トコトコ中国バスの旅 |
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▼北京一卡通編 #164−1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15
【旅日記】
2021.1.24(日) 公園遊覧年票で市内の公園を巡る−天壇公園
8:20 アパートを出発。目的地は、東城区の天壇公園。 COVID-19の感染が徐々に拡大し、今年の春節は北京から外に出られないことがほぼ確実になった。こうなる事を見越して、今年は公園遊覧年票を買った。100元で17カ所の公園がフリーパスになる。そのパスが手元に届いたので、天壇公園で筆下し。 東直門外から特12路に乗車し、天壇南門で下車。少々大回りするが、乗り換え無しで便利。 |
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二環路のバス停から先ず南擭城河の遊歩道へ降りる。 北京中心線の永定門を背に東へ向う。 |
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バス停は天壇南門だが、南門前を通過してから暫く走った。距離にして400m。少々遠い。 |
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橋の上で白菜やとうもろこしを地面に並べて販売。 少し離れた所に在庫が隠してあった。危機管理? |
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9:11 天壇公園へ到着。 3年ほど前にお客様を案内する下見で門まで来た。しかし、入園は17-8年振りか? 健康カードを開き、最初のゲートを通過。後の事も考え、スクリーンショットを保存。 |
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入口で公園遊覧年票を見せると、カードリーダーに翳すように指示を受けた。 やってみると「ピンポン」と反応。回転バーを押して無事入園。 |
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タイムスリップ。世界遺産なので当然だが、全く変わっていない。 天壇公園は、皇帝が天命を受けて統治すると言う古代思想に基づいて造られた祭場の一つ。広大な引地には、白い大理石の基壇、青い瑠璃瓦、赤と金に塗られた円形建物などが見事に調和し、ひとつの宇宙を形成している。 壇とは皇帝の祈祷場所。北京市内4壇(天・地・日・月)の中でも最大規模。明の永楽帝(1420年)から嘉靖帝の時代に創建。 「天円地方」の宇宙観に則り北部が円形、南部が方形。北に進むにつれ地勢が高くなり天に近付く設計。 |
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先ず現れるのは、皇帝が天を祭った圜丘。 年票では別料金部分には入れないとパスに注意書きが有ったが、チャレンジ。しかし、見事に撃沈。 |
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祭壇の天心石に立ちたかったが、パス。 皇穹宇も別料金。三音石でこだまを聞きたかったが残念。 |
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回音壁に沿って北へ向う。 出ました!祈念殿。 皇帝が毎年正月に五穀豊穣を祈願した際殿。 |
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高さ38m。1420年創建、清代に落雷で焼失、1860年改修。 禁止事項のトップはウエディング写真の撮影禁止。分かるな〜。 |
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釘を一本も使わず造られた木造建築。多くのしっかり支えられている。中央には竜井柱と呼ばれる四季を表す4本の太い柱が二層目天井まで延びている。周りに時を表す12本の柱。 |
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一番上の天井周囲を支える12本の柱は十二カ月を表しているそうだ。 実に力強い。 長廊ではオヤジ達が井戸端会議。 |
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祈念殿の裏では大音量の音楽で太極拳。 その隣では、巨大な輪投げ。輪を掛けるのは、人の首! 4人目掛けて4本の輪を一斉に投げ、全部掛ける!このオヤジ、只者ではない。爆笑。 |
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健康カードで四苦八苦する老人が多い。その都度係員がサポート。大変だなぁ。 天壇公園から徒歩で前門に向かった。目的は、都一処の焼売。 |
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偶然足を向けた前門大街の得豊東巷で良い感じの風景に出会った。 |
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大きなエリアが昔風に再開発されている。 氷の張った水路に色鮮やかな鯉。良く獲られないものだ。 |
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この辺りへ来ると、冷戦時に造ったと言う北京地下城を思い出す。凄い所だった。 数年前に行ってみたら完全に閉まっていたが、改めて調べてみると「長巷頭条」の標識に向かって西興隆街を東へ進み、一つ目の信号を越えた右側に「北京地下城口部展示空間」なる所があることが分かった。今度行ってみよう。 |
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鮮魚口街を前門歩行街に向かった。 人が少ない。街が死んでいる。 このエリアが混んでいる所は目にしたことが無いが、それにしても少ない。 |
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10:44 都一処に着いたが、ビールの調達を忘れた。ビールを求め、大柵欄街を西へ向った。 普段は賑やかな大柵欄街だが、閑散として活気が無く寂しい。 |
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コンビニを探したが、見つからず。煤市街の超市まで行くことになった。 隣のホルモン屋は既に春節休み。この店だけではないが、去年の様に再開が遅れなければ良いが。 |
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前門歩行街へ戻り、改めて都一処へ。 昔は薄暗い店だったが、立派になった。 |
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しかし、服務員の応対は昔ながら。スクリーンショットだが、今日の日付が出ている健康カードを見ているにも関わらず、QRコードのスキャンを要求して来て譲らない。 メニューを見ると、やたら高い。たかが焼売が、48元。どう言うこっちゃ! 納得が行かず、この店で食べることは止めて南鑼鼓巷の店に行くことにした。 |
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焼売を食べ、中山公園、景山公園、北海公園と公園の梯子を計画していたが、丸潰れ。 前門から82路に乗車。天安門広場もガラガラだった。 82路を鑼鼓巷で下車。南から南鑼鼓巷に向かうと、相変わらず予約制になっいた。横に回ればノーチェックなのは分かっているが、それは大変なので面倒だがQRコードをスキャンし予約し、健康コードも見せて入った。 |
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都一処に入ると、対応が前門と全く一緒。良く出来ているとも言えるが、ついさっき健康カードを出したばかりでマニュアル対応に腹が立つ。 メニューを見ると、ここは目指す猪肉大葱が30元。どう言うこっちゃ! 客が少ないせいか、オーダーが入ってから蒸し始める。 |
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11:58 待つこと約10分。湯気を立ち上らせて、蒸したての焼売が運ばれて来た。 美味い!皮が薄く、餡も少なくなったような気がするのは錯覚か?全く臭みは無いし、何と言っても蒸したてで軟らかいのが良い。ビールは買ってから1時間以上経つが、寒いので冷えたままでバッチリ。 帰宅後、大衆点評で調べると、前門は8個/蒸篭だった。1元/個高い。大振りなので6個食べれば十分。それにしても、随分値上がりしたものだ。まあ、良く食べたのは25年も前の事だから比較にはならないか。 本日の歩行距離9.9km、16,127歩。上った階数3階。計画倒れになった3ケ所は今度の週末に行こう。 |
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▼後日記−景山公園を皮切りに中心を攻める |
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’21.1.31(日)曇 7:40 アパートを出発。景山公園、中山公園、北海公園と、北京市中心の3公園を攻める計画。曇り空を見て躊躇したが、ゴロゴロしているのは勿体無いので決行。 8:01 東直門内でダッシュして乗った107路を地安門外で下車。 |
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8:15 第一目的地の景山公園東門へ到着。 事前予約は不要になっているが、健康カードのチェックは厳しく面倒。入場は公園遊覧年票。これは楽。 音楽や大声は禁止されているが、この閑散としている中でも煩い。 故宮博物院も閑散。 |
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景山山頂の万春亭は封鎖。あそこはいつも密になるので仕方ない。 山頂から見る故宮の景色は何度見ても素晴らしい。 |
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ここは北京城中心点。 今日は2km先の鐘楼すら見えない。 |
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直ぐ隣の北海公園すらハッキリ見えない。 8:44 南門から外に出た。 |
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紫禁城を取り囲む筒子河はビッシリ氷り付いている。 |
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東華門前を左折し、午門へ向う。 闕左門を潜ると、ラストエンペラーの世界。 ここは事前予約制。遥か彼方の窓口へ行き確認を受けなければならない。面倒だ。 南の端門の先に車が横切った。天安門も開いている。こっちに向かって歩いて来る人がいるので、こちらからも行けると思ったら、端門の手前で保安に止められた。 南門から中山公園に入ろうと思ったが、残念。闕右門の先の東門から入園。 |
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公園にしては荷物のX線検査にパスポートのチェックと警備が厳しい。その割に、パスポートの対応が分からずヘルパーを探しに行ったが見つからず、諦めて通すと言ういい加減さ。 |
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北京で死去した孫文の遺体を一時安置したことから中山堂と呼ばれる。 社稷壇の五色土。明清代の皇帝がここで五穀豊穣の祭礼を行った。 |
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10:01 南門から外へ出た。 |
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天安門から人民大会堂まで一望。 ノーチェックで天安門まで行ける。と言うことは、中山公園東門の厳しいチェックは、このエリアのためのチェックだった訳だ。 |
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人の流れを止めない様に、ここでは健康カードの要求は無い。 高らかと上がる噴水も今は控えめ。 |
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天安門は未だ解放されていない。 |
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端門を潜り、改めて午門を眺め、闕右門を出て西華門前から南長街へ出て北海公園へ向った。 |
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10:36 北海公園へ到着。 ここでも健康カードを提示して入園。 |
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ここは1400年以上の歴史を有するかつての宮廷庭園。 永安橋を渡り、瓊華島へ。 |
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正面に現れた別料金の永安寺には入らず、横から白塔へアプローチ。 晴れていると良かった、、、 |
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瑠璃瓦が鮮やか。 九龍壁を目指し北岸へ。 天王殿の山門が美しい。 |
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西蔵仏教寺院・大慈真如宝殿の向いオッチャンが熱心に祈りを捧げていた。信心深い。 外壁の龍、楠造りの本殿、実に素晴らしい。 |
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暗くて中の様子は分からなかったが。 九龍壁は、高さ5m、幅27m、瑠璃瓦の照壁。 |
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故宮の九龍壁より美しい。 しかし、今日は太陽の光が足りない。 11:51 北門から外に出た。 |
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地安門西大街を横断し、什刹海の南門へ行ってみたが、またも閉鎖されていた。 東側の前海南沿はOK。そこでこの行列。何だろう? 三輪車が熱心にコースと料金を説明。これだけ人が少ない中で話を聞いてくれる人は貴重だろう。 いつも繁盛している烤肉季でさえ客ゼロ。 烟袋斜街は早朝と同じくらいの人通り。 |
