トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #121−1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15
【旅日記】
2019.10.1(火) 70周年国慶閲兵を見物
7:50 二環路内は交通網がシャットアウトされる。その前に出発。目指すは天安門。 東直門内から107路に乗り、地安門外で下車。地安門西大街から南は既に規制されていた。 |
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至る所が封鎖され目的の天安門に近付けない。 景山公園は休園。周りには、式典に参加者を運んできたと思われるバスが山ほど並んでいた。 |
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初めて通る道で新しい発見があり、それはそれで楽しい。 景山公園東の沙灘后街に建築遺存指定されている京師大学跡があった。 お祝いムード一色。 |
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頭にまで国旗を立てる輩も。 五四大街の北京新文化運動記念館。車はもちろん人通りも無く静寂そのもの。 |
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地安門外→景山公園→北京新文化運動記念館→中国美術館→王府井大街と中心線から東へ迷走。 |
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9:10 東堂の南まではいつもの雰囲気。しかし、金魚胡同の交差点でシャットアウト。錫拉胡同を西に進んでみたが、東皇城根南街で封鎖。諦めて王府井へ戻り、暫く日陰で休憩。 |
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10:09 周りがザワついたので列に並ぶ。ここで何が?
中には、自転車に跨ったまま並んでいる輩も。 |
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式典が始まった。 CCTV1のライブで状況把握。 保安も記念撮影。 |
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国旗を吊り下げたヘリが来た! 突然のことで、準備不十分。 |
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レインボー煙幕! 今度は、早くて追い付かず。 暫く航空隊で盛り上がる。 |
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しかし、ここからはこれだけ。 |
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それでも皆さん十分楽しんだ様子。 数か月前、天津からの帰りにヘリの大編隊を見た。この練習だったのだろう。 |
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2度目のレインボー煙幕で終了。 パレードが金魚胡同を通過するのかと思ったが、かすりもせず。大パレードは、アパートに帰った後、CCTV1の再放送で見ることに。 |
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朝から歩き回り、腹ペコ。ところがどこもかしこも休業。魏家胡同の灌湯包の第一楼も。マックも、24営業の7-11さえもだから仕方ないか。 |
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北新橋ホルモン屋で包丁投げを見て、イスラム料理、南鑼鼓巷の焼売、什刹海と回り、全滅。鼓楼で炸醤面を食べたのが14:00。街の中が、こんな凄まじいことになるとは、全く想像していなかった。 そう経験できることではないので人民の皆さんと一緒に楽しむ。 夕飯は望京へ。四環路の外になると平日同様。絶味五花肉で韓国料理を堪能。陽気なマスターに再会。 本日の歩行距離 14.9 km、 25,593
歩。上った階数2階。 |
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▼後日記−北京市内の雪景色 |
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’19.11.30(土)曇 昨夜、長春から帰って来た。アパートへ到着する直前に雪が降り始めた。帰宅後、時々外の様子を窺っていると、駐露天駐車の車が雪で覆われて行った。折角の休日をどう過ごすか思案しながら眠りについた。 11月は、4-5日成都・深圳、6-8蘇州、17-18成都、19-20長春、22天津、25-27杭州、28-29長春と出張が多く生活が不規則な上に暴飲暴食が続き、クタクタ。そこに、曇りで明るくならない天気が重なり、気付いたら7時からの連ドラが終る寸前だった。寒い上に目覚めが遅れたことで、出掛ける意欲が極端に低下。何も決められないまま外の様子を窺うと、良い感じの雪景色。それで思い付いたのが、景山公園から故宮を眺めること。 ← 杭州から帰って来た27日はとても良い天気で、着陸直前の飛行機から大都会北京が一望できた。 |
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8:25 アパートを出発。曇り空が続くことを祈る。 雪の少ない北京で、積雪が休日に重なる確率はかなり低い。しっかり楽しもう。 |
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烟袋斜街から胡同へ入ってみた。 雪の中でも充電を続けたようだ。 烟袋斜街の広福観。ネットには参観可能と出ているが、、、 |
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人はチラホラ。 銀錠橋界隈も。 |
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雰囲気が良いせいか、いつもに増して人力車が人気の様に見える。 |
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什刹海が全面凍結するのも、もう間も無く。 目的の景山公園に向け、地安門内大街を南進。 |
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市内観光のバス(20元)が来た。予想に反し、ガラガラ。北京市民が乗る乗り物ではないからね。 9:29 景山公園東門に到着。いるいる、私と同じ発想の人。 |
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入場料2元。随分値上がりしたような気がする。 售票処の列に並び、財布から2元取り出した所で、一卡通でも入場できることが分かり列から離脱。 |
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日本の城に来たような感じ。 早速登山。しかし、あちこちで通行止め。そこを突破する人民達。後を付いて行こう! 山寺へ初詣に出掛ける様な雰囲気。 |
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最後の階段に差し掛かる頃にはダウンジャケットの前のチャックをフルオープン。 小さな雪だるまを作り盛り上がる一団。 |
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皆見たかったよね、この風景を。雪が解ける前に着いて良かった。 アパートのある北東方向。全く見えず。 今日も故宮は大勢の観光客で賑わう。 |
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約1.5km先の鼓楼が薄っすらとしか見えない。 北海公園は寒々しい。 |
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滑らない様に気を付けながら、南門に向かう急な石段を下った。 故宮博物院出口の神武門まで行き、ここから景山前街を西に向かった。 |
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故宮北西角の城隍廟をカメラに納める一団に、CCTVが突撃インタビュー。 中山公園で天然スケートリンクの具合を見ようと思ったが、何故か入口に行列。これを見てスルー。 |
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ならば、と思って向った天安門は、手荷物検査前で大行列! 地下通路で長安街を渡り人民大会堂前から眺めようと思ったが、通行止めでこれ以上近寄れず。 |
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初めて国家大劇院を間近に見て、大きさに驚いた。 前門西から9路で金台路へ向い、欧記専業麻辣燙へ。冷えた体を温める筈が、汗を掻いて余計冷えた! |
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▼後日記−2度目のウイルス感染危機 |
