トコトコ中国バスの旅

 

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Update : 2023.6.24

 

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My Collection Monkey 訪問地 美食

 

【旅日記】

 

2023.6.3(土) 人を寄せ付けない玄関の雰囲気におされ、手を掛けることもできず

早々と梅雨入りし、今週は雨が続く予報を見てスケジュールを考えていた。

 

ところが、目まぐるしく変化し昨日の豪雨から一転して晴れたので計画変更。

 

少し前に見つけて興味を惹かれた名古屋市中区の切支丹遺蹟博物館へ行ってみた。

10:24切支丹遺蹟博物館のある清涼山栄国寺の南門へ到着。

 

真宗大谷派名古屋別院、いわゆる東別院の直ぐ北。こんな所があったとは知らなかった。

 

交通量が多くスピードが速いR19R22を避け、間の大津通りを選んだ。

ところがこの道、昔も今も変わらず駐車車両が多く、神経を使う破目に。

山門の屋根には三つ葉葵が並んでいた。

 

裏側には大きな三つ葉葵を隠すように凧が飾ってあった。

 

寛文4年(1665年)、尾張藩2代藩主・徳川光友が千本松原刑場を土器野(現在の清須市)に移し、跡地に処刑されたキリシタンの菩提のため西光院第九世任空可信を開祖として開基。

本尊の阿弥陀如来坐像は寄木造で作られ、眼には玉眼が施されている。像高223cm

 

寛文6年(1666年)、丹羽郡塔ノ地村(現在の犬山市塔野地)にあった比叡山延暦寺の別院・薬師寺から、切支丹塚別名千人塚の菩提のため、徳川光友が大八車で移させたと伝わる。

 

「火伏不思議の弥陀」と信仰され、その名の通り名古屋空襲の戦災も逃れた。鎌倉時代の仏工・春日の作と伝えられる。名古屋最古の丈六の三大佛の一つ。

ここを抜けると、切支丹塚。

寛文元年(1661年)春以来、江戸幕府の切支丹禁制政策により数多くのキリシタンが藩内諸村で検挙された。

 

そのうち伝道に努めたと思われる男女二百余人だけを、寛文41219日(1665年)にここで処刑。

 

尾張藩は、他の助命を図ったが許されず、捕縛された二千人余のキリシタン全員が、寛文7年(1668年)、別の地で処刑され、尾張のキリシタンはほぼ絶滅した。

石仏や墓碑が並ぶ。

 

明治の年号が彫られたキリシタンの墓碑は、プラスチックケースで保護されていた。

 

カトリック名古屋教区による顕彰碑も建つ。

なぜか虎も。

立派な本堂。

 

仏像の中に内臓や骨までも再現された阿弥陀如来半跏像(「五臓阿弥陀」)や、像内の頸部に逆さまに引っ掛かった様な小仏像や鈴が納入された状態の清凉寺式釈迦如来立像なども安置。

草木が鬱蒼と茂る通路へ入る。

派手な装飾の本堂前に紋章の削られた大きな鬼瓦があった。

 

明和8年(1771年)に創建された本堂のむね瓦。

 

江戸から明治にかけて、寺の焼打ちを恐れ葵の紋章を削り、徳川氏の関係の寺ではない様に装ったもの。

本堂前を通り過ぎた突き当りが切支丹遺蹟博物館、昭和44年(1969年)開館。愛車Monkeyと同級生。

 

館内には、マリア観音や踏絵などの切支丹遺物を中心に切支丹関連史料や南蛮紅毛美術など100点余展示。

 

と言う事だが、人を寄せ付けない玄関の雰囲気におされ、手を掛けることもできず。

 

貴重なコレクションは、オフィシャルHPで堪能。

10:54 栄国寺から真っ直ぐ西へ進み、松重閘門から堀川沿いに北上。

 

