トコトコ中国バスの旅

 

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Update : 2022.4.30

 

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My Collection Monkey

 

【旅日記】

 

2022.4.3(日) 2.8km続く桜並木を行く

予報通り天気が悪く遠出は無理。本格的に雨が降り出す前に“すいどうみち”の桜並木を見に行くことにした。

 

先週、一旦は諦めたホーンスイッチの修理だが、新品交換となると土曜日が1日潰れるので惜しい。ダメ元で、ハンドルからワイヤーハーネスを抜き取り、単体で再チャレンジ。

見事復活!車両に仮付して、恐る恐る機能チェック。停車状態では、ホーンもウインカーも正常に動いた!

スロットルをバラし、ハンドルからアクセルワイヤーを抜き、本組付け。無事復元できたので機能チェック。

試乗で各部問題ないことを確認。最後にハンドルへグロメットを組み付け完成。あ〜気分スッキリした。

ホーン常鳴の原因は、ボタンの戻り不良と思う。その原因は事故?修理?再発無きことを祈るばかり。

9:54 出掛けに近所の前高公園に立ち寄った。ここの桜も立派なもの。

 

ホーンの修理で電気系を触ったついでに、30数年経過し全く機能していないバッテリーを交換。

去年から気になりつつ、化石になった6V仕様は以前の様にホームセンターで安く手に入らないし、ヘッドライトを点けるとウインカーが点滅しない問題は有ったものの走ることには支障なかったので放置して来たが、安価で標準品より容量の大きい密閉式のお値打ち品をネットで見つけ、コネクター配線レスの単体を発注。

6日目に宅配が届いた。ターミナルの幅を測り、ホームセンターで平型端子を購入。有ろうことか、買った端子が小さくて入らない!交換しに行くミスを犯してしまったが、旧品の配線を再利用して無事に装着。

ウインカーはアイドリングでも明るく点滅。ヘッド・テールライト不灯に陥ったが解決。電気系はこれで完璧!

満開!

 

北京の玉淵潭公園も良かったが、やっぱり日本は素晴らしい。

10:03 名古屋市上下水道局鳥居松沈澱池の北西角から南下。

600mほど進むと“すいどうみち”の桜並木の遊歩道が始まる。

 

春日井市の市章は外枠が桜花。昭和48年、市制30周年を記念し桜を市の花にした。

そんな具合で桜には力が入っている。

桜のトンネルが続く。

 

中華系と思しき若い男女が粧し込んで撮影していた。

空が青かったらなぁ、、、

歩道橋から一直線に続く桜並木が、、、見えなかった。

 

桜の方が背が高い。

10:23 JR中央本線を渡る。

 

歩行者・自転車用踏切。原付で良かった。

10:27 桜並木は小野町の“らぅめん考房ありがた屋”で終了。

 

その距離、2.8km。立派なものだ。

10:31 地蔵川両岸の大きな桜並木も満開だったので堤防を西へ向った。

10:33 調子に乗って大回りしたら、ポツポツ落ちて来ていた雨の勢いが強くなったので慌てて帰宅。

 

少々濡れたが、思い切って出掛けて良かった。

 

電機系の修理を終えた Monkeyは頗る快調。次の旅が楽しみ!

 

2022.4.9(土) ロスが多かったが、楽しいツーリングだった

いよいよ三国山展望台へリベンジ。

ルート決めのために地図を眺めていたら、天狗岩展望台、妻木城跡、加登屋食堂と、良いポイントが見つかった。

 

8:20 車庫からMonkeyを出そうとしたら、IG-OFFにも拘らずウインカーが点滅。

かれこれ30年以上前の事で全く記憶にないが、ウインカーとホーンはIGキーとは電源が別系統だった。

ウインカーの消し忘れには十分注意しよう。

“すいどうみち”の桜は一週間で随分様子が変わった。

 

今日の最高気温予想は24℃。ジャンパーの下は今年初めて半袖のラガーシャツ。

良い季節になった。

9:30 R363愛知・岐阜の県境、見晴峠に到着。

 

今日も交通量が少なく、マイペースで走れて良かった。何せ、上りはガクンとスピードが落ちるので。

 

前回は路肩に雪が残っていたが、ここもすっかり春。しかし、麓の電光標識には「路面凍結」と出ていたわ。

冬季通行止めの標識は取り払われていた。

 

