トコトコ中国バスの旅

 

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Update : 2024.4.29

 

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【旅日記】

 

2024.4.6(土) 一週間で風景が一変

先週のリベンジ。

8:52 岩倉市の五条川に架かる城跡橋へ到着。

 

殺風景だった先週から風景が一変していたい。

5分咲きほどか。

春が来た。

早く来た甲斐あり、まだ交通規制は始まっておらず。

出てる、出てる。

 

他の場所にも多数。

 

去年までは営業できず苦しかっただろう。

間も無く身動き取れないほどの人出になるのであろう。

 

ゆっくり見ることができる朝一番が良い。

「立ち止まらない」と「プライバシー」が二大注意事項。

堤防には、切れることなく桜並木が続く。

9:26 大口町の堀尾跡公園を通過。

 

既に駐車場はほぼ満車。

 

ここは去年も屋台が出ていたなぁ。

MEGAドンキ大口店を越えると、今年も黄色い絨毯が広がっていた。

新田橋の袂には例年通り屋台村。

 

朝から客が吸い込まれて行く。

この辺りは堤防の下に通路もある。

9:58 犬山羽黒の旧R41に架かる歩道橋より。

 

正面に尾張富士。五条川の取水口まで1.5km

ここへ来ると、毎週土曜日に通った五郎丸の「とんとん亭」を思い出す。

10:44桃花台で桃の花を眺め、春日井のすいどうみちへ到着。

 

ここも5分咲き程度か。

 

入園、入学の記念撮影をする親子がチラホラ。

10:50 仙楽へ到着。久し振り。店に入ると、「11時からです」と言われ、記帳し入口で待つ事5分。

 

オーダーは勿論ハオユー麺セット990円。食べ始めは「こんなものか」と思うが、中毒性がある。

 

沢山食べたい時は、ご飯のお替りをし、2杯目は麺の残りタレに全部入れるのが良い。

 

2024.4.13(土) 名古屋市内に約200基の古墳が築造されていたとは驚き

太古の昔へタイムスリップ。

 

そんな場所が近場に結構あるが、余りに昔で興味が湧かなかった、行ってみると中々面白い。

 

今回は、守山区の志段味古墳群を回ってみた。

10:02 しだみ古墳ミュージアムへ到着。

 

紀元 400 年頃の古墳群の周辺に建てられた複合施設。

 

ミュージアムがあり、ガイドツアーの手配や工芸品制作体験を行う。

前方後円墳型モニュメント奥の高台が古墳地帯。

説明: 説明: 説明: 説明: しだみ古墳群の古墳

中々の広さ。

 

先ずはミュージアムへ。

ミュージアムにはカフェレストランもある。

 

副葬品や埴輪などの出土品展示エリアは有料。

 

ARVRで古墳時代も体験できる。

 

勾玉、埴輪、管玉ブレスレット作りなどのプログラムもある。

ミュージアムの階段を上り古墳へ向う。

名古屋市内には、約200基の古墳が築造され、うち66基の古墳が守山区上志段味で確認されている。

うち7基が「志段味古墳群」として国の史跡に指定されている。

 

志段味古墳群は、東西1.7km、南北1km の狭い範囲に4世紀前半の古墳時代前期から終末期の7世紀に亘り古墳が造られ続けた、全国でも珍しい場所。

 

その古墳群を保存活用するために「歴史の里しだみ古墳群」が整備された。

形や大きさ、造られた時期の違いなど様々な特徴をもった古墳を実際に歩いて周ることができる。

東端の志段味大塚古墳へ向った。

 

出土品色々。

墳丘          : 帆立貝式古墳(墳長約51m・後円部径約39m・前方部長約13m)

葺石          : あり(円礫)

周濠          : あり

埋葬施設   : 粘土槨・木棺直葬

出土遺物   〔埋葬施設〕 鈴鏡・馬具・甲冑・帯金具・大刀・鉄鏃・革盾

             〔墳丘〕 円筒埴輪・朝顔形埴輪・蓋形埴輪・鶏形埴輪・水鳥形埴輪・須恵器・須恵器形土製品

築造時期   5世紀後半

先ず志段味大塚古墳へ向った。

 