松重閘門は、昭和5年(1930年)、建設開始。昭和7年から供用開始。昭和43年に役目を終え閉鎖された。

水位が約1m違う堀川と中川運河を結び、近代期の名古屋の産業発展を水運面で支えた。

 

運用開始時には「東洋一の大運河」、「東洋のパナマ運河」として名古屋名物の1つとなったとか。

高さ21mの尖塔は、閘門を区切る鉄扉を動かす錘を上下させるためのもの。

別世界の様な風景。

11:25 西区のレストラン角家へ到着。

 

開店5分前。腹ペコちゃんが列を成していた。

 

店内は広く、開店後に来店する客は疎らで、ゆったり。

 

天皇陛下が皇太子時代に名古屋国際ホテルへ宿泊された際のディナーの料理をここの大将が作った。

オーダーは日替りランチ750円+ごはん大盛70円。

 

おかずは、豚ロースひとくちカツ、春巻、かぼちゃチーズコロッケ、ロースハム、マカロニサラダに味噌汁。

おかずが少なく見えるが、ご飯が巨大なため。もちろん完食したが、消化が進まず夕飯はパスすることに。

 

美味かった〜。また来よう。次は、大人気のオムライス。カツのせで。サイズは並にしよう。

 

2023.6.10(土) 期待した「辺り一面紫の絨毯」とは違った

ラベンダーの時期になった。

 

県内のラベンダー園の名所の一つと言われる名古屋市港区の荒子川公園へ行ってみることにした。

 

往路は庄内川堤防。左岸の南行きは大部分の橋の袂が立体交差になり渋滞が減って良い。

交通量が多く、スピードも速いのが難点。

 

復路は中川運河沿いを北上。恐ろしく久し振りに通った。

9:30 荒子川公園へ到着。

 

ラベンダー園に一番近い東駐車場へ駐車。

お〜咲いている。

 

しかし、期待した「辺り一面紫絨毯」とは違った。

 

今日から18(日)まで、ラベンダーフェアを開催。風船を繋げ、準備が進められていた。

 

何と、通常は無料の駐車場が、この期間は有料になるとか。その準備も未だ進められていなかったが。

色々な種類があった。

 

夫々見頃の時期が違い、3月から10月まで楽しめるらしい。

 

現在の見頃は青紫の『クロッソ』。

良い香りがする。

フェア開催中に華やいで行くのだろうか?

 

そう言えば、北京市内のラベンダー畑には屋台が沢山出ていたな〜。

10:35 豊山町の北部市場総合食品ビル玄関先の“しのだ”。

 

昨年10月に39年続いた店が閉店。それが復活。お姉さんが一人で切り盛りしていた。

 

外壁に大きく「深夜食堂」の看板を掲げる。その名の通り、深夜1:00から昼13:00まで営業。

 

北部市場始め、深夜・早朝に働く人々には無くてはならないお店なのだろう。

オーダーは、あんかけきしめん520円+丼セット250円。丼は、どて煮。

 

さすが、この場所で長く続いて来ただけあり、どっちも美味い。

 

かつお出汁の効いたトロトロのスープに好みの厚さのモチモチ麺。どて煮はトロトロで歯切れ抜群。

 

復活して良かった。これからも頑張って続けて欲しい。

 

2023.6.17(土) ぬる湯に足を落し山の緑を眺めリラックス

少し前にTVで足湯のニュースを見たのを思い出し検索してみた。

 

ルート、距離、食事から、目的地を豊田市の石畳足湯に決定。

9:38 R363愛知・岐阜県境の見晴らし峠を越え、三国山展望台のサインを右折。

 

林道で山を越えるつもりだったが、ゲートクローズ。残念

R363を東へ向い、大きく迂回。

 

いつも見逃す雨沢峠のサインを発見。

 

どう見てもハンドメイド。ヒルクライマーが立てたのだろうか?