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’20.2.22(土)晴、徳勝門から東直門まで歩いた。 新型コロナウイルス感染症COVID-19が猛威を振るっている。本日の発表では、中国大陸の発症は76,288例、死者2,345人。韓国では発症が急増。日本でも経路の分からない感染が増えている。いつまで続くことやら。 武漢の街が封鎖されることを知ったのは、1/23の出勤時。新京報の1面に大きく報じられていた。1/24から春節休みが始まり、当日の夜便で帰国。あれよあれよと言う間に事態が悪化。2/2に北京へ戻る予定だったが、直前に会社の稼働予定が変わり2/9便へ変更。北京に戻り1週間の在宅勤務を経て日本料理屋で復帰前祝をし、翌日には歯の詰め物が取れ応急処置のためにバスと地下鉄を乗り継ぎ歯医者を3軒梯子したにも関わらず、その後できた北京到着から14日間自宅観察ルールの遡り適用を受け、更に1週間在宅勤務。外出は制限されなかったが、2,000歩/日以下の日が続いた。日本で増えた体重を北京に戻って戻すことが常だが、今回はそうならず。 |
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在宅勤務が最終日を迎えた昨日、またも市のルールが変わった。私のケースは自宅観察が免除されることになった。しかし、遡り適用は無い様子。とすると、今日は自宅観察の最終日。。。 まさかまたあるとは思わなかったが、新型ウイルス感染の危機は今回が2度目。1度目は、‘03年のSARS。あの時は飛行機の中で発熱。感染の恐怖をリアルに味わった。今回の様に体温測定が徹底されていたら、間違いなく隔離されていた。ホテルで一晩寝たら平熱に戻り、事なきを得た。その後、社命で緊急帰国し自宅で経過観察。暫く日本で仕事を続け、沈静化した後に北京へ戻った。戻った後は、苦労した記憶が無い。そこが今回とは大きく違う。 最も困っているのは食事。店が軒並み閉まっている。情報の信憑性や統計方法がコロコロ変わる等、本当の所が分からないが、発表では新規の発症例は減っている。とは言え、まだまだ桁違い。早く終息して欲しい。 いつもは大勢の乗客で賑わう徳勝門のバス停だが、さすがにガラガラ。いつも大渋滞している二環路もガラガラ。 |
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14日間自宅観察ルールが遡りで免除されているものと思い、外食しようとアパートを出発。 目指したのは、徳勝門南のホルモン屋。NHKでホルモン屋のドキュメントを見たからか、直ぐに決まった。 ホルモン屋には、先週木曜日の夜にも行ったが、COVID-19の影響で春節休みが続いていた。ダメ元で向かったが、バスの中から休業中であることが分かった。これは想定内。第2案は、徳勝門内大街の徳成順蘭州拉面。 しかし、ここも休業していた。残念! |
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鼓楼西大街を、鼓楼に向かって進んだ。 什刹海街道徳内社区衛生服務站前に立て看板。“37.3℃以上熱がある場合は、三級医院発熱外来で見て貰うように”。相談に来られても困るわなぁ。 |
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第1目的地のホルモン屋。早く復活してくれ〜〜〜! 先週よりも張り紙が増えた様な気がする。 |
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どれもこれも、田舎から戻って来た人へのメッセージ。登録・隔離観察を呼び掛けるものを中心に、注意事項が盛り沢山。 武漢地区から戻った人には、より厳しいお達し。 |
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八百屋は通常営業。 但し、マスクと登録が必要。登録はルーズだったが、マスクは厳格。 |
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小学校は休校。インターネットで授業を行うそうだ。凄いね〜。 |
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宅配は元気に営業。 この2週間に、シャンプー・リンスとビールで世話になった。有り難い。 |
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住宅に向かう路地の入口には、見張りがいる。 見張り用のテントが超面白い!おもちゃなのか?軍用か? |
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旧鼓楼大街南口。 日本料理・泥山鳥稲は扉を開けて営業中。ここの泥丸鶏湯拉面は美味かった。 奥に見える行列は? |
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焼餅待ち。一人10個まで。名店なのかな?こんな時だから? 日頃は必要以上に接近する人達も、さすがに今は距離を空けて並んでいた。 |
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鼓楼は参観中だろうか? と考えたが、售票処の手前で追い返されそうだ。 |
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普段は行き交う人で溢れ返っている鼓楼の南側だが、人の姿は全く無い。 代って、普段は停車しているとバスに強烈にホーンを浴びせられる場所に何台も駐車車両が見えた。 |
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理由はコレ。 鼓楼東側の姚記炒肝店でテイクアウトするため。 食堂は閉め、テイクアウトの窓口だけ開けている。そんな店が多かった。 |
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隣のワンタン屋。ここは閉店。 バスが前を通過した時に、店内に人が見えたので、てっきり営業していると思ったが、従業員が店内で待機しているだけだった。良く観察すると、そんな店が山ほどあった。経営者は苦労しているなぁ〜。 |
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出前のバイクが住宅待の入口で制止され、名前を登録させられていた。 住宅街の見張りの老人達は厳格。先週、甜水園東街の韓記牛肉拉面に行ってみたが、大通りから中に入れてくれなかった。 |
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バスで通過した時には行列が出来ていた鼓楼饅頭店。行列はいつものことだが、皆さん距離を取って並んでいることがとても印象深かった。 饅頭が蒸し上がったのだろう、歩いて戻った時には、すっかり人が引けていた。 |
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いつもは若者で埋め尽くされている南鑼鼓巷がこの通り。 |
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鼓楼東大街沿いの酔虎伝。ドアに大きなU字鍵を掛け休業。先週木曜日の夜は営業していた。営業は夜のみ?その後止めた?そんな店もあるようだ。 こんな時だが、日式居酒屋は営業している店が比較的多い。 |
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胡同の入口にも見張り。人が来ていない時は、スマホ見OK? |
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誰も並んでいないが、並ぶ時は1.5m間隔を取ること。 しかし、並んでいる時にこの張り紙は見えない。 |
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北新町西の小協奏曲雑貨店。まさかの営業中。吸い込まれた。 小物からミリタリーまで、結構面白いモノがあり、たまに立ち寄る。 さすがにお客さん“0”。どこまでも趣味の店だねぇ〜。 |
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地鉄北新町站南東出口奥の鈴木食堂をチェック。 階段に座り込む人達に制止されるかと思ったが、何事も無く通過。やってました!嬉しい!近々ハンバーグを食べに行こう。 座り込みの人達は、瓶ビールをラッパ飲みしながら歓談していた。何だったのだろう? 北東出口横の大塚食堂は休業中だった。 |
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普段は大賑わいの一大飲食店街も、殆どの店が閉店しており閑散としていた。 春節休みの始まりから閉店しているとすると、そろそろ一ヶ月。再開できない店も多いのでは? |
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水タバコの道具を売る店を発見。 普段は人とぶつからないよう、前方に注意して歩いているので気付かなかった。 人が少なく、のんびり歩けて良かった。 |
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愛用している東直門内の7イレブン北京1号店。普段から利用頻度は高いが、この2週間は特にお世話になった。感謝感謝。2/9は、客は疎ら、商品は少なく、2/17には体温計測が始まり、どうなる事かと心配したが、客の戻りと共に商品も復活し、選択肢が増えて来た。その分、リスク上昇の心配もある。そんな中で働く店員達は良く頑張っていると思う。ゴム手袋越しだがキャッシュも受け取ってくれるし。 来週は職場復帰。これからは、月曜日毎に外出する人が増えて行くのだろう。事態が悪化しないことを願うばかり。 今週は靄が掛かり、暗い日が多かった。一転、今日は最高の天気。寒さも緩み、春の訪れを感じる。絶好のトコトコ日和なのだが、、、COVID-19よ、早く終息してくれい! |