少し進むと、ゲートがあった。通行止め期間は完全にシャットアウト。

 

ゲートから先の林道は狭い!崖が続くがガードレールは無い。しかも、路面は木の葉で覆われ滑り易い。

恐ろしかった〜。

9:42 三国山山頂駐車場へ到着。

 

無事到着し安堵。

早速展望台へ向かう。

3階建ての展望台は見晴らしが良い。

特に恵那山方面の眺めは抜群。

 

愛知県側は目の前に巨大アンテナも立ち並び、よろしくない。ここは岐阜県だからね。

地図によると、次の目的地・天狗岩展望台へはルートが2つ。

出来るだけ同じ道を通らないように選んでおいたルートは、何と未舗装!しかも、公的に管理された道ではなく、「何が起きても責任を持てない」そうだ。

 

進みかけたが、未舗装が引っ掛かり、この道は断念。

県道352号線経由のもう一つのルートにしたが、県道へ出る前に倒木が行く手を阻む!

 

いやいや、本当に恐ろしい。

県道からは Google Map で位置と交差点を確認しながら前進。便利な世の中になった。

 

もしやと思い位置を確認すると、Bingo!目的地はこの先。

 

“熊注意”だけでなく、「道路崩落のため通行できません」との看板。しかし、少し開いている。

自己責任で行ってみよう!

崩落ほどの状態では無いが、手入れされず荒れた路面を慎重に進む。

 

行けども行けども“天狗岩”の痕跡無し。

位置を確認すると、通過していた!それらしい場所は無かった筈だが、、、

 

戻ってみても見つからない。そしてまた通過していた。もう一度戻り、やっと最短地点に到着。

しかし、大きな岩はあるがサインも山へ入る道も無い。。。流石にこれ以上は危険と思い、ここで断念。

あ〜、天狗の石像が立つ岩は何処?

展望台から絶景を見たかった。

 

 

10:35 県道へ戻り、妻木城跡へ向う。

R363を柿野温泉で左折し、北上。県道13号線を全開で快調に進んだ。

 

「入口はどこだろう?」と注意していたが、中々出て来ない。

山を下った所にあった反対行の看板を振り返って見て、ガッカリ。またも通過していた!

Uターンし、改めて山道を上る。

 

しかし、中々サインが出て来ない。天狗岩の二の舞か?

 

11:04 あった!片側1車線の道が狭くなる所だった。道はハッキリ覚えている。

狭くなるので走りに集中していたとは言え、こんな分かり易いサインを見落とすとは、、、自信が無くなる。

行き過ぎ1.7km

11:12 県道から1.5kmで南登山口駐車場へ到着。

 

駐車場から城跡まで徒歩10分なので便利だが、1.5km9割以上が未舗装の砂利道なので要注意。

 

妻木城は、14世紀に土岐頼貞の孫、土岐明智彦九郎頼重が築いた。

その後、一族である妻木氏が領主となり、慶長5(1600)の関ヶ原の戦いに西軍である岩村城主の田丸勢を破った功績で7,500石を所領した。

城は山頂を中心に約200m四方の範囲に、曲輪、石垣、土塁などの遺構が残る。

駐車場を一歩出ると、もう山の中。

 

滑り易いので足元注意。

積んだにしては変な形。

 

と思ったら、自然にできた“節理”だった。

 

周囲に点々とあり、高さ6m以上の場所もある。

山頂の本丸跡、曲輪T。

 

結構広い。

石垣でしっかり固めてある。

二の丸、曲輪Uの虎口。

 

門跡が残る。

三の丸、曲輪Vは物見。

これは絶景!

 

領内は勿論、恵那山、御嶽山、アルプスも一望。

笠原断層による断層崖。

 

狭い!踏み外さないよう、慎重に進んだ。

11:47 妻木城北側山麓の「妻木城士屋敷跡」へ到着。ここは明智光秀の妻、妻木熙子の出身地。

 

御殿と呼ばれる領主の館と家臣の武家屋敷が築かれ、万治元年(1658年)に妻木家が断絶するまで陣屋として存続。

 

お城まで30分の登山。出勤が大変だなぁ。

立派な石垣が残っていた。お家断絶によって陣屋は取り壊され農地になった。

 

さあ、昼飯。加登屋食堂で、ぐっさんも食べたでっかい唐揚げを食べよう!

 

県道沿いの筈だが見つからない。あ〜R19、またも行き過ぎ!しかも4.1kmも!地図で確認すると、道が違う!