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婆ちゃんの人形がリアルで恐ろしい。 鼓楼近くの商店でビールを仕入れ、前々から気になっていた「犟骨頭」(和訳:強情っ張り)へ持ち込み。 初チャレンジなので店名を冠した36元セットをオーダー。店頭サンプルが超大盛で少々疑っていたが、同じ量。しかも、軟らかくて激ウマ! 良い所を見つけた。 |
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沢山食べたので歩いて帰宅。山東鼓楼饅頭店にいつもの大行列。 皆さん大量に購入。何が良いのだろう?以前トライしてみたが、ここまで並ぶ理由が分からなかった。 |
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南鑼鼓巷の南入口は相変わらずチェックが厳しいが、北はノーチェック。保安は大勢いるが、何をやっているのやら? 本日の歩行距離23.2km、29,794歩。上った階数24階。やたらウロウロしたが、これほど歩いていたとは驚いた。 「犟骨頭」の発見が大収穫。また行ってみよう。 |
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▼後日記−桜の咲く頃行けば良かった |
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’21.2.10(水)晴 7:20 アパートを出発。目的地は、海淀区の北京植物園。 本日より、春節休暇+前後一日有給休暇で9連休。この連休の間に、公園パスで入園できる17カ所を制覇するつもりだったが、帰省自粛の代償に市政府が2/11-17の間、10/17ヵ所を入園無料にし、かつ事前予約制にしよった。残りのうち2ヵ所はクローズしていると言うし、大誤算。と言うことで、本日は10ヵ所の中から選定。 東直門北から、特12路外から路線番号が変わった200路外に乗車。西直門南で下車し、西直門まで歩いて563路に乗り換え。 |
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8:57 北京植物園南門で下車。 健康カードを見せ、公園パスをリーダーに翳し、トラブル無く入園。 遥か昔に来た事があるが、臥佛寺の涅槃像と温室に上り坂が難儀だったこと以外は覚えていない。 殺伐としているが、今日は暖かい。湖の氷も間も無く解けるだろう。 楔の入った岩のブロックは日本人作。 |
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中国四大小説のひとつ、「紅楼夢」の作者、曹雪芹記念館。 清朝中期乾隆帝の時代(18世紀中頃)に書かれた長篇章回式白話小説。原本の前80回は残っており、完本は114回に達しなかったと推定される。今流通している前80回が曹雪芹の原文、後40回は高鶚の続作といわれている。 立派な屋敷。 |
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紅衣大砲、碉楼(復元)、正白旗飲水古井、碑林が並ぶ。 ここは案内板が充実しており嬉しい。 |
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バックは香山。 近寄れないし見栄えも悪いが、これは史跡の様子。 |
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標識に誘われ、光緒帝時代の天才思想家・梁君超墓へ。 文物指定された敷地内は厳かな雰囲気。前進すると、墓が3つ。一番新しい墓はつい最近。航天科工集団・・・。末裔も立派。 林の奥に寺の様な姿が見えたので近寄ってみたが、看板が無い上、施錠されいた。 谷を挟んだ先にも。あれは間違いなく寺。まさかここを行く? |
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トライしたが、直ぐに通れなくなった。 10:11 少々彷徨い、漸く臥佛寺を発見。 中々終わらない。 |
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石畳は変わらないが、公園内は全く面影が無い。 正式名、十方普覚寺。 山門の琉璃牌楼が美しい。 公園パスで通過できるか聞いてみたが「不行」と一蹴。登録やらマスクやら面倒なので中には入らず。 地図で見つけた石刻を目指し、桟橋を前進。 しかし、出て来た石刻はショボくてガッカリ。 気が付くと予定の参観時間を大きくオーバー。鹿岩精舎の展示館で折り返すことを決め行ってみると、何と休館中。運の悪いこと。 10:42北端の水源頭まで150mほどだが、ここでUターン。 巨大杉の切株、水杉古粧。 杉林の桟橋を行く。先は櫻桃溝。桜の咲く頃来るべきだったか。 大勢並んで大砲を構えていた。狙いは、ススキの中の野鳥。 前を行くのは、ロシアオリンピックチーム。追いこした際にチラリと顔を見ると確かに白人。1年後の準備? 温室も入場手続きが面倒なのでパス。 |
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赤ちょうちんの道を抜けると、正面が南門。その手前の即売場を覗く。植物園に入って初めての花。ハハハ。 今では電車も走っている。便利になったものだ。 |
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11:15 北京植物園南門から563路に乗車。最後の150mを進まずUターンした理由は、丸福の焼肉ランチを食べそびれないため。少しでもバスの動きが悪くなると気が気でない。 12:10 白石橋東で下車。107路に乗り換え。運良く、5分待ちで乗れた。 12:57 終点の東直門で下車。次のバスへの乗り換えを心配していたが、予想よりも早く着いたので歩くことにした。 13:10 丸福へ到着。やれやれ。と思ったのも束の間。ドアに大きなU字ロックが掛かっていた!帰ってフリーペーパーを見ると、確かに2/10-16休み。良く調べないで大失敗。知っていたら、北端まで行っていたのだが。 リカバリーは、犟骨頭。先週金曜日にも行ったので3回目。金曜日に売り切れていた排骨飯セット28元をチョイス。首だった犟骨頭とは部位が違い、少々肉が固かったが、美味しかった。但し、ジャガイモとインゲン豆で底上げあり。これからは、犟骨頭一本勝負だ。 お腹が膨れたので歩いて帰宅。いつもは散乱している宅配の荷物を避けながら歩いて行かなければならないが、今日は整然と並び歩き易い。指導が入ったのか? |
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14:29 山東鼓楼饅頭店に今まで見たことが無い大行列。 買い込む量が半端ない。いつも見る倍ほど持っている。 春節の巣篭りを無事に過ごすための買い溜めの模様。 |
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店の前の壁に張り紙があったので見てみたら、本日18:00から春節休暇と書いてあった。 隣には「春節が近くなって混んでいる。北河沿店も同じ品質なので、そっちで買って」と書いてある。北河沿大街だろうか?ちょっと遠い。 |
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きっと閉店時間よりも前に売り切れるんだろうなぁ。 買えない人もあるだろう。 |
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東直門北小街でも行列。ここはNUTSなどを売るお店。去年も春節直前に行列が出来ていた。こちらも巣篭り用だろう。ボードゲームの共か? 本日の歩行距離15.6km、22,327歩。上った階数14階。半日掛けて行ってみたものの、余りインパクトが無かった。植物園には、花の咲いている時に行くべきだな。 |
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2/8(月)に忘年会をやった。場所は東城区交道口の龍門跳私家炙子烤肉。北京風味の焼肉。 この店は、先週金曜日、犟骨頭から歩いて帰る途中に発見。味わったことは無いが、若者で賑わう店内の様子からハズレのリスクは小さいと判断し、早速メンバーを募ると4人集まった。 周りのテーブルの様子を窺い、服務員の話も聞いてオーダー。肉は、牛・豚・羊・鶏、3種類あったミックスを1つずつ。他には豚皮や野菜。最後に焼きそば。焼は全て服務員がやってくれるので有り難い。 炭火の焼肉は中々のもの。ビールをたらふく飲んで、100元少々/人。良い所を発見した。 |
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▼後日記−良く造ったとは思うが、、、 |
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’21.2.11(木)曇 7:45 アパートを出発。目的地は、西城区の大観園。紅楼夢続き。 東直門北から200路外に乗車。白紙坊橋南で下車。西二環路の下を潜り、玉渊潭公園の八一湖から繋がる南擭城河の堤防を南へ向った。 |
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こんな所に屋根付きの風雨橋。 |
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堤防の金中都公園に寄ろうと思ったが、健康チェックが有るのを見て中止。 ここの見所は、建都之始。しかし、本当の建都発源の地は房山区琉璃河の西周燕都遺址博物館だとか。 |
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宣陽橋を渡り東岸へ。 |
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8:57 東岸の広安門南街を南へ向い、道路名が右安門西街に変わると大観園が見えて来た。 |
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南菜園街を横断し南門へ向った。 |
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しかし、開いていない! 張り紙があり、疫病期間中はクローズ。西門へ回れとのこと。 |
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南門の前に緑のテントが、ザッと数えて30ほど建っていたが、PCR検査用だった。 中には、汚染区の張り紙も見えた。まさか二環路の中でお目にかかるとは思わなかった。 行き交う人はほぼ全員マスク姿。大道芸ならぬ健康活動の人さえも。それほど危険なのか? |
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9:09 大観園西門へ到着。健康カードを見せ、公園パスをリーダーに翳し入園。 ここに来るのも20年振りくらいか? |
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大観園は名門官僚・賈家の邸宅を復元した公園。 小説に即し中央に池を配し、周辺に館や湖上の亭や橋を再現。 |
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主人公・賈宝玉の寝室。怡紅院。 長廊に囲まれた立派な館。裏には築山。 |
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「ここはもう花が咲いているのか」と、何枚も写したが、良く見ると枝に造花が巻き付けてあった! |
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良く造ってある。 |
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内部も面白い。 |
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幟の向こうに「稲香村」。 |
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土産物売り場だった。 豪華な館。 |
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池の北岸に石牌。 そして、紅楼文化芸術博物館になっている省親別墅。 |
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当時の官僚はこんな豪華な生活だったのか? |
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沢山書いたなぁ。公園パスを買って毎日来ているに違いない。 大観園の入園料は40元。漸く高額の公園に来た。書道のオッチャン等は3日で元が取れるが、私はまだまだ先が長い。 いや、オッチャンらは敬老パスで無料なのかも。 パスで入れる公園だから来たが、40元払って入ろうとは思わないなぁ。 |
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10:20 大観園を後にし、徒歩で前門へ向った。 南菜園街を北進、広安東橋で右折。交差点に、燕角楼故址。往時の跡形は無い。 |
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10:55 牛街を通過。 買い物客で賑わっているのだろうと思いながら長椿街を横断すると、 |
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牛街清真超市の辺りが、やたら混んでいた。 皆さん巣篭り準備か。 |
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11:17 虎坊橋の京華印書局旧址に到着。 バスで前を通る度に、この面白い格好をした建物が気になっていた。いつかゆっくり見てみたいと思っていたが、中々チャンスが作れなかった。 |
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1920年創建。3階建て。敷地面積100u平方余り。鉄筋コンクリートの柱構造。南西部が鋭角の不規則な長方形で船の形をしており、通称「船楼」と呼ばれている。 屋根には雨戸があり、正面の中央に大きな時計がはめ込まれている。東西には四角窓があり、印刷現場の採光に使われていた。活字の設備があり、後にカラー印刷、石印を増設し、教科書の印刷を主としていた。 |
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今はモダンな店が入っている。 |
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珠市口まで行くと、「京劇発祥地」があった。 知らなかったなぁ。歩くと色々発見がある。 |
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隣には、清朝政治家・文学家、紀暁嵐の故居。 20世紀には、中共地下秘密連絡站だった。 |
