風車。回っていないが。 |
|||
片隅では、老人が果物や木の実を並べ細々と商売。 |
|||
11:15 ここから四座楼市自然保護区へは、、、9.6km!四座楼は、山頂に明代長城の見張り台が4つあることが名前の由来。行ってみたいが、この時間からではちょっと無理だなぁ。 地図を良く見ておこう。 |
|||
風景も良く見ておこう。 |
|||
正面に見える山が古火山だろう。 |
|||
干上がった大沙河に並行するX003熊南路。四座楼、古火山ともこの道を進む。 ここも通行止めかと思ったが、通り抜ける車の様子では通行可能と思われる。 |
|||
熊尓寨郷政府バス停で待っていたら、平58路が来た。 どうせなら違うルートで帰りたいと思っていたので、渡りに船。躊躇わず乗り込むと、ドライバーが「11路じゃないよ」と、一言。ぶっきら棒だが、親切じゃん。 平58路は、熊尓寨路口を右折。これで熊尓寨路口は四方全て制覇。 |
|||
熊尓寨路口から先は一気に山を下り、半円状のルートで平谷の街へ向う。平11路と比べると、随分大回り。 山を下ると、桃畑に突入。 |
|||
道端には桃の露店が並ぶ。 |
|||
平谷大桃市場前には露店がズラリ。 |
|||
桃の花が咲く春には素晴らしい景色に出会えること間違いなし。平58路は本数が少なそうだが、頻繁に擦れ違った平22路に乗るのが良いだろう。 暢観楼で平58路を下車し、平谷世紀広場から852路に乗車。帰りは何のチェックも無し。終点の東直門まで、所々ウトウト居眠りをしながら帰って来た。 |
|||
14:32 今週も韓記牛肉拉面で遅い昼食。今週は、面を”毛細”にした。細く舌触りが滑らかで美味しい。その分噛み応えが少ない。太面は噛み応え十分だったが、少々重い。う〜ん、ノーマルがベストかな。今日は遅かったので、煮玉子が売り切れ、ビールが温かった。14:00を超える時は諦めた方が無難なようだ。 本日の歩行距離8.0km、13,469歩。上った階数1階。四座楼市自然保護区には着かなかったが、山の風景を堪能し、北京三洋古火山旅遊区を発見したことは大きな成果だった。 |
|||
▼後日記−出直し三洋古火山へ |
|||
’20.7.19(日)晴 6:45 三洋古火山に向けアパートを出発。東直門バスターミナルで嫌な予感的中。852路大站快車のラインには7:00の始発を待つ長い列。しかし、乗ってみると乗車率は6、7割。ゆったり乗れて良かった。 東高村橋ICで京平高速を降りると、前回同様料金所前に待ち構える警官の一団が乗り込んで来た。前回はアレコレ聞かれうんざりしたが、今回は健康カードとパスポートを見せ1人目をクリア。2人目の体温測定は当然OK。簡単なことだが人によってバラツキが大きいのか、乗客が多くて面倒だったのか? |
|||
平谷世紀広場で下車し、平11路に乗り換え。 ラッキー、2分待っただけで来た。しかも、ガラガラ。 |
|||
昨日は小雨模様で出発延期。今朝も雲が多かったが、予報通り回復。良かった。 8:48 花峪路口で下車。最速! X003熊南路に入ると前から平58路が来た。 今日もマーカーで距離を確認しつつ進む。 疫病が無ければ桃の即売で賑わっていたことだろう。 山の頂に長城の見張り台らしき影。 |
|||
ここなら蜜は山ほど集まる事だろう。 柵も作らず鶏を放し飼い。大らかだねぇ〜。 果実は農民の労働の成果。つまみ食いは罰金100元。そりゃそうだ。 |
|||
昨日、什刹海で見逃した蓮の花。 門の奥に風格のある屋根が見えるが何? とうもろこしの大きな実と蝉の鳴き声が夏を実感させてくれた。 |
|||
9:12 花峪村入口で検問。絡まれないよう注意して前進。 村委会方向が封鎖された交差点の先に、山を模った「三洋古火山」の看板。 中腹に塔が見える山の辺りか? 9:30 花峪水庫が見えた。確か、水庫より随分手前だった筈だが、、、 折角ここまで来たので水庫まで行こう。 お寺らしき、木造の立派な建物が見え気になるが、蜂が飛び交い恐ろしくて近寄れない。 川は干上がっているが、水庫は満々。 景観台でUターンするつもりだったが、どこまで行ってもそれが無い。 水庫に向かい道。しかし、警告が2枚。これを見てUターン。 壁に「千里の道も一歩から」。ここは、北京平谷国際徒歩大道22.5km地点。 古火山目指し、警備当番のいない所から村へ進入。 村の中で平58路の終点を発見。 北の山に石積みが続いている。長城?いやいや、崖崩れ防止だった。 朝顔が自生。長閑だなぁ。 やっぱり塔の所だ! 10:32 三洋古火山售票処へ到着。 門は開いていたが、售票処は無人で朽ちていた。 見所豊富。古火山口まで1,850m。 怪しいが前進すると、オヤジが大声で「師傅」叫んできた。無視して進むと、案の定、閉まっていた。 オヤジに「入れないね」と、軽く声を掛けUターン。 帰路は最短ルート。 |
|||
11:08 花峪路口が見えた。道路脇の畑には、大きな実が連なった桃の木が並ぶ。見るからに美味しそうな上、ちょっと手を伸ばせば届く。つい手が伸びるヤツもいるだろうなぁ。 本日の歩行距離12.4km、19,945歩。上った階数1階。今日も良く歩いた。何せ、三洋古火山まで1時間以上余分に歩いたから。 三洋古火山は、駐車場整備だろうか?工事をしていた。きっと復活するだろう。火口まで是非行ってみたい。 |
|||
おまけ 天気の悪かった昨日は、拉面を食べて蓮の花鑑賞の予定を組んだが、什刹海がまたも封鎖で断念。 出掛けに、アパートの横で蓮売りにバッタリ。 この時は、良い前触れの様な気がしたのだが、、、 |
|||
博多ラーメン一幸舎の各テーブルには、薬味と一緒にガーリックプレッサーが置いてある。半分ほど食べたら、大蒜を絞りパンチを加えるのがいつもの食べ方。前々からあの道具が欲しかった。今週、ネット通販で探すとあっさり見つかった。しかも、一幸舎と同じと思うモノもあったので即購入。届いたモノは、重量感も使用感も同じで嬉しい。 これを韓記牛肉拉面に持ち込み。拉面を待つ間、必死で大蒜の皮を剥く。嬉しさのあまり、5片も。拉面が来たら、早速プレス。生大蒜を齧りながら食べると、時々辛味で舌が痺れ大汗を掻く事があるが、その心配が無い。しかし、次回は一幸舎のラーメンと同じように、最初はオリジナルで楽しみ、途中で投入し2度楽しむことにしよう。 帰りは、アパートを通り越し什刹海へ。しかし、封鎖されており、ガッカリ。バス停に向かい鼓楼前を歩いていたら、土産物屋の店頭に並んだ泥人形に引き込まれた。上手に作るものだ。 |