 

バイパス道路でバイパスしていたのだ。そりゃ見つからんわ。

またもUターン。

12:24 ようやく加登屋食堂へ到着。

店の前に置かれたベンチにサイクリストのお兄ちゃんが1人。店内は満席の様子。

ほどなくしてドアが開いた。客が出て来るかと思ったら、店員さん。

名前が呼ばれ、記名制の仕組みを知った。記名がいるか店員さんに聞いたら「2階で良ければ」と、あっさり入れてくれた。

 

昭和の食堂そのものの店内を通り抜け、厨房横の階段で2階へ。

30人の宴会が出来る2階も昭和。堪らない。

オーダーは、メニューに「大将自慢」マークの付いた“からあげ定食”。

3ヶ、5ヶ、7ヶと3段階あるが、初挑戦なので3950円で様子見。

 

兎に角デカイ! 3ヶで十分満足。サイクリストの兄ちゃんは5ヶ。沢山エネルギーを使って来たのだろう。

“山盛り”の中から摘み上げ美味そうに食べていたが、5ヶ目は苦しそうだった。

 

デカイだけじゃなく、生姜醤油が効いて美味い唐揚げは外せないが、一番人気の“みそかつ丼”も気になる。

次は、からあげ定食を食べる人と一緒に行き、シェアして貰おう。定食は単品より価格設定が大変お得だから。

13:24 多治見の本町オリベストリートを通過する計画だったが、陶器まつりのため進入禁止で迂回。

 

COVID-19 7波の兆しが囁かれる微妙なタイミングだが、開催できて良かったなぁ。

 

ロスが多かったが、楽しいツーリングだった。中でも、妻木城跡は印象深い。砂利道が舗装されたら、また行ってみたい。

 

2022.4.16(土) こんなご時世なので

若葉が芽を吹き、爽やかな季節になって来た。

 

世界に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵攻が終結の気配を見せない。

周辺国の最近の動向をみると、日本も対岸の火事ではない。

 

そんな事を思い、岐阜県加茂郡八百津町へ向った。

9:05 岐阜県美濃加茂市の飛騨川に架かる青柳橋から、川の中央に石垣で固められた林と古めかしい建物の珍しい風景が見えた。

 

桟橋が架かっていたので寄り道。

そこは、馬頭観世音菩薩を祀る小山観音だった。

 

この観音堂には、平安末期、木曽義仲にゆかりのある若名御前の菩提を供養するために訪れ、大波の中を小船で中の島に渡ろうとした際、水の中から馬頭観音を背にした龍神が現れて波を鎮めたことに大いに喜んだ義仲が建てたとの言い伝えが残っている。

もともと中の島は陸続きだったが、下流に計画された今渡ダムの完成によって陸伝いに往来ができなくなるため、昭和13年に「かんおん橋」と名付けられたこの参詣橋が建設された。

ダムの完成によってできた青柳薪水湖。

 

いつも水量が豊富で、通過する度に風景の良い所だと思っていたが、そんな歴史があったとは知らなかった。

現在、小山観音は蚕の本尊としてだけではなく、無病息災、道中安全のほか、子授けの本尊としても人々の深い信仰を集めている。

9:40 人道の丘公園へ到着。杉原千畝の偉大な功績を称え、後世に伝えるための記念公園。

 

積み重ねたビザをイメージした形の「命のビザモニュメント」。

夫々にある平和の鐘を鳴らし、ウクライナへのロシアの軍事侵攻が早く終わり平和な日常が戻ることを願った。

 

満開の桜を見上げ、平和な時代に生まれ育ち運が良かったとしみじみ感じた。

ここからは、杉原千畝を育んだ八百津市街が一望できる。

杉原千畝像

 

第二次世界大戦中、ナチスドイツの迫害から逃れようと、ポーランドからリトアニアに脱出してきたユダヤ人数千人の命を救った外交官。

外務省の反対を押し切り、独断で日本への通過ビザを発給。

自らの危険を顧みることなく行った彼の人道的行為は、多くの人に感銘を与えてる。後にイスラエル政府から”イスラエル建国の恩人”として表彰され、リトアニアのカウナス市内には”スギハラ通り”が作られた。

さあ、「水と緑と人道のまち」を楽しもう。

10:00 丸山ダム。高さ98.2mの重力式コンクリートダム。洪水調節・不特定利水・水力発電の多目的ダム。

 