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▼後日記−手持無沙汰な清明節の3連休 |
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’20.4.4(土)晴 早朝から残務整理。窓を開けて換気していたら、異様な音が聞こえて来た。そう、COVID-19で亡くなった人への追悼だ。窓を閉めつつ外を覗くと、隣のビルからも同じように覗いている人が見えた。今日は、墓参りをして先祖にご加護と平安を祈る清明節だからね。 しかし、今年はその墓参りが自粛。そこで大々的に登場したのが代行サービス。もしかすると来年以降も定着するかも。世知辛い世の中だからなぁ。 3連休は嬉しいが、遠出できないこの状況では然程有り難くない。そんな時に、天安門は入れると聞いた。 |
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先ずは前門・北京坊・無印良品のハンバーグをチェック。やっていた。 続いて天安門広場。少ないが人影が見える。入れるようだ。 安全検査が普段より厳し。身分証明証、、、 |
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パスポートが無い!忘れた! 残念ながら広場は諦め、東交民巷から正義路を北進し長安街を目指す。 正義路は清々しい。 |
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普段はごった返している王府井だが、さすがに静まり返っていた。 長安街も人通りは疎ら。東単まで歩き、106路で帰宅。 パスポートを忘れたことで、気分がすっかり萎えてしまった。 |
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’20.4.5(日)晴 パスポートをバッグに入れ、アパートを出発。改めて天安門を目指す。昨日とはルートを変え、地安門外から景山公園経由し南下して行く。 景山公園の山頂から故宮を眺めるつもりだったが、先週の玉淵潭公園同様、一日前までにネット予約が必要になっており入園できず。 景山後編への入場者は、去年の雪の日よりも少なそう。 |
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景山前街は車も人も極少数。 北池子大街と東華門大街の交差点が封鎖されていた。万事休すかと思ったが、歩道は開いている。周りの様子を窺いながら進入。 |
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制止されること無く、東華門路を前進。 地方からの観光客がおらず、静かで良い。 故宮博物院は営業していない。 |
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午門前に来たのは何年振りだろうか?昔はここまで車で乗り付けていたことを思い出した。 端門の先に天安門広場が見えた。 中山公園は予約不要。入場者は少ないか? |
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天安門へ向うことは止め、故宮の外を回る事にした。 西華門は開いていた。当然入れない。 それにしてもデカイ。 |
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登りたかったな〜、景山公園の万春亭。 いつも混雑している北海公園南の三叉路だが、流れはスムーズ。 北海公園も予約制。興味のある人は、今がチャンス。 |
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ボートが綺麗に整列。一艘も出ていない。営業していない様子。 中海と北海に架かる文津街の橋を渡り西へ。そこでアクシデント発生。 橋の北側歩道を渡ったが、南側を渡る人はいない。何故だろう?不思議に思った。その答えらしきものが見つかったので、立ち止まって様子を見ていたら、警察官から職務質問を受けることになった。 パスポートを見せ、職業、住所、行先、市外に出ていないか等、質問攻め。無線で照会。暫くして、何事も無く解放されたが、少々緊張。立ち止まった所は中南海の北門。不審者と視られたようだ。迂闊だった。 |
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北京市内は至る所で花が咲き、緑も増えて賑やかになって来た。一日も早く平時に戻ることを願うばかりである。 |
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▼後日記−経済活動ほぼ回復したが |
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’20.5.31(日)晴 朝、天気予報通り雷が鳴り響き土砂降り。雨が止むと、快晴になった。そこで、予定通りミニトリップに出掛けた。 9:15 アパートを出発。目的地は、海淀区の潭西勝境。地下鉄2号線 積水潭站の西北。歩いても行ける所。だが、東直門内から635路に乗車。徳勝門の次の、冰窖口胡同西口で下車。 目の前を流れる南長河は、北京動物園から紫竹院公園を経由し京密引水渠へ接続し、頤和園の昆明湖へと続く。北京動物園から頤和園への観光船は今も運行しているのか? |
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10:04 おっと!潭西勝境に着いたが、開いていない! |
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しかし、それらしい所に人影が見える。 確認に行こう。 |
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な〜んだ、入れるじゃん。 ここは検温だけでOK。もちろんマスクは必須。 警備員を増やしたくなので入口を絞っていただけだった。 |
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朝の雨で緑が光って見え、気分が良い。 8月後半のネット書き込みには、花の写真が沢山あった。見頃は、その頃のようだ。 |
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水質は良くない。鯉が大量に泳いでいるが、薄っすら見える程度。 餌らしきものをネットに入れ、そっと鯉に近付ける親子。そんな事して良いんかい? |
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涼しく、散歩にはうってつけ。しかし、ここではマスクは外せない。 |
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鴨の他にアヒルも少々。 |
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10:14 アッと言う間に終点。老人向き。 |
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近所に住んでいたら、散歩道に良い。 |
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結構賑わっている。退屈で家から出て来たか? |
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直ぐ横を二環路が通っているので南岸は少々騒音有。 潭西勝境が開いているなら、什刹海の西海湿地公園も再開しているかも。期待を込めてハシゴ。 |
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残念!未だ再開していなかった。 と言うことは、、、 |
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什刹海も未だダメ。 ぐるりと歩いて確認してみようと思って来たが、早速答えが分かり予定変更。 |
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やっと復活したホルモン屋まで歩き、今日はここで食べるのはパスし目の前のバス停から635路に乗車。 しかし、復活してくれて良かった。味も値段も変わっていなかったし。近いうちに、また行こう。 |
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そして向かった先は、欧記専業麻辣燙。昨日、韓記牛肉拉面のバックアップに考えていた涼面が頭から離れず、出発前から決めていた。 久々に涼面を堪能。先週は冷えていなかったビールが、少し冷えていたのも良かった。合わせて17元はいいね。 |
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▼後日記−漸く見つけた西什庫天主堂は、、、 |
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’20.6.14(日)晴 9:15 以前見つけられなかった西什庫天主堂を目指してアパートを出発。東直門内から107路に乗車。昨日、積水潭で西海の封鎖が解かれているのを見たので、鼓楼で下車し什刹海の散歩からスタート。 ところが、積水潭界隈とは違い、警備が続いている。昨日から騒ぎになっているクラスター発生の影響か? |