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手の込んだ造り。 |
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有料で内部の見学可能。 |
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更に東隣は、山西料理の晋陽飯荘。 紀暁嵐故居はこの店が管理。以前は紀暁嵐故居を改造して接客に使っていたそうだ。 |
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晋陽飯荘の春節セット538元〜。老舗らしく、立派な値段! 外で待つほど人気。裕福だね〜。 |
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11:44 前門の南端に到着。 ガラガラで寂しい。 |
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鮮魚口も閑散。早く賑わいが戻ると良いが。 |
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鮮魚口街を東へ向った。 |
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この辺りには昔ながらの胡同が残る。 |
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12:05 復活した北京地下城を発見! 西興隆街と草廠五条の交差点にあった。以前の場所から100mほど南に移ったか? 見つけたのは良いが、2/9-26は春節休暇だった!残念。休みが終ったら直ぐ行こう。 |
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以前の場所は、入口が布団屋、前の道路はやっと車が擦れ違えるほどの道幅で見当たらなかったが、ここにはズラリと並んでいる。 しかし、軒並み休み。 |
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隣は貴州料理。玄関に貼ってあったポスターの酸湯粉に惹かれた。 |
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その隣は、一年前に掛けたのだろ「武漢加油!」提灯が目を惹く日本料理の「面遊」。 |
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良く見ると、ガラスに中日語でアピール。気になるなぁ。 玄関には「準備中」の札が掛けてある。しかし、春節休暇の貼り紙は無い。時刻は昼。ガラスに近付き中を覗き込むと厨房に人がいたので吃驚。 大衆点評で調べてると、4.82と良い評価。平均消費は72元。スープは魚介豚骨のようだ。ルートは決まった。 |
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崇文門外大街に出てバス停を探していると、大きなサイレンが鳴った。消防車が5台出動。大事の無いことを祈る。 食事をして帰ろうと思ったが、東四北大街の第一楼も東直門南小街の一碗面も春節休暇。結局自炊。この先暫く不自由しそうだ。 本日の歩行距離14.2km、23,791歩。上った階数7階。良い運動になった。 |
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今日は夕飯も自炊。理由は、賞味期限2日の白ビールを頂いたから。 有るんだねぇ〜、こう言うのが。確かに美味かった! |
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▼後日記−2度目は無い |
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’21.2.13(土)曇 7:45 アパートを出発。目的地は、西城区の月壇公園。 部屋から出てエレベータに向かうと、正面に春節飾りが見えた。どんな人が住んでいるのか? |
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アパートの外には「北京の青空を守ろう」と銘打って、五環路以内爆竹禁止のポスター。 今年はルールが緩和されたとの噂を聞いていたので、年が変わった2/12午前0時、爆音が鳴り響くことを期待していたが、皆さんルールを良く守り期待外れの静かな年越しだった。 今日の空は全面グレー。五環路の外が激しかったから? |
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霞みも掛かり、PM2.5が酷かった’10年代中頃を思い出した。 東直門北から阜成門北まで200路外に乗車。 |
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阜成門北からは徒歩。南礼士路を南へ向った。 東直門バスターミナル発の3路が追い抜いて行った。そうか、その手があったか。普段乗らない路線なのでノーマークだった。 |
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8:32 月壇公園へ到着。 北門のバックに巨大な鉄塔が建っている。どう言うことだろう? |
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夕月壇とも呼ばれる月壇は、月の神を祀る場所として1530年(明嘉靖9年)の創建。清代、次第に荒廃。 春節期間の無料開放に含まれていなためか、閑散としている。 いや、入園料1元では無料開放に加えても仕方ないか。 |
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先ず向った祈りの場所、夕月壇には北門の外から見た鉄塔が建っていた。 東側の棂星門は封鎖。他の門も同じく封鎖され、内部は一切見ることが出来ない。きっと跡形は全く残っていないだろう。 |
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公園内にPCR検査のテント群。やることが大胆。 |
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街の中に静かな公園があるのは良い事だが、、、 |
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史跡を期待して来たので落胆が大きい。 |
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天香庭。月華池を長廊で囲む庭。 これにしても大したことは無い。 |
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鐘楼。1530年創建。 明代の鐘は大鐘寺の北京古鐘博物館に保存されている。 8:58 アッと言う間に全て見終え、ガッカリ状態で帰路に着いた。 |
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折角なので、魯迅博物館経由で帰ることにした。 阜成門内大街を西へ向い、一つ目の路地で左折。正面が魯迅博物館。 |
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9:17 胡同に入るのに先ず健康カードを出して通行登録。そして体温測定。手続きが面倒。 |
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ほんの50m手前で通行登録したばかりだが、博物館の入口でも要求。 毎日750人の予約制。 |
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手続きが面倒なのでパス。 |
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博物館前の宮門口二条を、白塔を見ながら東へ向った。 |
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暫く胡同内を散策。 |
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地安門西大街へ出た所でバスに乗って帰ることも考えたが、時間はタップリあるので歩くことにした。 10:04 北海公園北門を通過。ここは無料開放され来園客が多い。通行登録と予約情報の呼び出しで人が滞留。 |
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地下道を通り、什刹海側へ移動。 什刹海の左岸、荷花市場の南門は相変わらずクローズ。今日はその理由が分かった。左岸を良く見ると、青いテント群。そう、ここもPCR検査場になっていたからだ。 1/31に見た右岸の行列の正体も分かった。あれもPCR検査だった。 この春節は、政府から帰省自粛が求められていた。当社では厳しく管理されており、それが世間一般の事だと思っていたが、どうも違っていた様だ。 |
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地安門内大街に架かる万寧橋の袂で立派なカメラのオッチャンが糖葫芦屋台の婆ちゃんを撮影していた。 婆ちゃんは嫌がりつつ嬉しそうだった。 |
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10:30 鼓楼東の餛飩候へ到着。 もしここが開いていなかったら慶豊包子舗を探そうと思って来たが、開いていて良かった。 何せこの店、開店が遅いし、去年の春節後の営業自粛中は従業員がいつも店内の窓際でダラダラしていたのを良く見たから心配だった。 |
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ここでも通行登録。ところが、印刷が不鮮明でQRコードが中々読み取れない。しかも、ドアに張ってあったので客が来ると読み取れなくなるお粗末さ。 ドアから剥がして張り替えたのは良いが、ドアの直ぐ横に張ったのでここで客が滞留。反対側のドアは締切なのでそっちにすれば良いものを。 昨日は休業、今日から営業開始と言った所か。 |
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随分歩いたので、鮮肉餛飩だけでは寂しく、蟹肉焼麦とビールをチョイス。合計42元。 久々に食べた。味は変わらず美味い。値段は少々Up。服務員の応対良くないが、ビール7元と良心的で好感が持てる。メニューに欲しいものの数を自分で書き込むスタイルも間違いが無くて良い。 後で気付いたが、南翔小龍包6個15元もメニューにあった。上海へ行っても中々食べられない。今度ここで食べてみよう。 |
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腹ごなしに歩いて帰宅。 休みになった山東鼓楼饅頭店の張り紙には、人気の「豆包」は一人10個まで、饅頭は30個までと書いてあった。40個も買い溜めして何日で消費するのだろう? |
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南鑼鼓巷にも活気が戻っていた。 この人ゴミに入る気にはならないなぁ。 |
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レストランが並ぶ簋街で店頭の看板にマスクを掛ける店があった。しかも、マスクには「哭」、“泣く”のプリント。 そうだよね、早く収束して欲しいものだ。 本日の歩行距離10.8km、18,263歩。上った階数8階。月壇公園は1955年に整備されたそうだが、相当酷い状態まで荒廃していたのだろう。 |
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▼後日記−意外と面白い |
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’21..2.14(日)雨 7:50 アパートを出発。目的地は石景山区の北京国際塑像公園。 天気予報が通り雨。余り期待していなが、17公園制覇のために選んだ。 東直門内から612路に乗車。1時間少々揺られ、 |
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9:15 鲁谷路東口で下車すると、目の前が北京国際塑像公園の南門だった。 早速予想外の展開。ここも無料開放されていた!しかも、予約制不要。但し、ガラ空き。 |
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東区から鑑賞。 面白い作品もあるが、立ち止まって見る人は無し。 もっぱら、地域住民の健康活動の場として利用されていた。 |
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“国際”と名が付くだけあり、外国人作家の作品もある。 |
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何故か遊園地まで。 西区に入り、「これは」と思ったら、やっぱり北京植物園の岩ブロックと同じ作家だった。 “空”で“TANAK”か。 読めないな〜。ネットで調べると、読みは“そら”、本名が田中。ハハハ。 音楽隊も火の鳥も面白い。 |
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林檎畑に。 抜群! ベンチになっている? |
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ガンダムも現れるかも。(現れず) 火力発電用タービンは本物。しかし、何故ここに? メッシュプレートで涼しげな鳥。 |
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またガラクタアート。 この指とまれ! 池からジャンプ! |
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クジラが最高! 細かなタイル貼りで綺麗。 表情が良い! |
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今年の干支。人気は無いが。 現代中国のマリリンモンローか。 BMXはリアリティーがあて素晴らしい。 |
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西区は見応えあり。 この石、正面や左から見ても何が何やら分からない。右45°から見るとご覧の通り。面白い。 |
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長いベンチ。これも作品?晴れの日は、ここにジジババが並んでいるのかも。 10:30 南門からバス停に向かった。下調べ無しに来て、東区を出るまでは余り感動も無く直ぐ一周して帰ることになると思っていたが、西区は見応えがあり良かった。 |