戦後の大ダム建設の先駆けとして大規模かつ本格的な機械化手法を全工程で行い、後の日本土木技術の礎となった。現在は国土交通省中部地方整備局と関西電力が共同で管理。

 

ダム機能増強のため日本最大級のダムかさ上げ工事中。この再開発によって2029年竣工予定で新丸山ダムが新しく建設されている。

反対側は「木曽三川三十六景」のひとつにも選ばれている蘇水峡。

丸山ダムの上に出て、丸山蘇水湖北岸のR418木曽川ハクウンボク街道を東へ。

 

新丸山ダムが完成すると、この道も水没の運命。

10:34 R418旅足橋を渡った。“たびそこはし”とは読めない。

 

昭和29429日竣工。丸山ダム建設に伴って、木曽川とその支流旅足川との合流点に架設された世界に僅か5橋の特異な吊り橋。

補剛トラス中央部の上弦材を主ケーブルに兼用させた特異な構造。この形式橋の架設例は世界でたったの5橋、現存は3橋のみ。その内主ケーブルをアイバーで代用した橋を除くと、オーストラリアのウォルター・テイラー橋と本橋のみ。その後、橋梁技術の急速な進歩により、アーチやローゼ・斜張橋の時代となり、形式最後の橋となった。日本の吊橋技術の進展に貢献し幾多の台風にも耐えた本橋も、新丸山ダム建設工事の進捗により撤去され、湖底に眠る旅足川水路橋のように、ひっそりとその役目を終えようとしている。

10:43 R418湯谷橋を渡る。

 

橋の向こうに道路標識が見える。

R418は通行止め。

 

新丸山ダムの完成により洪水時に冠水する恐れがあることや災害により、恵那市の笠置ダム付近まで約17.7kmが年間を通じて通行止め。もう整備計画は無いのだろう。

 

左折すると急坂路の林道。落ち葉、木の枝、小石、色々な障害物も多く、神経を使う。

10:59 漸く民家があった。満開の桃の花が鮮やか。

 

そうだ、北京では毎年今時分は平谷桃花海へ花見に行っていた。懐かしい。

11:08 R418新旅足橋の岐阜バンジー。

 

10人ほど集まり盛況。

 

20/8オープン。高さ215m!バンジージャンプとは異なり、通称「ムササビスーツ」とのウイングスーツを着用。

「ムササビのように揚力を生かして空を飛ぶ感覚を味わうことができる」のが売り。

1回目25,000円、2回目以降10,000円。料金もブッ飛んでいる。

橋の中央から渓谷にジャンプ。絶景だが、良くやるわ。

 

バンジーにも驚いたが、こんな山の中で白バイ2台と擦れ違ったのにはとてもビックリ。

交通量が少なく、経験的にもスピードが出る道だからなぁ。

捕まる時はダメージが大きそう。

鬼岩木曽川街道の八百津大橋を渡る。

 

古い橋の橋脚が残る。

11:30 蘇水峡橋へ到着。

 

丸山ダム建設工事線として敷設された鉄道線である丸山水力発電所工事用専用鉄道、通称「丸山水力専用鉄道」の木曽川橋梁を、廃線後に一般道用に改修・転用した橋。

新丸山ダム工事により、トンネルの向こうで通行止め。丸山ダム展望台には行けず。

 

橋からの蘇水峡の眺めは抜群。

11:46 事前調査で決めていた三勝屋へ到着。

 

これは凄い!完璧な昭和の町食堂。店内の昭和35年の写真と変わらない。創業は昭和8年!

 

この近辺は町全体が昭和の世界でとても面白い。

賑やかな店内も昭和感バリバリ。

 

色紙や写真も多数。ちょいちょいTV局が取材に来ている様子。ウドちゃんも来ていた。

そんなこんなで相当知名度が高いようで、越境客が次々と訪れていた。

 

逆に、常連客が見当たらず、常連さんの人気メニューが残念。

名物のパーコー(ミニ)480円と人気の中華そば大580円をオーダー。

 

パーコーはサクッと揚げた豚肉の天ぷら。餃子のタレに辣油とおろしニンニクを入れたタレに付けて食べる。

これが絶品!是非また食べに行こう。

 

人道の丘で改めて思ったが、穏やかに生活できる平和な環境は本当に有り難い。

ウクライナに早く平和が戻って来ることを願う。

 

2022.4.23(土) 大正ロマンがキッシリ詰まった街とは知らなかった

何十年振りかに養老の滝を目指した。

満タンで往復できる100km強の範囲で絶景や史跡などから目的地を選び、周辺の人気食堂を物色してルートを決めているが、最近は美味い物を食べることが目的地化しつつある。

今回もそれ。自由軒のトンテキ丼は口コミ通り絶品だった!