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前海の南に行ってみると、健康カードの提示と氏名・電話番号他の記帳で入れた。 |
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半年振り。雲一つない快晴で気分最高。 |
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人が少ないのも嬉しい。 マスクを外して散策。 |
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もう少しで蓮の花が咲く。 |
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いつもは観光客でごった返す銀錠橋も閑散。 |
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閉めたままの店も少なくない。 |
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珍しく西の山が見えるが、ニョキニョキ延びたビル群に遮られる。 |
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后海西沿に出た所でマスクを掛けた。 |
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徳勝橋を左折し、徳勝門内大街を南へ向った。 |
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報国寺街にも人が戻っている様子。 |
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地安門西大街を渡り、更に南へ。 北京大学の病院が左右に続く。そこで、暗い感じの花飾りをノーズに付けた1BOXが前から走って来た。あれは、、、 今回はしっかり調べて来た。右側の病院を越えたら右折。 |
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西黄城根北街で小さな博物館を発見。 |
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北京市西城区八卦掌武術文化博物館 「八卦の掌は遊身八卦の掌、八卦の連環掌とも言われています。手の持ち方の変化と歩き方の回転を主とする中国の伝統的な拳法です。中国の伝統武術の中の有名な拳法の一つで、広く伝わっています。八卦の掌は五大流派があり、河北省廊坊市文安人董海川によって清朝末期に創られました。」とのこと。 |
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しかし、またも西什庫天主堂が見つからない。 西安門大街に出てしまった。 |
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西安門大街を左折し100mほど進むと、それらしい雰囲気の路地に出た。 正面に大きな門が見える。行ってみよう。 |
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大正解! 漸く西什庫天主堂へ到着。 しかし、門は閉じられ、前に張り紙が出ている。ここは未だ再開していなかったか? |
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いやいや、再開していたが昨日のクラスターで再び礼拝を中止したとのこと。残念! |
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公告を読んでいたら、オバちゃんが2人やって来て扉をノック。すると、扉が開いた。 その隙間から中を覗くことが出来た。これが北京最大かつ一番古い教会。そして今では北京で一番華やかで美しい教会。入れないのがとても残念。 |
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今回は、4つの高い尖塔を外から目に焼き付けておこう。 |
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西什庫大街から突き当りの西安門大街を左折し、次の目的地を目指す。 |
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11:27 華天延吉餐庁本店へ到着。ここが今日の最終目的地。 場所は中南海の北西角。 |
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従業員は多いが、カウンターでオーダーし、自分で受け取りに行く昔ながらのスタイル。 |
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冷面を食べに来たが、メニューを見て石焼ビビンバも追加。 評判通り、お客さんは多い。しかし、テイストが私のストライクゾーンから少し外れていた。大盛20元の冷面は、テーブルにドカンと置いてある白酢をタップリ加えると美味しくなった。が、面が理想よりも太くブヨッっとしていたのがイケない。石焼ビビンバ26元は飯の焦げ具合が良かったが、牛肉が今一つ。あれは野菜をチョイスするのが良さそう。ビールは、8元と高目。 これだけ食べると、腹一杯。もう少し歩いてカロリー消費。 |
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延吉餐庁の北側には、レトロな外観の北京大学第一医院。 昨日(玉泉山事件)の今日なので、中南海にはカメラを向ける気にならず。前回職務質問を受けた場所だし。 |
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北海ではボートが再開していた。 |
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景山公園は相変わらず予約制。早く気軽に入れるようになって欲しい。 本日の歩行距離10.8km、18,364歩。上った階数4階。什刹海を散策していた時には、風が吹き抜け気持ち良かった。延吉餐庁を出た時には、日差しがキツク一気に体力を消耗。アパートに着いた時にはヘトヘトで昼寝し体力を回復。夏は始まったばかり。無理せず楽しもう。 夜、ジャピオンの最新号を開くと、北京老字号食探訪のコラムに華天延吉餐庁が出ておりビックリ。老北京流の食べ方は、白酢+凉伴辣肉でピリ辛麺にするのだとか。もうちょっと早く教えてよ〜。 |
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▼後日記−COVID-19で手持無沙汰な2度目の3連休 |
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’20.6.27(土)晴 8:50 アパートを出発。目的地は鳥の巣。北京奥林匹克公園。東直門北小街南口から特16に乗車し、イトーヨーカ堂の2つ先、安慧橋北で下車。あとは徒歩。 9:45 鳥の巣へ到着。入口で健康カードのチェックあり。入場は無料。 |
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デカイ! 北京オリンピックから早12年。あの時は広州に住んでいたので外国の出来事の様にテレビで観戦していたことを思い出す。その数年後、実物を近くで見ようと路線バスで来たことがある。その後も時々見るが、公園の中に入ったのは今回が初めて。 |
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ネットの地図では今一つピンと来ないが、ここには確かに「龍」がいた。 |
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涼しげで良い感じ。 |
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狙い通り人は極めて少ない。龍の背中から頭を越えてぐるっと一周。 |
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のつもりだったが、慧忠北路の出口が開いていない! 仕方無く引き返した。 |
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折角なので、鳥の巣を一周しよう。 |
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近付いても全く動かず。肝が据わっている。 |
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残念ながら近付くことは出来ない。 |
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鳥の巣には、屋根の上を歩く「空中走廊」があった。これは興味深い。 普通参観門票、貴賓門票、頂美門票の3枚買わなければならない。値段は出ていないが、さぞ立派なものだろう。 |
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約21屯の巨大な石。しかし、何も彫っていない。これは? |
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中華第一玉。新疆・和田で見つかった玉石だった。 ペタペタ触り放題。流石に、この重さだと盗まれる心配は無いか。 |