出土品色々。巨大針葉樹を刳り貫いた木棺跡も。

大正時代、東海地方で初めて行われた古墳の学術的な発掘調査で粘土槨から5世紀後半を代表する最新の武器・武具・馬具が出土。

北側のくびれ部の平面L字形に張り出した造り出しでは、小型の土製品を配置する近畿地方の大型前方後円墳と共通する祭祀行為が確認された。

墳丘斜面の葺石は、隣り合う石と石との間に隙間がある貼り石風の葺石で、近畿地方の古墳に類例がある珍しい施工方法。

10:42 東谷山麓の白鳥塚古墳へ。日本武尊が助けてくれた白鳥を葬ったことが由来との伝説が残る。

 

墳丘          : 前方後円墳(墳長約115m・後円部径約75m・前方部長約43m)

葺石          : あり(角礫と円礫)

周濠          : あり

出土遺物   : 土師器・須恵器(築造後のもの)

築造時期   4世紀前半

昔、森林公園の打ちっ放しから多治見の大石屋へ向う時に直ぐ横の道をちょいちょい通っていた。

しかし、ここに古墳があったとは知らなかった。

愛知県下第3位の規模。県内で最初に造られた大型前方後円墳。

 

墳丘の形は、後円部に比べて前方部が細くかつ短いのが特徴。大王墓の奈良県柳本行燈山古墳に似ている。

後円部頂部に石英が敷かれ、斜面の葺石の上には多量の石英がまかれ、墳丘が飾られていた。

石英で白く輝いていた外観が、白鳥塚の名称の由来となったと言われている。石英の持ち帰りは厳禁。

 

R155沿いに横穴式石室がほぼ完全な状態で残る、東谷山白鳥古墳にも行けば良かった。

東谷山フルーツパークを通過。桜の季節も終盤を迎えた。

 

東谷山の展望台を目指したが、地図で見たルートが散策路だったので断念。

 

久々に森林公園へ抜けるルートを通り、尾張旭経由で守山区へ戻る。

11:15 一富士へ到着。11:30からと思っていたら、既に営業中。ラッキー。

 

外観もそうだが、店内は更に昭和感満々。

 

先客3人。この人達が、昭和感を更に盛り上げる面々。酒盛りも始まっており、抜群の雰囲気。

オーダーは、焼肉定食750円。評判通り美味かった!

 

麺類、丼物、定食、どれを食べても抜群に安い!

 

そればかりか、ケースにおかずの皿が山積み。これが、どれも激安。

 

常連さんは、ご飯、汁物とおかずを何皿かで行くケースが多かった。こんな店が近所に欲しい。

 

2024.4.20(土) 高校時代に目にしていた筈だが全く記憶に無い

古墳シリーズ第2段。愛知県下第2位規模の犬山市の青塚古墳へ向った。

 

ここを示す道路標識はしょっちゅう見ていたが、今回初訪問。

 

しかし、行ってみると木津用水の直ぐ東で、堤防沿いの道路は高校のマラソンコースだった。

 

風景を見る余裕が無かったのか、全く記憶に無い。

10:25 果物・野菜が安い犬山市のクリーニング店「Amie」を通過。

 

いちごの看板に目を惹かれていたら、店頭に人だかりが見え吃驚。

 

2日前にTVで紹介されていた。宣伝効果抜群だったか。

 

駐車場にはキッチンカー。これは初めて見た。

10:27 青塚古墳へ到着。デカイ!ここは木が茂っていないので大きさが実感できる。

 

出土埴輪・土器より、古墳時代前期の4世紀中葉、西暦350年頃の築造と推定される。

 

被葬者は明らかでないが、大縣神社に『先代旧事本紀』「天孫本紀」に見える邇波県君の祖の大荒田命の墓と伝承しており、現在も毎年同社による祭祀が行われている。

墳丘長約123mの前方後円墳。青塚古墳群を構成する古墳の1つ。国指定の史跡。

墳丘は前方後円形の基壇の上に構築され、後円部が3段築成、前方部が2段築成。

墳丘外表では全面に河原石の葺石、各段に壺形埴輪列が認められる。

前方部上に方形壇状遺構を有するという特色を有し、同遺構周囲には円筒埴輪列が認められた。

墳丘周囲では、やや不定形な盾形の周濠・外堤が巡らされる。

出土品には、埴輪片のほかに鏃形石製品がある。

前方部を南西方に向けている。

 

小牧・長久手の戦いで、羽柴秀吉方の森武蔵守長可がここに砦を築いた。

資料館「まほらの館」

 

色々展示あり。無料で楽しめるので嬉しい。

かつて周辺に10数基の古墳が分布していた。

 

公園として遊びに来るのも良い。但し、古墳には登れない。

10:55 江南市の「はしもと」へ到着。暖簾が硝子戸の内側に架かっていた。

 

営業状況が少々心配だったが、開店時刻まであと5分、少し離れた場所で待機。

 

古墳に続き歴史探訪。ここは化石の様な佇まい。

 

定刻になり暖簾が出て来た。ひと安心。

お〜、昭和感満々!