9:28 東海大橋へ到着。橋の途中からは岐阜県。

 

残念ながら霞が掛かっている。この分では濃尾平野もクッキリ見えそうにない。

県道56号線・薩摩カイコウズ街道を左折し、行き先不明の県道25号線へ。

 

久々に来た。以前は、ここからR306に出て鞍掛峠を越えて多賀大社に抜けるコースを良く走ったものだが。

左折すると直ぐ上り坂が始まる。

冬季はゲートクローズ。

 

急坂路とカーブが続く。

 

気候が良いのでサイクリストが多い。

こんな急坂路を良く上るわ。

Monkyは息絶え絶え。2nd中心で何とか前進。

 

車が少なくて助かった。

10:05 庭田山頂公園へ到着。

 

あと100m進むと、三重県いなべ市。

公園は閑散。

やっぱり霞んでいる。

アルプスが見たかった!

 

一息ついて、直ぐに下山。スピードを出し過ぎないよう慎重に。

県道56号線から右に逸れ、桑名と関ヶ原を結ぶ美濃街道を北上。

関ヶ原からは伊勢への道として伊勢街道とも呼ばれるそうだ。

 

養老鉄道・美濃津屋駅を通過し、少し進むと右手に曾てお伊勢参りの道標だった「大神宮常夜灯」があった。

 

大正13年建立。予想外に新しい。

常夜灯の少し先の左手が津屋城跡。

 

高木八郎左衛門正家が居城したが、関ヶ原合戦で石田三成方に従ったため没落し廃城。現在は本慶寺。

北勢四十八家衆の城と城地条件・縄張形式が相違した岐阜県では希な中世平城遺構。

小倉谷川を潜るために造られた小倉谷隧道。大正12年(1923年)竣工。

 

川の下を潜るトンネルとは珍しい。良く造ったな〜。

 

北側の銘板は「にたらぐを」。

第十三代横綱 鬼面山谷五郎生誕之地。

 

明治時代最初の横綱。昇進は1869年、歴代最高齢43歳のこと。

農家を営む家に生まれ、石を運ぶ人足として奉公に出ているうちに力量が増し、武隈部屋に入門。

 

立派な人。

10:54 養老駅に到着。

 

駅舎は大正8年(1919年)に建造された入母屋屋根の木建造物で近代土木遺産Cランクに指定されている。

 

ここで、養老の滝に一番近い駐車場までのルートを確認。

細い急勾配の山道が暫く続いた。

細い道が続いた記憶はあるが、坂を上った覚えはない。合っている?

 

登山口の手前にバイク。シートに張り紙。気になり、止って確認。

タンクとヘッドライトには緑のテープが張ってあり、どれも迷惑駐車への苦情がビッシリ!

ここに停めちゃあいかんわな。

11:07 登山口の先の右カーブを越えると駐車場。ここが終点。

 

有料。バイク300円、乗用車1,000円。

 

行き交う人々は登山の装備。入山届を出している様子も見えた。

「登山は、、、」と思い、ゲートの前でUターン。

駐車場ゲートの前にリフト乗り場の残骸。

 

養老の滝って、こんなに高い所だった?

 

ここで地図を確認すれば良かったが、スルー。

下山途中に滝までのルートと時間を確認。「徒歩45分」。こりゃダメだ。

養老ランド方向へ行くと駐車場があった。

 

ここは幾ら?気になり近付くと、意外や意外、無料だった。

 

ゲートを潜ると2輪車専用ゾーンに誘導された。

 

11:27 駐車して休憩。

さて、滝は何処?