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往路、交道口南大街と地安門東大街の角に慶豊包子舗を見つけた。帰りに寄ろうと思っていたが、バスのTVで流れた干扁四季豆の作り方を見て冷蔵庫にインゲン豆が残っているのを思い出し、気が変わった。 ごま油で軽く炒め、豆板醤と合わせてスパゲティーに絡ませてみた所、ビールに良く合うモノが出来て良かった。 本日の歩行距離4.9km、8,054歩。上った階数1階。聞いていた10公園以外も無料開放しているとは驚いた。他の公園も確認してみよう。 |
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【おまけ】 夜は昔の仕事仲間10人で新年会。 新源里の表哥香港海鮮火鍋。昔話に花を咲かせながら、大きな鮑やロブスターなどなど。美味かった〜。 お値段は、483元/人。ワオ! |
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▼後日記−中日友好のシンボルとは知らなかった |
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’21.2.16(火)晴 8:15 本日の天気予報は最高0℃、最低-11℃。しっかり防寒対策してアパートを出発。目的地は、西城区の双秀公園。 外に出ると、あちこちで自転車やバイクが倒れるほどの猛烈な風。身体は寒くないが、耳が痛い。 東直門から123路に乗車。 |
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9:03 馬甸橋西で下車。 目の前の北三環路に架かる歩道橋を渡ると双秀公園。 25年前から良く目にして来たが、初めて来た。 |
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通行登録、体温測定、公園パスと、一連の動作を行い入園。 入園料は、0.2元。門が3ケ所。この料金設定の意味は何だろう? 正面に人造山水。 |
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案内によると、この公園は「中日両国の文化友好交流のシンボル」として1984年に建立されたとの由。 知らなかった。 公園パスを買っていなければ、ずっと知らなかっただろう。 |
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翠石園。日本風の園林。材料を日本から運んだとは恐れ入る。 これと言って目ぼしいものは無いが、散歩するには良い公園。 |
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南端にレトロな遊園地があった。 営業しているのか? |
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▼後日記−廟会が無く寂しい春節 |
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’21.2.17(水)晴 14:20 アパートを出発。目的地は、東城区の地壇公園。今日はフルコース徒歩。 雍和宮は休業中で人の姿は無いが、7日間の春節連休最終日のせいか全般に人が多かった。 |
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15:03 地壇公園へ到着。 何と、ここは通行登録なし。手間が掛からず良い。 ゲート前に注意書き。COVID-19の影響で廟会は行われないと。残念。 |
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別料金5元の方澤壇も人気。 |
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方澤壇と共通券の皇衹室も人が多い。 |
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前回紅葉が綺麗だった銀杏並木は丸坊主で殺風景になっていた。 |
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確かに屋台が全く無い。 |
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唯一あったのは、こっそり持ち込んだと思しき玩具屋。 |
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往時は皇帝の宿舎だった斋宮。 |
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鐘楼。古く見えたが、’00年に再建されたもの。騙される所だった。 |
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帰路は雍和宮西側の五道営胡同を散策。 |
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洒落た店が並び面白い。 |
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店内に水タバコのパイプが並ぶ。 |
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ピカチューやドラえもんのガラガラが店先に並ぶ玩具屋は賑わっていた。 |
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古道具屋の近くで、若者がレトロなカメラを構えていた。本当に撮影していたのだろうか? |
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安定門内大街で前から気になっている食堂や商店を一通り眺め、国子監街を東へ。 |
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国子監出口の集賢門前に糖葫芦の屋台。良く売れていた。 |
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孔子廟の大成門前では孔子像が待つ。 |
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ここも廟会は行われていないが、大勢の人で賑わっていた。 17:00 帰着。本日の歩行距離8.4km、14,126歩。上った階数0階。余りの寒さに計画していた百里山水画廊をパスし、午前中は残務整理で全く動かなかったが、何とか挽回。良かった。 今日も公園パスを使ったが、地壇公園の入園料は2元。中々元が取れない。 |
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▼後日記−大熊猫は大人気 |
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’21.2.18(木)晴 7:15 アパートを出発。9連休の最後は、西城区の陶然亭公園と北京動物園。 東直門内から106路に乗車。陶然橋北で下車し南門から入園。昨日の地壇公園に続き、ここも通行登録は厳しくなかった。理由は、厳しくすると年寄りのケアで大変だからではないか?何せ、園内は年寄りだらけだったから。 途中、天橋汽車站前を通過。山ほどいたバスは影も形も無く、門はロープで閉ざされていた。市内の良い場所なので再開発されるのだろう。十渡方面へ行くのに使い勝手が良かっただけに残念。 |
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8:19 陶然亭公園は、3つの湖の中心に島を設け橋で繋いだ風光明媚な公園だった。 |
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が、南門から入園すると、先ず目に入るのはコレ。 ソリ用だけかと思ったら、別にスキー用もあり。朝暘公園にもあるらしい。色々やるね〜。 |
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左回りに外周路を歩くと、目ぼしいものに出会うこと無く西門に着いた。 こんなことなら、一区手前の太平街でバスを降り、西門から入れば良かった。 |
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中心島へ向った。 江南の雰囲気。 |
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吹台の横を通り、華夏名亭園へ。 名亭園も今では老人達の健康活動の場と化していた。 |
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角の反り上がった屋根の亭が点在。 |
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無錫恵山泉を模した天下第二泉。 春近し。間も無く開花しそうな大きな蕾。 |
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時間が経つにつれて園内は人が増え、年寄りで溢れ返り歩き辛くなって来た。 9:13 西門から脱出。 太平街から102路に乗車し、北京動物園に向かった。 |
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10:04 終点の動物園バスターミナルで下車。 歴史を感じる昔のゲートは閉められ、隣の新ゲートから入園。 |
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早速大熊猫館を目指す。 ところが、ミスコースし周りを一周。銀狐に出会った。 別料金の5元を支払い入館。以前は1、2元だったと思うが。 |
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いたいた。 気持ち良さそうに横になって動かない。 |
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竹の子に集中。 近くに色々な遊具が備え付けられた奥運熊猫館が出来ていた。 |
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飼育員が目の前の遊具に竹の子を置いた。 すると、直ぐに見つけ取りに来た。 |
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バクバク食べる。 |
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動きがコロコロとして面白い。 |
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奥運熊猫館にはパンダ尽くしの売店もある。 |
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もう一つの目的は、金絲猴。今度はミスコースしない様に地図を確認。 旧南門奥の広場を囲む建物は趣がある。 |
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水禽湖の水鳥を横目に、西区へ向った。 迷わず金絲猴館へ到着。 |
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孫悟空のモデルと言われるゴールデンモンキー。しかし、色違いもいる。 パンダの様に近付いて来ない上に、動きが早く捉えられない。 |
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大砲を構える彼らなら良い画が取れることだろうが。 11:27 南門前に人だかり。早く来て良かったと思いきや、この影響は駐車場に入りきらないマイカーから渋滞が生まれ、乗りたい107路の行く手を阻み30分以上ロスタイム。 |
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終点の東直門で下車し、徒歩で焼肉の丸福へ向った。連中初日、国の休日開始前日だったので大丈夫と思って行ったら春節休暇になっていてガッカリした。今日は営業していることを確認して来た。しかし、ランチの有無は微妙。 ドアを開けて一歩店に入ったら、馴染みの服務員が「今日はランチは無い」と教えてくれた。あ〜残念。出直しだ。 東直門まで戻り、最近食べたくてウズウズしていた生煎を食べることにした。 いつ頃かメニューレイアウトを変え少々値上げしたと思っていたら、看板は以前のまま陳興記生煎だが経営が赫興記生煎と言う会社になっていた。 |
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聞いたことが無く心配したが、出て来た生煎12.8元は以前と同じスープたっぷりで美味しく満足した。 大きな肉団子の入った葱油伴面は値段変わらず21元。味も同じか?しかし、何があったのだろう? 本日の歩行距離14.0km、22,684歩。上った階数12階。大熊猫は大人気。以前は動物も客もほったらかしだったが、飼育員がサービス精神旺盛なことに驚いた。 雲南省へ行く筈だった9連休が終わってしまった。北京から出られず、尚且つ市内の公園が無料の予約制になり4日目辺りから先々の行動計画が決められず自転車操業が続いたが、中々楽しい休みが送れて良かった。 |
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▼後日記−都会の山だからと言って侮れない |
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’21.2.21(日)曇→晴 7:35 アパートを出発。目的地は、春節休みに無料開放されパスした海淀区の香山公園と頤和園。 聞くところによると、春節期間は門票以外の有料部分も無料開放されていたとか。つくづく運が悪い。 9:22 北京植物園と同じく西直門から563路に乗車し、今回は終点の香山公園東門で下車。 |
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横断歩道の先を右折し、突き当りまで路地を進む。 |
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突き当りは見覚えのある風景。 左折し、山へ向う。 |
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9:27 香山公園東門へ到着。 健康カードを開いて見せ、公園パスをカードリーダーに翳して入園。 |
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正面の勤政殿に立ち寄る。 ’02年復元では興味が湧かない。 目指す山頂、香炉峰まで2,800m。この時は余裕綽々だった。 |