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毎週のように見る、頭の部分が変わった形のビル。ここにあったのか。 盤古大観。オフィスと住宅の複合ビル。値段は、30元/月/uだとか。IBMのロゴが見える。 |
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鳥の巣一周のつもりだったが、余りの広さに断念。 入口に戻るだけでも結構歩かなければならない。暑くてマスクを外し、耳掛けを指に掛けて歩いていたら、なんと!耳掛けの一ヵ所がマスクから外れた!ショック。マスクが無いとバスに乗れない。近場だが、今日はショルダーバッグを持って来ていたので、予備を取り出しセーフ。パスポート・スマホ・マスクが現在の必須アイテムだ。 |
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帰路は北辰東路から419路に乗車し、金台路口南で下車。そして、韓記牛肉拉面へ。 一昨日の昼に続き、端午節の3連休中に2回目。止められんな〜。出来上がりを待つ間に生ニンニクの皮を捲り、拉面が来たらポチョンと落とし、面を食べ進む合間にボリボリ齧る。中にメチャクチャ辛いものもあり、一瞬で汗だく。手持無沙汰な3連休に、このパンチが堪らない。 本日の歩行距離5.0km、8,367歩。上った回数2階。この3連休には、パソコンとテレビのWi-Fi接続と、スマホでパソコンの動画再生ソフトを操作する技能の修得もあった。実益は殆ど無いが、成長は嬉しいものだ。 |
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▼後日記−蓮の花を観賞 |
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’20.8.2(日)晴 2週間前、蓮の花を観賞しようと西城区の什刹海へ向ったが、6月に食品市場で発生したCOVID-19の第2波の影響でゲートを通過できなかった。その後、政府の警戒レベルが1段階緩んだ。これに伴い、世間の警戒も所々緩んで来ているので再トライ。 案の定、健康カードの提示だけで入場できた。 |
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イメージ通り、荷花市場前で立派な花を咲かせていた。 |
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最近、アパートの近くで蓮の花の移動販売車を毎日見掛ける。 この什刹海から摘み取ったものだと想像しているが、どうだろう? |
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例年なら、8月の銀定橋は地方からの観光客でごった返しているが、地方からの団体客の姿は全く無い。ここから時計回りに后海を一周。 サックスを吹く爺ちゃんは人気者。 |
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8元か〜。昨日の床屋より30元も安い!トライしてみるか。いや、先ず先遣隊を送り込まねば。 河童も解禁? 土産物屋も。 |
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似顔絵描きも。 釣だって。おや?釣っているのはカモ? 国貿エリアにニョキニョキ伸びたビル群。数年したら、山影に見えるようになるのかも。 |
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宋慶齢同志故居はクローズ。 柳に感謝しながら日陰を進む。 望海楼の横にも蓮畑があるが、クローズ。そこに人影。ヤツ等は何者? |
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蓮の実を売るオバちゃん。河童が望海楼の横で捥ぎ取って来たものに違いない。 銀定橋まで戻って来ると、シャコタンの86が停まっていた。いや、BRZ?前に回ると、名古屋ナンバー! |
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煙袋斜街も閑散。帰りのバスから見た南鑼鼓巷は結構な混み具合だったが、前進するのに苦労する普段と比べると5割程度。市内の観光スポットを攻めるなら今のうち。 本日の歩行距離7.1km、11,369歩。上った階数0階。もうちょっと頑張るつもりだったが、暑さでバテた。加えて、天気予報では14時以降雷雨。あの青空、ウソだろ〜と思いながらも、明日からのフル出勤に備え早々に帰宅。 |
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▼後日記−北京一と言うだけの事はある |
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’20.8.15(土)曇 これで何度目か?片手では済まない。漸く扉の向こうの世界へ。 門の前で健康カードと体温計測。加えて、「予約してあるか?」と聞かれ、「没有」と答えるやり取りの末、パスポートを見せたら小姐が笑って通してくれた。 |
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素晴らしい! 北京一と言うだけの事はある。 中に入ると、お祈りが始まっていた。 |
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外に人がいないのは、このためだ。 お祈りに続いて歌。外で終わりを待ち、改めて中を拝見。 |
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入場時は半開きだった扉が全開。あの時の小姐の笑顔も引っ掛かり、帰り際に案内板をチェックすると、一般参観は未だ始まっていなかった! |
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▼後日記−奥林匹克森林公園の向日葵園 |
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’20.8.16(日)曇 8月も後半になった。四季花海の向日葵畑はどうなったのか気になる所だが、北京市内の天気予報は11:00から雷雨。山は更に心配。残念だが、四季花海は断念。そこで、百度に向日葵と北京のキーワード打ち込み検索。すると、奥林匹克森林公園の向日葵園がヒットした。「な〜んだ、こんな近くにあったのか」と喜びの反面、検索結果を読んで行くと咲いていなかったとの書き込みが出て来た。時期も遅い様子。奥林匹克森林公園には何れ行ってみようと思っていたので、ダメ元で出発。 |
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東直門バスターミナルから404路に乗車。三元橋西站で379路に乗り換え、龍崗路東口で下車。ここから、徒歩1.4km、20分で到着の筈が、ミスコースで1時間も掛かった! ここは北五環路の外。懐かしい馬車の物売りが現役。20年前には東三環路の側道をパッコパッコ歩いていたのだが。 |
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西門から入場。 ガイド付きカート。休日は88元/30分。その後は2元/分。高っけぇ。 北五環路を挟み南北・東西各2km強。とても広い。 |
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水路に蓮の花が咲いていた。 そこで写生。日常が戻りつつある。しかし、全員マスク着用。 向日葵園が見つかった。 |
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しかし、咲いていない! ネット情報通り。 今年はどこもダメだった。これもCOVID-19の影響か? |
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ランニングの途中で乱入する輩や、プロカメラマンを引き連れ記念撮影する輩。やりたい放題! 来年は大輪の花に埋め尽くされるだろうか? |
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地鉄林萃橋站で379路に乗車し帰路に着くと、空が暗くなった。 終点の左家庄で下車し、東直門に向って歩いていたら、ポツポツ雨が降って来た。あと5分待ってくれたら良かった。 折り畳み傘を広げ、足早に川兪人家を目指した。 今日は、ぶっかけ飯類で最高価格からチョイス。アレコレ悩み、小炒肥腸盖飯に決定。美味かった〜。これで21元。週に何度か通っているが、メニューも豊富で飽きが来ない。 |
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▼後日記−久々に南鑼鼓巷を散歩 |
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’20.9.13(日) 晴 今日は部の勉強会。とは言え、これが目当てのメンバーも少なくなかったことだろう。 実に美味しかった!何年か前に健康診断で中性脂肪が恐ろしく高かった。明日がその健康診断。注意していたが、尿酸値が心配。 昼下がり、エネルギー消費のため、南鑼鼓巷を散策しようと出掛けたら、大量のシェアサイクルに行く手を阻まれた。明らかに過剰。 |
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往路はバスを利用。宝鈔胡同で下車。 まだ人出が少ない。 出来上がりまで時間があるのか?COVID-19の最中も行列が出来ていた鼓楼饅頭だが客ゼロ。 |