 

小上がりに小さなちゃぶ台、壁には油で真っ黒になったペナント。

 

調理場の棚に招き猫に黒電話。使い込んだ鉄板。

 

どれも、最高!

オーダーは、焼きそば定食600円。

 

聞こえているのかいないのか、腰の曲がったおばあちゃんが、おかずの天ぷらを皿に盛り付けに必死。

一区切りついた所で、もう一度オーダー。

 

懐かしい昭和の素朴な焼きそばだ。嬉しい。そして美味い!そりゃそうだ、何十年も続けているのだから。

しかも、おまけに天ぷらを一つ貰った。後から来たオッチャン達の様にビールが飲めたら最高だった!

 

2024.4.27(土) 東海地区最大、確かに大きい。しかし、感動は湧かず

古墳シリーズ第3段。愛知県下は勿論、東海地区最大規模の名古屋市熱田区の断夫山古墳へ向った。

 

これでシリーズ完結。

10:30 断夫山古墳へ到着。

 

熱田神宮の北1km。伏見通りに面した熱田神宮公園内にある。

 

伏見通りは通勤に使っていたし、今もたまに通る道だが、ここに古墳が在ったとは知らなかった。

何処から見ても、ただの森。

生い茂る木の中に小山が見える。

 

周りは窪み、石で固めてあるので輪郭は分かるが、、、

熱田球場スタンド裏の管理棟前に1/27のミニチュアがあった。

これで漸く全貌が分かった。

 

出土品は、名古屋市博物館、しだみ古墳ミュージアムに展示されており、ここには無い。

大きいとは思うが、森に圧倒されるばかり。

管理棟に届ければ古墳に登れる模様。

 

周囲を回ってみた。確かに大きい。しかし、感動は湧かず。

後円部径約80m、高さ13m、前方部幅は約120m、高さ16m。墳丘は3段築成で、墳丘西側は方形。

 

古来より、日本武尊の妻であった宮簀媛命の墓として伝えられ、熱田社の神域として保護されてきた。

『古事記』によれば、日本武尊は宮簀媛命に草薙剣を預け伊吹山の国津神達を退治しようとして命を落とした。

残された草薙剣を祀って創建されたのが熱田神宮で、白鳥古墳が日本武尊の墓と伝えられている。

 

しかし、発掘調査で6世紀前半築造と推定され、実際はこの頃活躍した尾張連氏関係の墳墓とみられている。

10:52 中川区の人生餃子へ到着。

 

しかし、店の前に予想を遥かに超える人だかり。さすがに待つ気にならず。

 

100m北の紫陽花へ変更しようと思ったが、そっちも行列。さすが、ランキングトップが定位置の名店。

 

それにしても、人生餃子のチャーシュー皿台湾が食べたかった。平日に出直しだ。

11:45 まぐろの家 心へ到着。待ち人ゼロ。一応記帳し、中へ顔を出すと、直ぐに2階へ通された。ラッキー。

 

色々考えたが、GW中に一度は行くと決めており、絶対後悔の無いここへ決めひた走って来た甲斐あり。

 

オーダーは、焼魚と刺身定食1,000円。焼魚は本マグロのヒレをチョイス。

 

安定の美味さ。ご飯、味噌汁お替りで、ボリュームも満点。

帰路、県営名古屋空港の南にある中華航空機墜落事故慰霊施設「やすらぎの園」へ立ち寄った。

 

あの大参事から30年となった。早いものだ。

1994426日午後815分ごろ、台北発のエアバス製中華航空機が名古屋空港で着陸に失敗して墜落炎上し、乗客乗員271人のうち264人が死亡した。国内の航空機事故では’85年の日航ジャンボ機墜落に次ぐ惨事。旧運輸省航空事故調査委員会は、自動と手動操作の反発により失速、自動操縦装置について機長らの理解不足などが連鎖、複合して起きたと報告。

円く築かれた土壁の中、墜落した滑走路を背に慰霊碑がある。

 

あの時の事はハッキリ覚えている。飛行機事故は本当に恐ろしい。

 

あれから何百回飛行機に乗った事だろう。恐怖を感じたことも有ったが、今日まで無事で良かった。



 

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