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折角なので、致遠斋にも立ち寄る。 建築開始は清乾隆十三年(1748)。乾隆帝の国政を治める重要な場所だった。 |
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今回は、ルートを変え北から攻めることにした。 この梅も、、、作り物。しかし、開花も間近だろう。 眼鏡湖に滝が流れる洞窟。風流じゃのう。 |
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ロープウェイは営業していない。休業かと思ったら、10:00からだった。 碧雲寺を目指して来たが、北門の外だった! |
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北から登山を始めると、先ず現れたのが円形の壁で囲まれた見心斋。 池を設けた立派な庭園。 |
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次は琉璃万寿塔。 大きな岩の急な階段を上ると瑠璃色の素晴らしい塔に着いた。 |
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内部に石塔あり。 柱の位置がハッキリ分かる昭廟が眼下に見えた。 かつては、この壁で囲まれていたが、英仏戦争などで破壊された。 |
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壁を越えると急な階段が延々と続く。 10:08 スタート! 振り向いても頤和園すら見えない天候。悪魔の囁との戦いが始まった。 |
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ロープウェイの営業時間になっても一向に姿が見えず気になっていたら、止っていた。 感染対策で乗車待ち行列を避けているのだろう。 |
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11:27 漸く香炉峰へ到着。 海抜575m、都会の山だからと言って侮れない。 一気に上れる段数が段々減り、最後は5段でへたばった。 |
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大きな“福”の周りに、小さな“福”が沢山彫ってある。これはイイ。 一番手前は、清華大学、北京大学合格祈願。加油! |
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空は青くなった。風も吹いたが、地上の靄は消えず。 観景台で一息ついて下山開始。 屋台の屋根が無くなったのも感染対策? |
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東門に降りたが、折角なので北門へ向い、碧雲寺へ寄った。 良い感じの寺。元気なら10元払って入る所だが、足が、、、 石畳の参道を通りバス停へ向った。 |
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予想通り、電車の終点に出た。 12:55 バス停に到着。目の前の蘇氏牛肉面に吸い寄せられそうになったが踏み止まった。 13:20 頤和園到着。 |
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前回はチケット購入が面倒だったが、今回は公園パスが有るので楽になった。 蘇州街を歩くつもりで来たが、何とクローズ! |
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諧趣園をチラッと見学。 紫気東来城関を潜り、昆明湖へ向う。 |
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ここに2022北京冬季オリンピックのオフィシャルグッズストアー。 この所の気温上昇で昆明湖の氷はすっかり融けていた。 |
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そんな出で立ちで貴方、何者? 13:58 文昌門から332路の頤和園バス停へ向った。 |
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動物園で107路に乗り換え、鼓楼で下車。 烟袋斜街は大変な賑わいを横目に、ダメ元で、歩いて徳勝門南站のホルモン煮込み屋「コ胜门南卤煮小肠」へ向った。 |
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超嬉しい。春節休暇が終り、営業していた。昨夜、別の店で食べたが物足りなかった。やっぱりココの精品35元が最高。登山で大汗を掻いたこともあり、ビールが1本増えた。 本日の歩行距離14.2km、23,197歩。上った階数121階。最高気温24℃、春を飛び越し一気に初夏。登山はおろか、ホルモンを食べ終わるまでずっと半袖Tシャツだった。急な気温上昇もあり、やたら疲れた。 ホルモン屋が再開。龍香記桂林粉湖も昨夜まで出ていた「春節休暇」の張り紙が消えドアが開いていたのでOK。八百屋も再開し卵をゲットできた。やっと日常が戻って来て嬉しい。あとは、韓記牛肉拉面。来週調査に行こう。 |
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▼後日記−つまんねぇ〜。しかし、嬉しい |
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’21.2.27(土) 7:15 アパートを出発。目的地は延慶区(懐柔区かも?)の九眼楼長城。修復が終わり、郭家湾村止まりだったY14路が九眼楼長城まで延長されたことを知り一念発起。 昨日は旧正月を締め括る元宵節。綺麗な満月を眺めながら、アパートのフロントでイベントがあるのでないかと思いながら帰ると、やはり。湯圓を振る舞ってもらい、正月気分を味わった。 |
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天気予報は曇りのち晴れ。しかし、東直門バスターミナルから乗った916路快車が懐柔区の東方明珠高爾夫倶楽部を越えても靄は晴れない。先週に続き、休みになると天気が悪く残念。 南華園三区で下車し、四区まで徒歩で移動。 9:00 計画通り、延慶行のH51路に乗車。座席も確保でき良かった。 |
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10:04 二道関長城を通過。ここから先は山登り。 |
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山に登っても靄晴れず、視界が悪い。これでは九眼楼長城から絶景を眺めることは絶望的。 考えに考えた末、目的地を公園パスの17カ所に入っている北京世園公園に変更。 |
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10:47 四季花海を通過。殺伐としていた。観光客はゼロ。 11:40 延慶南菜園まで行く筈のバスが京張路口東止まりとなり調子が狂った。 2区先の川北小区南門まで歩き、Y44路かY46路を待ったが中々来ないので徒歩に変更。 300mほど歩いた所でY44路に追い越された。残念! |
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12:18 延慶区政府東隣の妫川広場を通過。 Expo 2019からモニュメントを衣替え。 |
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西北門から夏都公園へ。 |
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ここはロシアか? |
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妫水河の北岸を西へ。 真冬はスケートリンクになるが、さすがにもう終了していた。 |
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牧場の匂いがしたと思ったら、ガソリンスタンド前に止まっていたトラックの荷台に牛が3頭。嫁に行くのか? |
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12:37 下車予定だった世園五号門バス停へ到着。 しかし、見渡しても近くに門は無い。。。 |
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12:43 4号門へ到着。 開いていない。 |
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12:49 2号門へ到着。 開いていた! ほんの数人だが入園者の姿もあった。 |
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公園パスで入園。 |
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南北・東西各2km強と広大。 これは歩いていたら大変。 |
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真正面に国際館を見て、作り物の駱駝の間を直進。 国際館へ行ってみたが、開いていなかった。近くの館も全て開いていない。 |
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中国館なら、 |
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いやいや、やっぱり開いていない。 立派な建物なので興味あり。残念。 |
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永寧閣。こんなものまで作ってしまうとは。 足下まで上ったが、ここも開いていない。 |
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散歩やランニングには良いが、これで入場料20元はねぇ〜。 |
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とても公園の中とは思えない。 この巨大な公園を、これからどう活用して行くのだろう?少々興味あり。 |
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1号門も開いていない。 博覧会中は大型バスから莫大な人が押し寄せたのだろうが、見事に誰もいない。 |
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博覧会当時は素晴らしい所だったようだが、今は全く行く価値無し。 公園パスの17公園制覇のため、今日でなくても遠からず来ていただろう。今日は九眼楼長城のバックアップだったのでまだ良い。ここを目的地に来ていたら、ショックは大きい。 13:55 徒歩で司家営バス停へ向った。 |
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14:24 オリンピックの準備が進む司家営の迎賓島へ到着。 司家営から919路快車へ乗車。終点の徳勝門で下車。今週もコ胜门南卤煮小肠へ。精品と普通の比較のため大盛30元をオーダー。ホルモンの厚みが違う。やっぱり精品が良い。 本日の歩行距離13.1km、20,372歩。上った階数4階。公園パス完全制覇の目処が立ち嬉しい。 |
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2/23(火)、北京に帰って来た松岡さんと夕飯を食べに行った。場所は「汕頭八合里海記牛肉店(工体店)」。 広州駐在中にこの店にハマったらしい。確かに美味かった。 199元の優恵セット+単品少々。飲み物は対面のコンビニで仕入れて持ち込み。満足満足。 |
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▼後日記−ハズレ続き |
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’21.2.28(日) 雨 8:25 アパートを出発。韓記牛肉拉面、北京地下城、水立方、犟骨頭排骨飯と目的多数。 先ず東直門内から117路で韓記牛肉拉面へ。しかし、まだ春節休暇が明けておらず。残念!空きっ腹を満たすバックアップに欧記専業麻辣燙の涼面を選び行ってみたが、まだ仕込中でここもダメ。諦め腹ぺこで活動。 次は金台路口西から9路で北京地下城へ。春節休暇は2/26までと店頭の張り紙に書いてあったので、この日が待ち遠しかった。営業時間も調べて来たが、ドアが開いていない、、、張り紙を見ると、「3/5まで」に延長されていた!何ちゅうこっちゃ。 |
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西打磨廠街を通り、前門バス停へ向った。 以前はこの通りの絹織物工場脇に北京地下城の入口があった筈。 前門から82路に乗車し、水立方へ向った。 |
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11:15 北辰西橋北で下車。 目の前にアクアブルーの巨大な立方体が見えた。 東側には鳥の巣。 |
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西門から水立方、国家遊泳中心へ向う。 健康カードを見せ入場。安全検査場を通るが、検査なし。機械のランプは点いているのだが。面白い。 |
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真っ直ぐ水立方へ向ったが、開いていない。何も案内は無いが、門の正面の入口が開いていないと言うことは、見込みなしと思うべきだろう。 大きな所。天気が良ければ散歩するのだが、、、 |
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北に国家体育館。 |
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東は鳥の巣、国家体育場。 |
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玲瓏塔には2022北京冬季オリンピック開幕までのカウントダウン。 |
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水立方南の北頂娘娘廟。 この廟は明代の王立勅で建てられた。北京の歴史で有名な「五頂八廟」の頂の一つ。現在は北京民俗博物館の分館。明宣徳年間に建立され、境内には碧霞元君、天仙女母、子を送る女母、東岳大帝、玉皇大帝、関帝、薬王などの神様が祀られている。 |
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人が少なく、ゆっくり参観できそうだが、通行登録が面倒なので入館はパス。 北頂娘娘廟を最後に、82路で鼓楼へ向った。 |