 

案内図が見えたので前進。

「ここから養老の滝まで 徒歩20分」、予想外に近い。

 

この駐車場なら安心感もあるので行ってみることにした。

 

この時点では、後に急坂路を上り続けることになるとは全く想定外。

左右に売店が並ぶが、客が少ない。これじゃあ相当苦しいだろう。早く賑わいが戻ると良い。

 

店頭の「養老サイダー」が気になる。

 

「東の三ツ矢、西の養老」と人気を博したが、工場の老朽化や従業員の高齢化で ’00年に製造終了。

幻のサイダーとなったが、’17年にクラウドファンディングと工場跡地で見つかった秘伝のレシピメモで復刻。

日本百名水に選ばれた養老山地の石清水、「菊水霊泉」を使用。

この自然の中で、行き交う人の95%以上はマスク姿。

マスクを外し、離れて、黙って歩いた方が断然良い。

鯉が気持ち良さげに泳ぐ。

渓谷の素晴らしい風景だが、坂がキツイ!

 

こんな所だったか。全く記憶に無かった。

滝までの距離を示す「丁石」。

 

一丁=109.09m、あと少し!

11:54 滝が見えた!

 

水量豊富。大迫力。

落差32m、幅4m。日本の滝百選に選ばれる。

 

『親孝行な木こりが、湧き出た水をひょうたんに汲み、父に飲ませると若返った』という孝子物語が伝わる名瀑。

滝の水が酒になったとも。

ルートを変えて下山。

 

おっ、さっき見たロープウェイ乗り場。これで漸く位置関係が分かり、記憶の謎が解けた。

 

有料駐車場ゲート手前の「養老の滝←」看板は、駐車場の奥が滝に繋がる事を示し、そこを行けば坂も無い。

 

登山口は、養老山頂へ向うルートだった。

養老神社。菊水泉が湧く。

あ〜美味そう。腹が減った。

 

こんなに遅くなるとは思わなかった。

12:27源義朝遺跡の源氏橋に到着。

 

現在残る立派な石橋は大正4年架橋。

【源氏橋にまつわる史実】

 

平治元年(1159)、源義朝は平治の乱で平清盛に負けた。源氏が多い関東へ逃げ延びるため、途中で現在の大垣市にある青墓のもとより源氏と非常に強い関係を持っていた大炊兼遠の家に匿って貰った。義朝らは、知多半島にある尾張国内海の長田忠致のもとに行くため、道案内を鷲巣村にいた大炊兼遠の弟である鷲巣玄光に依頼。鷲巣玄光は武勇を持ち合わせた人物で、主従五人と柴舟に乗り、この源氏橋から長田忠致のもとに向かった。しかし、平氏から褒美をもらうために義朝は入浴中に殺され、悲運の一生を終えた。

12:40 迷いながら自由軒に到着。

 

何度も地図で場所とルートを確認。その度に行き過ぎ、Uターン。

 

養老消防署北の細い路地を西に入って100mほど進んだ右側。

 

電柱の看板に「昔ながらの洋食屋」。うん、ピッタリだ。

到着時、店の前で2組並んでいて待ちを覚悟したが、ドアが開き店員が呼び込み。その流れで入店。

 

一応メニューを見たが、予め決めていた「トンテキ丼」を迷わずオーダー。

 

松井秀樹もお気に入りと言うトンテキは人気No.1

手書きメニューの右上に、「ありがとうございます」で書いた“感謝”の文字。これは憎い!

 

値段設定は高め。

トンテキ丼は1,080円。最新では、’22/1から100円値上がりした模様。

 

デミグラスソースがタップリ掛かったトンテキ丼には攻略法があった。

先ずは、そのまま食べる。1/3食べたら、温泉卵の半分を投入。残りが少なくなったら、卵の残りを全部投入。

この通りに食べたら、本当に美味しかった!これは味噌かつ丼でも使えそう。

店内には色紙がビッシリ。

ショーケースには、バットとボール。

 

美津濃のバット工場が近く、プロ野球選手が良く来店するそうだ。

13:09 出て来た、出て来た。さすが肉の街養老、トンテキはとても柔らかく大満足!

 

次は、黒毛和牛のかっぱすじを使った牛すじ丼、同じく1,080円が食べたい。必ず行こう。

 

走行距離からギリギリ行けると思ったが、自宅まで4kmの地点でガス欠。今回は燃費が悪い。

これからは、100km走ったら給油するよう心掛けよう。

 

2022.4.30(土) 藤の花には遅きに失するも肉の天ぷらで大逆転!