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南鑼鼓巷の入口では健康カードの提示が必要。中々入って来ないヤツ等は市外から来たのか? 人出は普段の6〜7割程度。歩き易くて良い。 |
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横の胡同には誰も行かない。 胡同は変わっていないようで、結構変化あり。 ここで、たこ焼き一本勝負か。 |
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美味しそう。それにも増して、船が良い。 壁には大阪の写真。 しかし、4個25元は高いだろう。 |
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それでもバカバカ売れるのだから、人民の財布は胃袋の様に大きい。 洒落たタバコ屋。 |
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マスクは年代で分かれる。 ロープを上るサルに見とれた。 |
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懐かしい都一処の焼売は30元。今日は満腹で手が出なかったが、空いているうちに食べに行こう。 人気の蟹黄湯包。たっぷりのスープはジェルから戻す。 |
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前方に密集。 派手な音楽が聞こえる。 そこに舞台。 見上げると、歌っていた! |
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炒豆胡同を東へ向う。 門の左右に電力メーターがズラリ。この中に何世帯あるのか? ここにこんな大きな車。良い度胸。 |
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炒豆胡同の先に確認しておきたかった面の店がある。去年2度行き、2度目に暫く休むと言われ、かれこれ1年3カ月。復活を待っているが相変わらず。微信のモーメンツに復活したと流れていたので期待して行った。 しかし、相変わらず閉まっていた。モーメンツを見直し、調べてみると再開したのは別の店。彼は手広く商売している。今度行ってみよう。 復路は歩いて帰宅。COVID-19に乗じて?北新町南から東に移転した鉄鍋肥腸は、前にも増して大人気。もう手が届かないかも。 |
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▼後日記−弾丸ツアー客と彭記鉄鍋肥腸 |
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’20.9.20(日) 成都と広州から集まった弾丸個人ツアーのメンバーと夕食を共にした。 串焼きの店に行く筈だったが、大衆点評APPを駆使して探すも見つからず。折角なので、人気店を紹介。待ちは覚悟の上だったが、1時間を超えるとキツイ。席に着いた頃には空腹のピークを完全に越えていた。しかし、この鍋が出て来た途端にこの笑顔。食欲復活。 柔らかくて美味かった〜!程好い辛さで大好評。そこそこ飲み食いして92元/人。これなら流行るわ。 |
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今回は5人で行ったことが、より待ち時間が長かった原因。4人以下のグループは割合早く回転して行く。2階に上がっていないので不確定だが、恐らく4人掛けテーブルが多いのだろう。勉強になった。 なんじゃこりゃ〜!モンモンの兄ちゃん達が羊を焼いてるぜ〜。 串焼きの店を探している時に出会ったここは、安定門大街266号の張記烤羊腿。店内には、昔懐かしい自分で羊肉串を焼く姿も見えた。近いうちに絶対行ってみよう。 |
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▼後日記−焼肉ランチで自身の誕生日を祝う |
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’20.10.10(土) 晴 今日は自身の誕生日。有給休暇を取り、ゆったり過ごす。 昼は、前から決めていた新源西里の丸福の焼肉ランチ。本来土日はランチを提供していないが、国のカレンダーに合わせ今日は平日扱いで提供することを知っていたため。。 いつもご飯のお替りをするので、今日は初めから2杯運んで来てくれた。向こうの都合とも言えるが、有り難い。 何度食べても美味くて腹いっぱいになり満足。価値ある50元を支払い、ニヤニヤしながら帰路に着く。 |
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漁陽飯店の南を流れる亮馬河にリモコン操縦の大型ボートが走っていた。 ボートにはGPS。ただの趣味とは思えない。 橋の上に停めた1Boxカーでは、パソコンの画面に位置が表示されていた。 最初は川の測量かと思ったが、自動操縦系のテストの様だった。 |
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やっぱり本人だった! 昨日、沿河城で遇った、あの郵便局員のオッチャンだ。バス停で年寄りの荷物を運ぶなど、映像通り優しい人だった。 昼食後、中国国家博物館へ向う120路の車内でモニターを注視していたら沿河城の映像が現れた。昨日第一目的地にした幽州大峡谷はこの映像の影響もあって決めた。もう一度彼に会う事があったら、ロケ地を聞いてみよう。 |
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120路を天安門東で下車。 目の前に柵が張り巡らされ、行く手を遮られた。 |
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目指す中国国家博物館は反対側。 長安街を横断しなければならないが、目の前の地下通路は封鎖。 折角なので、天安門経由で行くことにした。 |
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パスポートは持参しているので問題なし。安全検査に向かって前進。 割合人が少なくサッサと通過できると思ったが、並んだ場所が悪かった。他のレーンに比べ検査が遅い。 おまけに、パスポートのあちこち写真に撮られ、入国日・職業・住所・連絡先と質問を受け、やたら時間が掛かった。今は外国人の訪問は少ないだろうが、全員あの対応だとすると公安も大変だ。しかし、パスポートNo.を打ち込んだら、行動丸見えなんじゃないのかな? |
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普通なら邪魔をされてこんな写真は撮れない。今日は人が切れるほど少なかった。 |
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広場は例年通り。 |
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地下道を通って博物館へ向う。 |
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出口のサインに従い、東門へ向う。 |
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しかし、開いていなかった。 |
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気を取り直して北門へ回った。 開館していた。しかし、入場できるのはネットで予約した人だけ。現在は、8,000人/日参観可能。 しかし、昨夜の時点で今日の予約は全て埋まっていた。 予約した人はスマホの画面を見せて通過して行く。 |
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それを知らずに来たらしきカップルが食い下がるがOUTだった。 昨夜、明日(10/11)の分は未だ700人ほど空いていたので予約を入れようとしたが、パスポートNo.では受付がリジェクトされてしまう。会社のスタッフにヘルプを頼んだ所、昨夜のうちに「外国人は予約不要。専用窓口にパスポートを持って行けば良い」と言う事が分かった。しめしめと思っていたら、今朝「COVID-19で外国人用窓口は閉鎖され今は外国人の参観は出来ない」との続報が来た。 15年以上来ていないこの博物館へ来る気になった理由は、安陽殷墟で見た后母戊鼎の実物が見たかったから。以前見ているかも知れないが、全く記憶が無い。明確な目的があるので残念。焼肉ランチで満腹になったのでカロリー消費も兼ねて、どんな具合になっているのか見に来た次第である。后母戊鼎の実物は暫くお預けか。 |
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もう一つ、南鑼鼓巷で確認しておきたいことがある。時間は有るので、歩いて行くことにした。 先ずは、故宮博物院東側の南池子大街を北に向かった。 |
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故宮・東華門 南鑼鼓巷まで2,600m。思った以上に距離があった。 |
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北東の角楼。これをバックにウエディングドレスで写真を撮るカップルが多い所。 故宮北の景山前街から景山公園東門前、北京中軸線の地安門内大街を通り、地安門西大街を東に向かった。 |