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12:27 鼓楼東大街の犟骨頭排骨飯へ到着。 良かった〜、世間の春節連休期間が終わってから始まった春節休暇が終っていた。この店にも完全にハマってしまった。 本日の歩行距離12.0km、15,273歩。上った階数2階。水立方へ行ったが、今日は公園パスの出番なし。東入口の售票処に、「1/11から営業停止。開園日は別途連絡」と書いてあった。工事のためか、コロナ禍によるものか?理由は不明。17公園中、入場料が最も高い30元なだけにクリアしたいが、無理かも。 |
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▼後日記−天気は冴えないが、コンプリート! |
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’21.3.19(金) 曇 7:15 アパートを出発。目的地は17公園の最後にと決めていた海淀区の玉渊潭公園。折角有給休暇をとったので天気が悪くても決行。 東直門内から612路一本で行けるアクセスの良さ。下車は、馬神廟。 8:40 玉渊潭公園北門へ到着。昨年は、この門で、予約していない者は通さないと言われ残念な思いをした。 |
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今日は通行登録し無事に入園。 これで17公園コンプリート。 |
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目当ての桜は、未だ3分咲き程度。 この所、随分暖かかったので期待して来たが、早過ぎた。 |
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堤の桜は頑張って咲いていた。 |
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満開になると、中堤橋から見る中央電視台の足元は淡いピンクに染まる。 |
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今年はボートを見ない。金曜日の朝だから?COVID-19の影響? |
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予想とは裏腹に、人が多い。 それも年寄りばかり。これが平日の風景なのだろう。 こんなことなら、土日の早朝の方が空いていかも。 |
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馴染み深い染井吉野を筆頭に、色々な種類の桜が植えてある。 |
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どの樹もまだ幹が細い。 |
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この空では映えないなぁ〜。 |
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天気の良い日にもう一度来るか。フリーパスを持って。 |
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西門正面には「櫻」の彫刻。 |
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花弁の色がこれくらい濃いと見映えがする。 |
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昨日の早朝、本降りだった雨が上がりカラッと晴れると思ったのだが、、、天気の事ばかりが頭を過る。 |
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中堤橋をバックに風情のある一枚を撮りたかったのだが、、、 |
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越えていないから良いだろうと言わんばかりに、脛でロープを押して侵入。 |
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今にも開きそうな大きな蕾たち。 9:45 玉渊潭公園の散策は早々に切り上げ、同じ海淀区の北京石刻芸術博物館へ向った。 馬神廟から92路に乗車し、4区先の白石橋北で下車。 |
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北京動物園から頤和園へ向う観光船が通る南長河沿いの五塔寺路を東へ向った。 |
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10:16 北京石刻芸術博物館へ到着。 門の外からも五塔が見える。 |
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20元で入場券を買い参観。 明代永楽年間(1403-24年)に建てられた真覚寺跡の上に建てられている。 |
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階段の先は大雄宝殿。太い柱を支えた沢山の礎石と壁(?)が残る。 |
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五塔が建つ金剛玉座。 1,561体の座像が彫られている。 |
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内部には、四方に石仏が鎮座。 |
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1982年に設立されたそうだが、つい最近まで知らなかった。 ここは通称五塔寺と呼ばれ、明代永楽皇帝がインドの仏教徒から貢献を受けた五尊の金仏と金剛の玉座塔の図柄によって勅令で建てられた。 |
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北京市内のあちこちから集められた石刻。その数、何と2,600個。 |
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朝陽区で出土。 良く見ると、修復部分もあり。 |
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巨大な石碑が立ち並ぶ。 |
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橋の欄干などもある。 |
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山からゴッソリ切り出した? |
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大きな墓碑。 |
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外国人の墓碑。多少小振り。 |
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展示できず眠らせている石刻も多い。 |
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11:03 参観終了。面白かった。 門前の橋の向こうは北京動物園西門。 |
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公園パスを使って通り抜けることにした。 少々得した気分。 |
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金絲猴館にだけ立ち寄った。 暖かくなったせいか、結構動き回っていた。 動物園を出ると、107路で東直門へ向った。次の目的地は、焼肉の丸福。平日限定のランチが狙い。 |
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12:35 丸福へ到着。良かった、営業していた。春節前後はリズムが合わず苦労した。 出て来るのが遅かったが、今日の肉は特別美味しかった。塩キャベツを付けて51元。ご飯と味噌汁はお替り自由で腹いっぱいになった。 |
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丸福からは、再開発工事が終わりキレイになった亮馬河沿いを歩き腹ごなし。 本日の歩行距離15.0km、19,552歩。上った階数6階。アパートへ帰り、暫くしたら雨が降って来た。雨に濡れず良かった。 気持ち良くコンプリートさせたかったが、天気が冴えず少々残念。17公園は花の名所が多いのでどんどん行ってみよう。 |
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【おまけ】 3/15(月)、ここ10年で最悪と言われる黄砂に見舞われた。 朝、空が中々明るくならない。明るくなって来たと思ったら、黄色の世界。しかも、その色が段々濃くなって行く。 久々に経験する重度の黄砂。外に出ると、砂の臭い。車には砂が積もっていた。 太陽の光は弱々しい。700m先の中国尊は辛うじて影が見える程度。400m先のCCTVビルですら霞んでいる。 今年は最低気温が-21℃にもなったり、異常気象が頻発している。これから先、何が起きるのだろうか? |
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▼後日記−桜は咲いていたが、天気が、、、 |
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’21.3.28(日) 曇 物凄い風の音で目が覚めた。靄が飛んで青空になることを期待したが、見事に裏切られ黄砂に煙った朝になった。これでは山に登っても絶景は期待できない。目的地を桜の咲いた北京植物園に変更。 7:38 アパートを出発。東直門北から特200路に乗車し、西直門で563路に乗り換え。バスは順調。 |
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9:13 北京植物園へ到着。黄砂が白い壁を作っているかのよう。 遼梅山杏の鮮やかなピンクの花が迎えてくれた。 |
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時間のせいか?昨日の玉渊潭公園よりも圧倒的に年齢層が高い。=無茶な事をする輩が多い。 |
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梅、桃、杏、桜、色々な種類の花が咲く。 |
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梅園を越えると人が無くなった。沢山の飲み物を用意した出店は閑古鳥で可哀想。 今回は最北端の水源頭まで行った。しかし、干上がっておりガッカリ。 |
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岩で幹の形を変えながらも真っ直ぐ伸びた石上松。 杉の枝から小さな芽が吹いていた。 「保衛華北」石刻。ここにも戦争の悲しい歴史。 |
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この空では勿体ない。 |
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白い大きな花が見事。 白波が立つほどの強風で随分花が散っていた。 |
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天壇公園で見逃した杏の白い花を観賞。 |
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10:59 南門から外に出た。帰路のバス停は地鉄西郊線の向こう側。アクセスルートを心配したが、何の事は無い正面に横断できる通路があった。 |
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北京植物園から563路に乗車し、海淀公園で671路に乗り換え静安庄西で下車し、散髪に行った。いつもの散髪屋だが、切り手は初めての兄ちゃん。1cmと頼んだ。手際よく鋏が入った。一通りカットしたら、ドライヤーで毛を飛ばしながら乾かし始めた。もう終了?と心配していたら、電動バリカンのスイッチが入り、櫛を当ててカット再開。安心も束の間、予想外のカット量。もう取り返しがつかない。サンドバッグ状態。出来上がりは、ガッツリ刈り上げ。しかも、アパートに帰り良く見ると左右の長さが違う。出来る限り修正したが、暫く我慢の日々が続く。 昼食は龍香記桂林米粉の香俣絲煲仔飯大盛り。少々塩辛く感じたのは、汗を掻いていないからか? 本日の歩行距離11.4km、19,137歩。上った階数37階。来週からは青空になることを願う。 |
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▼後日記−胡同に謎の大行列! |
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’21.4.4(日) 晴 いつもと同じ6時に起床。折角の3連休中日、しかも晴天だが、『昨夜の飲み過ぎ、昨日の旅日記未完成、昨日の高速道路渋滞』で遠出する気にならず、旅日記の執筆に取り掛かった。 10:10 韓記牛肉拉面に向けて出発。道中、帰りのルートを検討。天気が良いので、景山に登り北海公園を梯子して帰ることに決めた。 12:25 紅橋路口西から乗った101路を景山公園前の神武門で下車。思った通り、故宮博物院の出口は観光客でごった返していた。 |
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景山公園にも流れて来ている。 万春亭に向かう階段は大混雑。 |
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万春亭は封鎖が続き、故宮が一望できる南側の通路に人が溢れ中々進めない。 北側の眺めは最高!我アパートも良く見えた。 |
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北海にはボートが戻っていた。また一歩日常に近付いた。 西門を出ると、正面の北海公園東門方向に大勢の群集。 |
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ところが、東門はガラガラ。ここは穴場の模様。 公園内は大賑わい。 |
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この晴天に北海公園とは冴えないが、仕方ない。 |
