トコトコ中国バスの旅

 

Update : 2020.1.11

 

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▼北京一卡通編 #132

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【旅日記】

2020.1.11(土)  凍てつく雲瀑溝景区へ

7:30 アパートを出発。’20年最初の目的地は延慶区の雲瀑溝景区。氷の世界。

 

東直門内から635路に乗車。徳勝門で919快に乗り換え。

 

8:00 首尾良く919快に乗車。車内も空席が多く、2人掛けを占有。ゆったり出発。難点は、後ろのオヤジのスマホの煩さとシートバックを押す膝。コノヤロ〜!

9:29 延慶南菜園で下車。ここでY15路に乗り換え。

 

このバス停は1ヶ月ぶり。前回は、2時間以上待ったが目的のバスが来なかった。今日は更に寒い気温-7℃。そんなことにならない事を祈る。

Y15のサインをチェック。

 

「首車 6:30 末車 17:00」。日に数本の路線発車時刻がキッチリ書いてあるので、恐らく何本も走っていると思う。しかし、発車間隔が分からない。困った。

 

地図アプリで検索すると、あと2分で来ると出た。本当か?

9:39 おっと、前回来なかったY8路が来た。

 

やはり前回は雪の影響でルートを変えていた様だ。しかし、柳溝村の豆腐宴に行く時は、念のため川北小区南門で乗り換えよう。

続いて来たのは、、、お〜Y15路。正確じゃん、見直した。

郊外は白銀の世界。今シーズンは雪が多い。

龍慶峡風景区の入口には、今年も氷祭りのモニュメントがあった。

10:25 雲瀑溝で下車。

 

反対方向のバス停からオヤジが走って来て、延慶市街へ向うバスの時刻を聞いていた。

バス停の目の前が景区入口。

路線バスで来る好き者は他にはいなかったが、マイカーはもちろん大型バスも入って来る所を見ると、良く出くわす営業中止ではないようで少々安堵。

500m以上、2km未満と言った所か。頑張ろう!

 

雪が残り滑り易い路面の坂をマイカー族が結構なスピードで下って来る。恐ろしい〜。と思っていたら、案の定、フェンスが大きくなぎ倒されている所があった。

10:39 2駐車場へ到着。

 

大型バスが降りて来た坂を上れば目的地か?

坂を上ると、谷間に氷の塊が見えた。

形は不自然だが、インパクトあり。胸が躍る。

久々に混雑する観光地へ来た。

10:44 雲瀑溝景区へ到着。

30元の門票を買い、早速入場。

最初に現れる絶景。

 

両脇はホースで水を撒いて作ったものだが、それはそれで美しい。

 

しかし、作り物の木が邪魔。入口の藤棚もしかり、変な演出が目障り。しかし、それもここまでだった。

良く整備された遊歩道を進む。

ダイナミック。

川が氷っているのは力強く美しい。

15千万年前は湖底だった。

前方に急な坂が見えた。帰りが心配。

知音石。遊歩道が怪しくなってきた。

 

ここから先に進む観光客は、ほんの一握り。

とうとう氷の上を横切る事になった。

 

滑る滑る。

絶景なんだが、、、

北天一柱が目前に迫って来た。

高さ約30mの節理。

どんどん登って行く。そろそろ終わりにしようかと思うと、前から戻って来る人や遠くに人影が見え、区切りがつけられない。

前方に滝が見えた。雲飛瀑だ。自然に氷ったもので、迫力満点。

 

しかし、残念なことに、これ以上近づけない。

岩のトンネル、仙洞を潜る。

四神位。何故ここに?

途中ですれ違ったオバちゃんが、「この先は何もない」と言っていたが、色々見所がある。騙されない様に注意。

足元にはもっと注意。

前方の山の上に人影。と思ったら、大声で何か叫んだ。

雲清瀑。ちょっと弱弱しい。ここは夏の方が美しいかも。

ここでも踏ん切りがつかず先に進んだ。

雲清瀑の上に向かう。

11:41 雲清瀑の上に、小さいが迫力満点の滝があった。

 

ここから更に先に進んだが、残雪が多くなり、加えて階段になったので、散策はここまでとした。

行きは良い良い帰りは恐い。いくら豊富とは言え、ツルツルの石で階段を作るのはよろしくない。

 

帰りは、すれ違う人に「遠いか?」と良く聞かれた。どこを目指しているか分からないが「遠くない」と、エールを送り続けた。彼らはどこまで行ったのだろうか?

恐れていた通り、下りでツルッと滑り、氷の上に尻餅をついた。きっと私だけではない筈。

遣りたい放題。

一発、思いっ切り鐘を突き、ストレス解消。

尻餅は着いたが、怪我することなく無事に下山できて良かった。

出口で改めて地図をチェック。

 

距離的には、終着点まであと一息だったことを知り、もうちょっと頑張れば良かったと少々後悔。

12:55 雲瀑溝バス停へ到着。朝と同じように、地図アプリでバスの位置をチェック。ところが、「通信中断」。なんじゃそりゃ。ここで待つか、龍慶峡バス停まで6.6km歩くか?

バス停に着く前、薄手のジャンパーを着た少年と擦れ違った。とても長時間外に居られる服装ではない。きっとバスに乗って来たのだろう。と、都合の良い解釈をし、ならばバスは来る筈と踏み、バスに賭けた。

13:30 何と、さっきすれ違った少年がバス停に現れた!これは、そろそろ来るに違いないと期待が膨らむ。

13:32 来た!助かった。しかし、近くに民家は無かった筈。あの少年はどこに行っていたのだろう?不思議。

石河営で919快へ乗り換え。

 

延慶区中心の夏都公園では、天然のスケートリンクが賑わっていた。

15:51 徳勝門南で遅い昼食。

冷えた身体にピッタリのホルモン煮込み。美味かった〜。

 

本日の歩行距離10.2km13,545歩。上った階数63階。今しか見られない絶景。とても寒かったが、一念発起し出掛けて良かった。



 

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