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南鑼鼓巷に着いた。 国慶節の連休中は、前を通る度に以前の様な混雑ぶりを見てスルーして来た。天安門や故宮の具合からここも落ち着いた事だろうと予想して来たが外れた。 それどころか、入口が大混雑で動かない。理由は、ここも予約制になっていたため。ここは、その場で登録もできるので大渋滞が起きていた。 ここで確認したいことがあったが、登録は面倒なので改めて出直す事にした。 南鑼鼓巷をパスした代わりに、交道口南大街の肉屋を調査。 牛肉や羊肉の大きな塊が吊るしてある。イスラムなので豚は無い。 |
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肉屋の隣に、直営のしゃぶしゃぶ屋。これは具体的に調査が必要。面白い所を見つけた。 結局、今日は天安門から東直門まで歩き良い運動になった。歩行距離9.6km、15,323歩。上った階数2階。焼肉のカロリーはどの程度消費できただろうか? アパートに帰ると、今朝ネットでオーダーした自分への誕生日プレゼントの焼酎が届いた。予想外の早さ。早速今夜楽しもう。 |
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▼後日記−再開していた西海湿地公園を散歩 |
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’20.10.25(日) 晴 昨日知った市郊鉄路懐柔-密雲線(S5)で来週土曜日に古北口へ行く計画を立てた。調べて行くと、古北口まで行く列車は午前・午後に各1本。午前は6:58発車と言う事が分かった。朝から神経を使うのは避けたいので北京北站の調査に出掛けた。 案内表示が分かり易く、場所も地下に降りて直ぐだったので見つけ易かった。しかし、入口は閉じており、電光表示板に発車10分目に開くと出ていた。’96年末の寒い朝、ここから列車で八達嶺長城へ行った。駅は綺麗になったが、仕組みはあの時と同じ。あの時は、扉が開くと我先にと競って乗り込んだ。今は安全検査がある。どうなることか? もう一つ分かったことは、切符。一卡通で支払いOKは間違いないが、実名登録が必要。ところが、今なおパスポートNo.を受け付けず登録できない。高鉄と同じくAPPで事前購入が必要。これが分かったことは大きな成果。 調査を終え、暫く散歩して帰ることにした。積水潭に差し掛かった所で、クタクタの本を拡げて座り込む爺さんがいた。売れるのか? 何度か空振りした西海湿地公園の門が開いていた。 荒れ放題だった池の植物は根こそぎ刈り取られていた。 |
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岩山の上の郭守敬紀念館は前日までに予約が必要。ここが密集するとは思えないが、、、 |
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出口の外から。 郭守敬は元代の科学家。数学、光学、水利学、天文学、地理学に天文機器の製造と幅が広い、凄い方。 |
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岩山からの見晴らしは今一つ。 |
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蓮の花が咲く頃に来れると良かった。 |
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季節はすっかり秋。 |
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郭守敬像もススキに |
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湖面がキラキラ光り、穏やかな散歩日和。 ガードレールも手摺りも無いので転落にはくれぐれもご用心。 |
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都会のオアシスだった。 |
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后海へ続く水門。 何やらイカツイ動物が左右で睨みを利かす。 |
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后海の南岸を真っ直ぐ歩いて来た。 いつも賑わう銀錠橋だが、観光客の戻りはまだまだ。 |
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煙袋斜街は更に少ない。 老舗の烤肉季は外売りの窓を閉じている。 |
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表ですらこの程度なので。 |
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ガンバレ唐葫芦! |
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静かで散歩には向いているが、やっぱり寂しい。 |
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万寧橋の袂を直進し、南鑼鼓巷へ向った。 |
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雨児胡同の入口には、事前予約の看板があった。保安も2人いたが、前を行く人の様子を見ているとノーチェック。同じく何も見せず足を踏み入れた。 そして、何事も無く通過。 これはどう言うこと?事前予約は終わった?保安がサボっている? |
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南鑼鼓巷の人出は4割程度まで回復した様子。 |
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ゆっくり回りたいなら、今のうちに行った方が良さそう。 |
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桶一杯の唐辛子を突き捲る民族衣装の小姐がいた。 店に入ると、空気が辛い。 |
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それもその筈、唐辛子の商品がズラリ並んでいた。 |
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小菊児胡同へ入ってみた。 鈴木食堂は相変わらず繁盛している。 |
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脳子加工廠も気になるが、行列ができる菊児人家には一度行っておかねば。 |
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鼓楼東大街の交差点に人だかり。皆スマホを弄っている。ここでは厳しくチェックされていた。 雨児胡同の入口から、たった900m。中々面白い。 来週の準備は万端。どんな旅になるか楽しみだ。 |
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▼後日記−12年振りに迎える中国での年越し |
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’20.12.31(木) 今年はCOVID-19影響で、春節明けの2月から一度も帰国できなかった。年末も同じ。'09年を広州で迎えて以来、12年振りに中国で年を越す事になった。北京では、、、実に17年振り。 今年の“年越しそば”は、蕎麦ならぬ韓記牛肉拉面。締め括りの一杯。 数えてみると、年間合計29杯。良く食べた。2-5月は街道封鎖で営業停止。喉から手が出るほど再開が待ち遠しかったなぁ。 |
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午後、酒仙橋の北京明徳医院へ歯の治療に行った。つい最近、COVID-19の患者が発生したと聞く地域、しかも大きな総合病院なので少々緊張。 夕飯は、しゃぶしゃぶで年末年始の気分を味わおうと東直門バスターミナルの呷哺呷哺へ行った。 久し振りでメニューが大きく変わっていた。しかも、狙ったセットが「没有」と言われ少々困った。 一通り読み込んで、牛胸肉の60元セットにした。仕組みも変わっており、セットに飲料が含まれていた。嬉しいことにビールもOK。肉は今一つだったが、大盛り野菜は変わらず大満足。 |
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この大事な日に、前夜からNHKワールドプレミアムの映らないトラブルが発生! 16:00にフロントへ物申しに行くと、「あと1-2時間で直る」との答え。夕飯を終え、紅白歌合戦が始まる時間に部屋に戻りTVを点けると、相変わらず砂嵐。 こうなると、NHKオンデマンド頼み。海外からは接続できないので、VPN経由。良かった、LIVEで見れた。時差約45秒。PCをTVに繋ぎ画面バッチリ。時々止ったり、映像が乱れたりしたが画質はいつもよりも良かった。 後で分かったことだが、NHKワールドプレミアムでは鬼滅の刃の映像が放送権でNG。LiSAが静止画になっていた。 |
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’2021.1.1(金) 6:50 アパートを出発。向うは、后海の西の端。 東直門内から635路に乗車。空がだんだん明るくなって行く。徳勝門南站で下車した後は小走り。 7:44 初日の出。COVID-19が早く終息することを願う。 中々現れず、ずっと昔の様に空振りに終わることを心配したが、見事な太陽が顔を出した。 |