10:04 愛知県に戻り、豊田市の石畳足湯へ到着。

 

大きな看板が立っているが、岐阜方面からは見えないので要注意。

温泉スタンドあり。

 

100 50円。緩いが湯量は豊富な様子。

あった、あった。

 

スロープで間際まで行けたので、駐車も安心。

 

営業時間は10:00-17:00。無料で利用できる。

 

先着2名。同じタイミングで、もう2名。計5名で我慢比べ。ではなく、ぬる湯に足を落し山の緑を眺めリラックス。

その名の通り、足湯の底には小さな石が敷かれコンクリートで固められていた。

 

心得書きによると、15分から20分浸かると身体が芯から温まるそうだ。

 

確かに、確かに。20分ほどで額に汗が滲んで来た。

 

アッ!しまった。タオルが無い。ハンカチでは場違いな感じがする。

11:19 アピタ瀬戸店フードコートの手づくりの味「みのや」へ到着。

 

前々から気になっていたが、駐輪場へ駐車するのが心配でスルーしていた。

 

屋上駐車場へ置く対策を思い付き行ってみたら、Good

 

しかし、店内に入ってからが大変。フードコートの場所が分からず、あちこちウロウロ。

 

オーダーは肉きしめん600円。自販機でチケットを買おうとしていたら、オーダーを聞かれ答えたのは良いが、、、

 

1万円札が使えず困った。立派なのは店の大将。「もうできるから先に食べて。お金は後で良いよ」って。

お言葉に甘え先に食べて、お茶を買って1万円をくずして後払い。感謝!感謝!

 

美味かった!肉は柔らかく、麺はモチモチ。しかもボリュームが凄い。男女で量を変えているとの情報もあった。

+100円の大盛を考えていたが、1万円札事件で先払い出来ないのが分かり今回は断念。次回は大盛チャレンジ!

今回は1番人気の肉にしたが、2番人気のカレーうどん650円も気になる。

 

2023.6.24(土) 源泉かけ流し100%、加水なしの熱い湯でポカポカ

足湯シリーズ 第2段 「足湯 かにえの郷」へ。

 

往路は庄内川、復路は新川の堤防を快走。

9:02エンジンを止め、Monkeyを押して名古屋市北区の「ふれあい橋」を渡った。

 

並んで流れる庄内川と矢田川を渡るので、思った以上に長かった。

 

今年の梅雨は案外天気が良い。

9:52 何度か地図をチェックしながら、無事に海部郡蟹江町へ到着。

 

尾張温泉とは懐かしい響き。

 

目的地は、ここにあったのか。

9:55足湯 かにえの郷へ到着。

 

尾張温泉かにえ病院の足元にあった。

 

町営で無料。

 

10時オープンとなっていたが、既に開いていた。ラッキー。

定員12名。先客2名。その後も、老人を中心に入れ代わり立ち代わり。今日は良かったが、順番待ちも出そう。

 

単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。効能は、「神経痛、筋肉痛、関節症、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進」

 

源泉かけ流し100%、加水なしの熱い湯でポカポカ。

 

40分浸かって、汗びっしょり。良い湯だった。

11:00 名古屋市中川区の圓家へ到着。先客1名。続いて続々と集まって来た。

 

圓家は自宅の直ぐ近くに本店がある。TVでも紹介される人気店。美味いが、いつも混んでおり、ランチは無い。

 

ところが、この店にはランチがある。しかも、超お値打ち。更に、土日も提供。これを知り目的地を決めた様なもの。

オーダーは豚骨チャーシューメン+特製ニンニク炒飯 900円。

 

チャーシューのビジュアルがイマイチだが、美味い!懐かしい味わいの麺。記憶を辿り、思い出した。

近所にあり大好きだった、めんめん亭の麺と似ている。林製麺所か?

 

肉炒めの乗ったニンニク炒飯。堪らない。この値段で、このボリュームに、この味。素晴らしい!

 

今回分かったが、圓家って他にも小牧や木曽川にもあった。しかし、ランチはここだけのようだ。また行こう。



 

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