GWが始まった。しかし、初日の昨日は雨のため身動き取れず計画順延。

 

雨上がりの今日は晴天!順延した計画を実行。

 

藤の花が有名な江南市の曼陀羅寺公園から、飯を食べるために木曽川どころか長良川も越える。

9:15 曼陀羅寺公園へ到着。

 

自転車置き場を探したが見つからず、邪魔にならないよう「乗入禁止」看板の後に駐車。

暫く考えた挙句に、ここから乗り入れ無断駐車した乗用車あり。さすがにそれは出来ない。

 

周辺には私設の有料駐車場(\500)が多数あるが、時間が早いためかガラガラ。

今年は、行動制限は無い藤まつりは中止で屋台も無い。もしかすると、一日中ガラガラが続く?難儀やなぁ。

日輪山 曼陀羅寺。西山浄土宗の中心寺院。700年の歴史。国指定重要文化財。

 

山門。立派。

正堂。これも立派。

九尺藤、六尺藤、八重黒龍、カピタン藤、野田白藤、野田一歳、色々な種類の藤が植えられている。

あれ〜、もう終わってるじゃん!

 

幻の藤まつりは、4/21(木)〜5/5(木)。ちょうど見ごろと踏んで来たのだが。

先週来るべきだった。

白は見頃だが、期待していたのは紫。残念。

10:07 長良川堤防で休憩。

 

曼陀羅寺公園から北に向い、各務原大橋を渡り、航空自衛隊 岐阜基地の西門前を通って来た。

 

長良川に突き当たった所で左折。鵜飼大橋の手前で堤防の旧道に上がってみた。

 

天気が良くて気持ち良い。山頂の岐阜城も良く見えた。

10:21 鵜飼大橋から、以前は有料だった上白金真砂線を通り岐阜公園北西の門前へ。

 

ここで「若き日の織田信長像」が弓を引く。

川原町の古い街並みを散策。

 

格子戸の家並みに歴史を感じる。

エンジン回転を上げないように注意。

 

スピードよりも、排気音が気になる。

今年は鵜飼船が活躍すると良い。

 

随分前の事だが、船上で食べた鮎は美味かったな〜。

10:55 長良公園西側の日之出食堂へ到着。

 

時間調整して来たが、それでも開店時刻よりも早く、待つ事覚悟だったが既に暖簾が出ていた。ラッキー!

 

店内は既に客多数。食べ始めていた所を見ると暫く前に開店していた模様。

昼食には早い時間、腹ペコちゃんが何と多いことか。

 

老夫婦が営むこのお店は、火〜木の週休3日。

外観も店内も昭和感たっぷり。

 

厨房前のカウンター、しかも出来上がりが目の前に置かれるので手が出そうになる。

常連さんの多くが頼んでいた焼肉定食、ちょっと焦げた野菜炒め、、、どれも美味そう。

 

壁の色紙に「うまい岐阜で一番」。

本当に美味かった!誰か分からないが、良く言った。

 

今日のチョイスは、肉の天ぷら定食950円。どれもビッグサイズ。

肉の天ぷらは辛子醤油に浸けて食べる。衣はサクサク、フワフワ、肉は柔らかく絶品!

白菜煎り玉子スープはラーメンどんぶりに。

 

期待通り、いや期待以上で大満足。こんな店が近所に欲しい。

後から来た隣の長良高校の女子学生2人組も肉の天ぷら定食をチョイス。若者は食欲旺盛。

帰路は、岐阜公園側から金華山ドライブコースへ。

 

前回は東から上り、東へ下った。西側から上るのは、何十年振り?

相変わらず狭い道。一方通行の日で良かった。

 

進入禁止の水道山展望台入口の三叉路まで結構距離があると記憶していたが、割合早く着き安堵。

水道山展望台はパスし、見晴らしの良い金華山ドライブウェイ展望台へ。

名古屋駅の高層ビル群が良く見えた。

 

下りは東へ。そしてR22を南下。

交通量が多く、スピードも速いので、緊張の連続。

R22で急に渋滞。何ごとかと思ったら、交差点で派手にクラッシュ。怪我人は見えなかったが大丈夫だったか?

障碍者マークと若葉マーク。結構なスピードで衝突した様子。あ〜恐ろしい。安全第一。

 

曼陀羅寺の藤の花には遅きに失するも、日之出食堂の肉の天ぷら定食で大逆転!気分が良い。

今度はトルコライスを食べてみようか。

 

早いもので北京から帰り、昨日で丸一年。彼の地はCOVID-19で再び厳戒態勢。

こんな事がいつまで続くのか。



 

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