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后海はビッシリ氷り付き、スケート場になっていた。 |
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銀錠橋。観光客ゼロで、ひっそり。 春節は賑わうだろうか? |
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小石碑胡同も眠ったまま。 |
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朝日を浴びた鼓楼が一際立派に見えた。 |
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鼓楼東の餛飩候でワンタンを食べようと思ったが、残念ながら開いていなかった。 |
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別の店へ行くことも考えたが、アパートへ直行。 昨日、ネットで切り餅を注文した。残念ながら未だ届いていない。ナンチャッテ雑煮と行きたかったところだが、そうめんを茹でお屠蘇。 世話になっている龍香記桂林米粉へ持って行く筈だった菊正宗を開けてしまった。また買おう。 |
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昼に再び徳勝門南站へ。 新年初の外食はホルモン煮込み。精品35元。美味かった〜。 正月のホルモンと言えば、子供の頃、我が家で良く食べた大きな鍋いっぱいのどて煮を思い出す。 |
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▼後日記−外国人も予約受付が始まった中国国家博物館へ |
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’21.1.29(金)晴 8:10 インターネットで予約した「9:00〜10:00」の入場時間に遅れないようにアパートを出発。東直門北から特2路に乗車し、前門東で下車。2度の身分証明証確認と安全検査1回を経て広場東側路を北に向かった。 巨大な天安門広場に観光客の姿は全く無い。 |
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中々無い光景なので、先ず広場へ向った。 この寒い中での警備は大変だ。 |
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9:15 国家博物館のゲートに到着。スマホで予約情報を呼び出し、出て来たQRコードを服務員がスキャン。これで漸く入場。次は、手荷物をエックス線に通し、更に横一線に15人ほど並んだ検査員による入念なボディーチェックを受け、やっと入館。 昨年10月に安陽殷墟で出土した后母戊鼎の本物が見たくて来てみたが、外国人お断りだった。それを思えば、これくらいは何ともない。しかも、無料なのだから。 入館は25年振りぐらいだろうか?大きな所。その記憶は有るが、その他は何も思い出せない。 |
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密にならないよう、8,000人/日を3回に分けて受け付けているので人が少なくゆったり見れる。 先ず地下の古代中国エリアへ向った。 |
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展示は北京原人から始まった。 |
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生活用品がズラリ。 |
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后母戊鼎の本物だ。 やっと目にすることができた。 |
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色々な青銅器がある。 |
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殷墟で見た甲骨文字。 内部に文字がビッシリ。手が込んでいる。 |
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四方に羊の頭。 マスクは良渚かと思ったが、成都で出土したものだった。 |
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古代ボーガン。こんなもので撃たれたら一溜りも無い。 洒落た燭台。 大から小まで、13個の鐘。 |
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時代は秦漢へ。 トップは西安の兵馬俑。 |
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咸陽の小さな兵馬。 玉を金糸で繋ぎ合わせている。 |
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果てしなく広い。 金印。ピカピカ。 細工が細かい! |
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時代は三国志、南北朝へ。 ちびっ子がスケッチに没頭。この子、移動しながらスケッチを続けていた様子。想像力豊かそう。 |
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唐三彩。土産物屋で見る物が、職人技でソックリなんだよね。 橋の欄干。さぞ立派な橋だったことだろう。 |
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鑑真和上の記録。 時は金元へ。 マネキンにツボをマーキング。この時代に針治療が始まったようだ。 |
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青銅の桶が4つ。水の流れを使った時計。恐れ入る。 最後は明清時代。 この時代は布や紙が展示の中心。 |
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最後は中華民国の国父、孫文先生。 展示エリアを出ると、お決まりの土産物売り場。 2Fの展示エリアへ向った。最初は古代楽器。 |
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続いて、京劇などの劇曲エリア。 土産物場を通過し、瀋陽故宮エリアへ。 他と同じくチョロイと思って入ったが、見応えがあった。 |
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皇帝の上衣。 刺繍が細かい。 |
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山東博興佛造像展。 ルーペが用意されており良く見えた。 |
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上下左右に動かせるルーペもあり、大変親切。 大運河に立派な橋。杭州の広済橋かと思い良く見ると、、、 |
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写真が裏焼きやんけ! 往時はこんなに賑やかだったのだろうか? |
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最後の4Fへ。 色々な展示がある。 |
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その中で、興味を引かれたのは仏像。 緻密で素晴らしい。 |
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こちらの木造も。 三彩はどうかなぁ。仏像には向いていないと思う。 |
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天女も素晴らしい。 おや?これは。 説明によると「仏教の造像と宗教性に対する追求を示す」とか。 |
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陶磁海上貿易。 この船で東へ西へと荒波を乗り越えて行ったとは恐れ入る。 |
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景徳鎮の宿の客引き少年を思い出す。 最後に1F中央へ。 |
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そこは建国エリア。 これは建国時に使ったもの。 12:57 参観終了。じっくり見たら、丸一日かかる。 |
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せいぜい2時間と思っていたので歩いて中山公園などにも行くつもりだったが、遅くなったので中止。博物館前の天安門東バス停から82路に乗って、徳勝門のホルモン屋へ向った。 しかし、既に春節休みに入っていた。ここも暫く食べられない。残念。 14:28 東直門南の一碗面で遅い昼食。碗豆雑醤面大盛19元。辛ウマ。微辣でも汗だく。 本日の歩行距離12.1km、15,651歩。上った階数5階。見応えがあった。現場に行ったことがある所も多く、情景を思い出し楽しめた。入館するまでの手続きが面倒だが、行ってみる価値あり。 |