トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #159
【旅日記】
2021.1.2(土) 2021年は鷂子峪城堡から
7:20 アパートを出発。2021年最初の旅の目的地は懐柔区の鷂子峪城堡。 東直門バスターミナルから916路快車に乗車。 年末は帰省客で混雑していたが、連休中日の今日はガラガラ。 |
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8:36 南華園三区で下車。南華園四区まで、300mほど徒歩で移動。 8:45 H14に乗り換え。順調。 |
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9:45 鷂子峪で下車。 出発時は空が厚い雲で覆われ心配だったが、山が近付くにつれ晴れ、着いた時には真っ青。ラッキー。 |
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何度も見た風景だが、ここから先に進むのは初めて。どんな風景に出会えるか楽しみ。 |
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北の山には、二道関へ続く長城が連なる。 |
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Y352鷂子峪路を西へ向った。 |
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この登城禁止看板、未開発の長城へ登ることも出来るとの合図。期待が膨らむ。 |
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氷り付いた川で親子連れが楽しんでいた。 |
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洒落た小屋。看板には“鶏卵”。 |
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分かれ道。どっちへ進むか? 周りの雰囲気から右を選んだ。 |
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双観石。観音像に見えないことも無い。 |
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9:59 鷂子峪城堡が見えた。 景観的には、ゴミ箱と車が頂けない。 |
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高さ5mほどある立派な壁に囲まれている。 明代の兵士駐屯地。1592年建造。 |
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南壁と西壁は2007年に修復されていた。 |
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門はこの一ヵ所。中へ入ってみた。 |
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最初に目にするのは廃墟。一軒北は綺麗なペンションに改築。そうやって変化して行くのだろう。 往時の城内は安全な場所で石壁など必要無く、家が並んでいただけだろうし。 |
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北の山には烽火台。ここから出勤するのは大変だ。 |
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南には黄花城長城が連なる。 |
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南壁に登ってみた。 良い眺め。 壁の厚みは2mほど。 |
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西側には燃料になる薪が積み上げられていた。 |
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門の内側には、扉の痕跡があった。 支柱の太さから、往時は分厚い扉があったのだろうと想像。 |
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南壁102m、東西78m、北91m。立派立派。 アッと言う間に目的達成。 折角ここまで来たので、もう少し足を延ばしてみた。 |
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10:14 未開発の長城が目の前に現れた。 |
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物凄い斜度。あれは登れない。 |
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徐々に上って行く。 |
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10:24 ここまで一本道で来たが、目の前に四方八方への分かれ道が現れた。さて、どれにするか? |
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長城の位置を確認し、一番近付きそうな真ん中の道を進んだ。 |
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ところが、通行止めになっていた! このまま進んでもどうなる事か分からないので、ここでUターンしてさっき見た未開発の長城へ近付いてみることにした。 |
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未開発の長城へ行くには、警備小屋の前を通らなければならない。 近付いて様子を窺う。どうも無人のようだ。 何食わぬ顔で通過。 |
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しかし、直ぐに道が終った。 丸坊主になった栗林の中を前進。 お〜出た〜、正に未開発! |
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大きな土台の上に出たようだ。 今にも崩壊しそう。 足元には崩れた石が散乱。長居は禁物。 |
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近くで見ると、より恐ろしい斜度。 土台に繋がる部分。近付いてみたが、 辺り一面に生えた植物の鋭い棘に阻まれ進めず。 |
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11:10 鷂子峪バス停へ戻った。 |
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ここまで来たので、 S213安四路を黄花城長城まで散策することにした。 |
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11:18 2つ目の落鳳坡バス停に着いた所で、後方からバスが来た。 この時は、「2、30に一本ぐらい走っているだろう」と思い、軽くスルーしたが、、、 |
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黄花城エリアに入った。 山の稜線に続く長城を眺めながら前進。 |
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黄花城水庫はビッシリ氷っていた。 この長城は飛行機からも良く見える。 |
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ダムによって出来た人工の風景だが、これも良し。 おやおや、湖面に人がいる。降りられるのか? |
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長城は冬季閉鎖中。 ダムから溢れた水が氷り付き、この時期ならでは風景が見れた。 |
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当たり前だが、湖面に降りるのは禁止。ヤツ等、どうやって降りたのか? しかも、氷に穴を開けて釣りを楽しんでいた。 |
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いつの間にか、こんな洒落たホテルが出来ていた。 良いクルマが集まっている。 |
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この時期は長城が良く見える。 |
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11:53 橋を戻り黄花城バス停でH14路を待つ。 落鳳坡でスルーした後、バスには追い越されていない。あれから35分経過している。そろそろ来るだろう。 しかし、来ない。全く来ない。反対方向のバスは3台通過したのだが、、、 |
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12:32 漸く来た。 こんなことなら、21路との分岐点まで歩けば良かった。 |
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15:00 東直門へ戻り、龍香記桂林米粉で遅い昼食。 黄燜鶏米飯。年末から、牛・牛・豚で来たので、今日は鶏。相変わらず美味い! 本日の歩行距離10.1km、16,352歩。上った階数14階。鷂子峪城堡は物足りなかったが、その後の未開発の長城、氷り付いた黄花城長城で挽回。良いスタートが切れた。きっと今年も素晴らしい旅ができるだろ。 |