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ボート乗り場はどこも大行列。皆さん本気で遊びに来ている。 |
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大から小まで、オヤジ軍団が色々な凧を飛ばす。 什刹海もボート解禁。 いつもとルートを変え、綿の飛び始めた豆角胡同から帰路に着いた。 |
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万磚廠胡同に謎の大行列!興味津々で先頭へ向うと、昨夜友人と話題になった“炸醤面”だった。無論、この店のことではないが。 是非食べてみたいと思い、調べてみると営業時間は10:30-19:00。夜は難しいので朝が勝負。 しかし、休日の朝行くと、その過ごし方が悩ましいので迷う。 |
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南鑼鼓巷も8割方元に戻った。あの混雑には近付く気にならない。 本日の歩行距離10.6km、18,212歩。上った階数10階。結局、アパートまで歩いて帰ったので健康的な日になった。 最近、街角の看板がCOVID-19のワクチン予約や接種場所を示すものに変わって来た。全員接種を促す張り紙もあるが、市民の反応は未だ微妙。 |
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’21.4.5(月) 曇 3連休最終日。晴れたら九眼楼長城へ行こうと考えていたが、残念。バックアップに考えていた、炸醤面にトライ。 10:00 アパートを出発。1Fのショッピングモールを通り抜け外に出ると、ワクチン接種の受付が出来ていた。 |
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10:29 お店まで50m。既に行列が出来ているのが見えた。 |
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開店時間ピッタリの筈だが、店の中は満席。皆さん既に食べ始めている。 もっと早く来れば良かった。 |
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とは言え、行列はまだ20人ほど。昨日は軽く100人を超えていたので座して待つべし。 |
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店名は、所在地と提供する食べ物を組み合わせた“方磚廠69号 炸醤面”。 店内の席が空くと、この老板が案内してくれる。 |
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10:42 指示されたテーブルに着いた。回転は速い。 |
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それもその筈、メニューは5つ。うち食べ物は炸醤面のみ。 |
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テーブルに着くと、何も言わずとも炸醤面が出て来る。 要領を得ず、ビールを頼む機会を逃してしまったことが少々心残り。 |
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麺に小皿の野菜と味噌を載せ、テーブルに置かれた瓶から酢漬けの大蒜をトッピング。 これを大胆に掻き混ぜて食す。 う〜ん、美味い!噛み応えのあるモチモチ麺。味噌の味も良い。納得の20元。 |
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レトロで妙に落ち着く店内の壁には写真が並んでいる。 きっと大人気の手懸りがあると思いチェック。 |
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あった、あった。メニューの上の2枚の写真。 ‘20年、’21年と2年連続で北京ミシュラン推薦の店だった。 他にも、有名人が写っていたりするのだろう。 |
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店の前にもワクチンの案内所。 |
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沙井胡同にはワクチン接種場。 |
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その反対側に、これまたレトロな外観の老北京焼肉“炙熱童年”。 気になるなぁ〜。 |
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まだ混雑前だったので南鑼鼓巷を散歩。 ここでもワクチン接種の宣伝。 |
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おや?ここにも“方磚廠69号 炸醤面”。 |
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場所は南鑼鼓巷の北口。こんな所に支店があったとは、、、王府井百貨大楼にも有るようだ。手広く商売している。 恐らく味はどこも同じだろう。しかし、本店のあの雰囲気が一番に違いない。 |
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▼後日記−北京を離れる前に |
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’21.4.28(水) 晴、いよいよ北京を離れる時が来た。 8:34 前日行ったPCR検査の結果を受け取りに北三環路北の中日友好医院へ。検査には会社の車で来たが、水曜日はナンバー規制日のため東直門北小街南口から中日医院まで63路に乗車。 地下鉄工事で検査日は道路が混雑していたので早目に出発したら、トントン拍子に到着。 |
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’90年代は、何かあったらこの病院で診て貰おうと考えていたが、幸い病院の世話になる様なことは無かった。最近は殆ど行っていないが、北四環路恵新東橋西のイトーヨーカ堂へ行く際に「大きな病院」と思いながらバスの車窓から眺めていたが、いざ来てみるとその大きさに改めて驚いた。 恵新東街に面した正門前を南へ向い、一つ目の路地を左折。100mほど先に感染症病科の門。PCR検査の表示があったが、恐らくココは喉から検体採取。 |
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COVID-19が収束しない日本は、水際対策で鼻から採取した検体検査で陰性の結果を持っていなければ飛行機にも乗せてくれない。その結果を受け取りに、更に100mほど先の国際医療問診楼へ。 |
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門を通過するには、スマホで特別な登録が必要。 入力情報が多く面倒だったが、2度目の今日は前日入力した基本情報の再入力をパスできるコマンドを見つけ楽に通過。 一瞬だったが、鼻の奥に綿棒を突っ込まれて痛かった検査を受けた甲斐あり、無事に陰性の結果を受領。検査料160元、日本政府指定フォームへの結果記入300元。結果記入は、当日当番の医師のランクで数百元の差がある。結果を見て記入するだけなので、誰が書いても同じなのだが。大きなカルチャーギャップ。 |
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予想を遥かに超える早さで陰性結果が入手できたので、青葉が輝く市内を徒歩で帰宅。 最後の昼食は方磚廠69号炸醤面。一旦帰ってバスで行くか、歩いて直行するか思案。結論は後者。 9:53 修復工事の始まった雍和宮もこれが見納めと思うと寂しい。 |
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国子監街を東から西へ向う。 |
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北京孔廟。良い所だったな〜。 |
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安定門内大街の袋詰め生ビール。美味かった! ココは量り売り。青島鮮啤6.5元/斤。500mlが107円ほど。 この夜も世話になった。 |
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張記烤羊腿で夕食の予約。 掃除中の小姐に声を掛けると、「カウンターのノートに書いて」と言われて記帳。 |
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交道口から鼓楼東大街を西へ向った。 |
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10:26 方磚廠69号炸醤面へ到着。 水曜日の早朝。さすがに行列は出来ていない。シメシメ。 |
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開店の10:30前だが店内はお客さん多数。 窓際にズラリと瓶が並ぶ。 |
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全部ニンニクの酢漬け。これが美味いんだ! |
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小さな厨房で頑張る本店。 |
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これが食べ納め。 昔は良く食べていた炸醤面だが、いつしか遠ざかっていた。それがこの店を発見してマイブームに。 味は勿論、お替り麺無料の気前良さも気に入っていた。名残惜しい。 |
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方磚廠胡同から地安門外大街へ。 |
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10:58 万寧橋を渡り南進。 |
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11:16 東門から景山公園へ。 これが最後の公園パス使用。100元使ったかなぁ? |
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園内に屋台も復活。 |
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賑やかになった。 |
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承徳の藤棚は作り物だったが、本物の季節になった。 |
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観妙亭。観光客で賑わう。 |
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爺ちゃんに「加油!加油!」と励まされ、時々滑り落ちながらも登って行った。 |
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万春亭。まだ封鎖が続いていた。 |
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紫禁城の瑠璃瓦が眩しい。 |
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初めて来た30年前も良い天気だった。 この風景は時間が止まっている。 |
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人々の風貌は大きく変わった。 |
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どこを見ても感慨深い。 |
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今日もアパートが近くに見えた。 東直門バスターミナルのツインビルはいつ完成するだろうか? |
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西門から景山公園を後にし、北海東岸の恭倹胡同を通り、鼓楼を経由して鼓楼東大街に並ぶ小さな目背を覗きながら東へ向った。 |
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12:27 南鑼鼓巷北口を通過。ここも良く通った。 結局、このまま徒歩で帰宅。良く歩いた。 アパートでは、最後の荷物整理と挨拶状の準備。帰任は毎回寂しいものですが、今回は期間が長く環境変化も大きく、何よりもこれが大地との別れになるかも知れないと思うと感慨一入。 |
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17:45 張記烤羊腿に向けアパートを出発。 アパート下のショッピングモールを通り抜けると、ライブコマースをやっていた。商品は、京劇に出て来るお面。誰が買うのかと思うが、売れるのだろう。 飲み切れなかったビールと水がリュックに沢山入っており、重いので東直門内から交道口東まで135路で移動。 |
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18:13 張記烤羊腿へ到着。 既に烤が始まっていた。 |
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出来上がりまで40分ほど掛かるのでメンバーが集まる前にオーダー。 |
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18:34 涼菜とビールでスタート。 ほどなくして羊肉串が焼き上がって来た。これも美味い! |
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18:46 予想よりも早く焼き上がった。 やっぱりコレ!堪らない。 |
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最後の夜に相応しい。 ‘97/12の帰任では、朝4時まで三環路下の屋台で飲んでいて大変だった。彼らの様に、あの頃は自分も若かったなぁ。 本日の歩行距離19.0km、30,386歩。上った階数14階。良く頑張った。 |
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5:00 いつもより1時間早く起床。荷物をパッキング。思ったよりも残っている荷物が多く四苦八苦。 スーツケース、キャリーケース、ブリーフケースの3つで帰るつもりが、入りきらずリュックも使うことに。 アパートから見る景山公園は、いつもやけに遠い。 |
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6:57 豆を挽いてコーヒーを淹れ、ゆで卵を食べながら飲む朝のルーティーンを終え、締め括りの朝食を食べに出た。 |
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東直門のロータリーは既に鬩ぎ合いが始まっていた。 |
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二環路には通勤のマイカーが犇めく。 |
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東直門バスターミナルの美食城へ。 |
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目指す屋台が開いていて良かった。 |
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最後は煎餅! |
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昔は1元しなかったが、今では7元。この5年でも2元値上がり。凄まじいインフレ。 薄い生地に卵を広げて醤と辣椒を塗り、葱と香菜をサッと振り掛け、パリパリのせんべいを載せ生地を巻き、へらで真横に2つ割って折り曲げたら出来上がり。 昔ながらの味を堪能。 |
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長らく世話になったアパートともお別れ。 最後に、食用油等のまだ使えそうなものを会社の同僚に託して部屋を出た。 |
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8:15 アパートに見送りに来てくれた同僚達に見送られ出発。 皆さん、朝早くからありがとうございました! |
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8:44 北京首都空港T3へ到着。 トランクから荷物を降ろし、車を見送り。いつもはドライバーと帰り便を確認し合うが、今日はそれが無く寂しい。 カートへ荷物を積み込み。お土産を2つ貰い、更に荷物が増えていた。 |
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市内に観光客が増えているので空港も混雑しているかと思いきや、ガラガラだった。 |
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出発ゲートは、ラウンジに一番近いC04。有り難い。 10:00 準備した挨拶状をラウンジから発信。作業に時間が掛かり、ボーディング直前に作業完了。エラーメッセージが2通帰って来ていたが、確認できぬまま搭乗。 |
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タラップを進み、機体が見えた所で一瞬足が止った。 私のフライトは、CA1702。尾翼に鳳凰が描かれた白い機体の筈だが、目の前に現れたのは白と紫。胴体には「澳門航空」と書かれている。 航空業界、取り分け不要不急のギャンブルで成り立っている澳門の打撃は尋常ではないのだろう。 |
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ビジネスクラスとの仕切りボードに描かれた澳門の風景が懐かしい。 |
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感傷に浸っていると、見たようなシャツの兄ちゃんが同じ列の通路側に座った。まさかこんなことが起きるとは! 本当は別のシャツを着るつもりだった。しかし、洗濯洗剤の量を間違えシャツに洗剤が残り滲みになっていたので急遽変更した結果がコレ。 更に、杭州空港で長袖だったが同じ柄シャツのオヤジに遭遇。望京の絶味五花肉のマスターもコレを着ていたことを思い出し苦笑。 |
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10:51 離陸。いよいよ北京とはお別れ。長い間、お世話になりました。 ‘20年以降は自由に旅ができず、残念な思いをしたこともあった。近場は行き尽くした感があり、最近は新規開拓の旅がグッと減ってしまったことも少々心残り。しかし、数多くの旅日記と言う財産が築けたことは感無量。 |
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12:39 杭州へ到着。首都防衛のため直行便が無く、どこかで乗り継ぎが必要。“どこか”は曜日と航空会社により決まる。 元々は4/30(金)帰国予定だったが、CAで獲得したスターアライアンスの特典が使える便が無く、1日前出し。そして、条件に合うANAが成田-杭州を往復する曜日だったのでここに来た。 |
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預けた荷物を受け取り国際線に向い外に出ると、北京から同じ便に乗って来た小姐が出口で待ち構えていた小姐達に取り囲まれた。帽子を深くかぶり、キッチリマスクをしていたので顔は見えなかったが芸能人だったようだ。 それにしても、フライトが筒抜けとは恐ろしい。 |
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13:07 国際線に移動。チェックイン開始前だったこともあり、ガラガラ。 歩いて来た係員に聞くと、カウンターが開くのは13:30か45分とのこと。暫し、ベンチで待機。 13:30 カウンターオープン。少し前から大きな荷物を持った人が並び始めていた。それを飛び越しチェックイン。特典の使えるANAを選んで良かった。 しかし、北京では何とも無かったスーツケースの重量オーバーを指摘されカウンター前で店を広げて詰め替え。日本の航空会社だから融通が利かないのか? |
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出国前に中国税関出入国健康申告。少し前に大連から出国された方から詳しく聞いていたが、大連とは段取りが違い、スマホ申請がメイン。但し、ANAカウンターの指示が曖昧だったので少々困惑。汗を掻きながら作業を行い、無事に出国。 沢山並んでいる安全検査が2列に絞られ、それでも大して混み合っていない状態から察しはついたが、案の定ガラガラ。スタバもバーガーキングも休業。免税店は辛うじて開いていたが、他は軒並み休業。 |
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開業直後に行った北京大興空港を思い出す。 |
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広いVIPラウンジも客は10人程度。 |
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16:09 中々アナウンスが入らないので搭乗口をチェック。係員はカウンターに付いているが、ゲートは閉まったまま。 それにしても、乗客は少ない様子。 |
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16:46 防護服の地上係員達に見送られ出発。 |
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エコノミークラスも少ないが、ビジネスクラスはポツリポツリ。 |
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久し振りに飲む日本のビール。出国の安堵感と入国への緊張感を胸に、2本目へ。 20:45 成田空港へ到着。そこからが試練の連続だった。 唾液採取のPCR検査を最初にやるが、鼻腔検査の陰性証明があってもやる意味が分からない。 そして質問票。到着前に入力を終えQRコードを保存しておくルールと言う事をその場で知り、汗を掻きながら入力。しかし、メールアドレスなど、最初の文字が自動的大文字に変わってしまうなど思い通り進まずイライラが募る。 更に、応対が外国人アルバイトで何を言っているのか良く分からなかったり分かって貰えなかったり、延々と歩き次のステップへ行くとあの紙この紙、この手続きと、兎に角色々複雑で大きな荷物を抱え、クタクタになっているツーリストには厳しい仕打ち。 22:12 漸く開放された。しかし、別送品申告書を渡す窓口は22:00にクローズ。残念。手続きを進める中で、検疫官が教えてくれたホテルまでの無料バスは毎時15分発車。22:15は無理だろうと言われたが、3分有るのでT1北ウイング先端のバス停へ急ぎ向った。しかし、50m及ばず目の前で発車。 23:15 ガラガラのロビーで1時間待ち。次のバスに乗り、ホテルで荷物を降ろしたのは23:50。長い一日だった。 |
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’21.4.30(金) 晴 成田東武ホテルで迎えた朝。昨夜の雨は上がり、快晴。 空港からの無料バスが先に立ち寄ったJALホテルが見えた。 |
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ホテルで朝食を摂り、昨夜間に合わなかった別送品申告書の提出準備。 地図で調べ、近いと分かったT2ターミナルの窓口へ向った。 立派なホテルも稼働率は相当低い感じ。 |
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人の少なさは勿論、到着便ボードを見ても寂しい。 まじまじと見て、空港のボードはパタパタ動く昔のタイプが良いと思った。 |
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“TOKYO 2020”是非成功して欲しい。 2Fに吉野家が見えた。これは重要情報。 |
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同じフロアに“ラーメンWalker”。気になる。 |
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全国から厳選したラーメン約50種類をお土産販売。 しかも、この中から日替わりで9種類を選び、ミニラーメン2種類+トッピング1,100円、3種類にすると1,320円で食べられる。 心が動く。 |
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おっ、劉軍さんが留学時代にアルバイトしていたと言う井出商店もあった。 |
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T2には色々なアニメのキャラクターグッズを販売する店もあり。 |
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ポケモンも。 |
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任天堂はあちこちで大々的に宣伝していた。 |
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SECOMはロボットが警備。 世の中動いている。 |
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ホテルへ戻る途中、LCCのT3ターミナルへ寄り道。 さすがLCC用。天井の配管類剥き出しで倉庫的。 奥には、うどん、ラーメン、ちゃんぽん、牛タン、中華、色々なお店あり。ローソンも有るので、飲料調達にも苦労しない。 |
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昼になった。ルームサービスやホテルのレストランでも食べられるが、庶民に手の届く値段ではない。 しかも、T2やT3で色々見てしまったのでホテルでは食べられない。 |
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昼は吉野家へ直行。 最初に見に入った中央のポスターの“牛焼肉定食”を迷わずオーダー。 ご飯は大盛り+並のお替り。 4/27(火)の昼、丸福で最後に奮発して80元の大盛焼肉定食を食べたが、吉野家の圧勝。 |
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空港ターミナルの展望デッキが良いと教えて貰ったので徒歩で行ってみた。 向った先はT1の5F。適当に歩いて行ったので大回りしたが辿り着いた。 |
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良かった、開いていた。 |
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懐かしい感じ。小学生の頃、自転車で良く行った名古屋空港を思い出す。 |
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謳い文句通り、4,000mの滑走路が見渡せたが、離発着が少なく活気が無かった。 |
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普通のGWならここも賑わうのだろうが、、、 |
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一旦ホテルへ戻り、2時間ほどオンライン会議を実施。 夕食時になったので、満を持してT3のレストラン街で皿うどんWを食べるつもりで出掛けたが、折角なので先にT2の南展望デッキへ行ってみた。 |
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T1と比べると、飛行機は近いが離発着の迫力ある姿が見えないのが残念。 |
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大きな出発ロビーは閑古鳥が鳴いていた。 T3へ行くと、こちらは更にガラガラ。ローソンでビールを買いこみ、リンガーハットへ行くとレジに「本日の営業は終了しました」の札がぶら下がり、片付けが始まっていた。ヤラレタ。動線の順番を間違えた。 ならばラーメンWalkerにしようと、T2へ戻るとこちらも既に営業終了。結局昼と同じ吉野家。今度は、右ポスターの肉だく牛黒カレー。一番奥のカウンターで、コッソリ持ち込んだビールと共に味わった。 |
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10:27 TVで緊急地震速報が流れた。東北地方へ注意が呼び掛けられた。 1分ほど後、ホテルが揺れた。ギシギシ音を立てながら暫く横揺れが続いた。開けたカーテンの塊が大きく揺れていた。 久し振りだったせいか、揺れが収まっても、まだ揺れている感じが続き気持ち悪かった。 11:00 会社のバスで本格的な待機場所へ移動。そして、待機生活が始まった。 |